株式会社アウトソーシング

設立から12年で社員数5,500名以上、売り上げ24億円にまで成長してきた株式会社アウトソーシング。7年目にはジャスダックに上場、現在も成長を続けている。同社はその名の
とおり製造業に特化した「アウトソーシング事業」で成長してきた。主に製造工場でのライン作業から事業を始め、現在では家電、自動車、半導体等あらゆる分野のメーカーの設計、開発、分析等のコア業務を請け負う。深い知識、高スキルを必要とする分野まで幅広く対応出来ることが同社の強みだ。

業界では数少ないJASDAQ上場企業である同社は、知名度も実力も業界ではトップクラスだ。取引先は300社を超え、機械、電気・電子、半導体、情報、食品・医療系での設計・開発プロジェクトや試作、実験業務、保守評価、システム開発、品質保全などで大きな実績をあげている。

100年に一度といわれる世界的な経済危機にも関わらず、同社のメイン事業が、メーカーにおけるコア業務の請負化であることから、部分的な派遣のみをしている会社と比べると依頼が引きあげになるケースも少なく、ダメージも小さくすんでいるという。

もちろん、需要は一時的にはおちてはいるが、同社では今後の景気回復期での飛躍に備え、いち早く市場のニーズに応えられる体制作りに注力している。

具体的には、同社では先を見越してM&Aを活発化させ、グループでの戦略を強化している。中核企業である株式会社アウトソーシングは安定的な収益を確保し、技術力を持った戦略子会社への投資を加速させる。投資を受けた戦略子会社は、業種を特化して培った高い専門性を武器に高収益ビジネスを展開。これらの子会社を複数業種に展開することでリスクを低減させる。

すでに自動車分野に特化した技術力のある株式会社アネブルを2005年に立ち上げ、今後は、医療分野や、半導体開発分野にも進出する準備をしている。

また、同業では数少ない上場企業である強みを生かし、エンジニアの将来を長期的に見据え、コンプライアンスを徹底したクリーンな経営方針により「聞いていた待遇と、実際の待遇が違うというようなケースをなくし、正社員としての給与・昇給・待遇・福利厚生などエンジニアが納得いくまで話し合いを行なっている。

同社では、営業社員が事業所に月に1、2回顔を出し、技術者へのフォローを行うことで深いリレーションを築く。こういったコミュニケーションの中で、技術者の希望をヒアリングし、その希望に沿った案件の提案を心がけているのだ。

加えて、全体的に派遣の案件がメインではなく、請負案件が多いことから、エンジニアにとっては高付加価値な仕事に携わることができることが多く、個々の社員の成長へと繋がっている。今後も請負の案件を拡大していく方針だ。

「今回求める方には、これからのグループ全体の成長に大きく貢献して頂きたいと考えています。グループ戦略は始まったばかりですし、M&A等で戦略子会社が多数立ち上がります。そういった会社に配属になる方には、『自分の力で会社を大きくしたい』という意気込みをもってもらいたいと考えています」と採用担当の辻氏は話をしてくれた。

また、同社のエンジニアには、技術 にこだわるスペシャリストはもちろん、顧客サービスを心から意識できる人材が求められている。製品は常に進化し、クライアントの要望も千差万別という状況に対応するためには、技術力だけでは不十分だ。

要望に応えようという気持ちを持ち、それを形にすることが求められてくる。一つのプロジェクトの期間は平均3年。クライアント先でのコミュニケーションはもちろん、製品に対する思いも深めることが出来る環境にある。こういった環境を生かし自ら成長していくことが望まれる。

世界的な経済危機にあっても次の一手をうち、事業の拡大を見込む同社。成長を望むエンジニアにとって、力を存分に発揮できる環境がここにはある。