DTC Japan株式会社

DTC Japan株式会社は、2008年に設立されたばかりのエンターテインメント事業を行なう会社だ。
同社はゲーム、IT業界の企業に対するコンサルティング事業を中心に展開しており、ハードウェア・ソフトウェアに特化せず幅広い分野に進出している。現在、新たにリリースするサイトが多く控えており、営業チャネルの拡大とチーム体制の強化が急務となっている。

現時点（2009年9月）で社員は6名。少数だが、いずれも業界において実績を積んできた精鋭だ。代表の沈（しむ）氏は、オンラインゲームとゲームポータルサイトを運営する総合エンターテインメント企業でマーケティング部長を担当してきた人物。どのようにコアユーザをひきつけ、どのように売るのかといったことを熟知している。このため、ゲームを作って運営するだけでなく、しっかりとした戦略と実行のノウハウを持ち、それらに基づいて展開をしているのが、同社の特徴であり、強みである。

同社ではこれまで、ゲーム会社を市場に売り込むためのコンサルティング事業を中心として展開してきた。その一方で、自社運営のゲームポータルサイトや、ゲームとSNSをかけあわせた新しいコンセプトのサービスも提供している。

たとえば、MMORPGに特化した情報専門ポータルサイト「Sgame」。ユーザがもっとも知りたいと思うMMORPGに関する最新情報を、鋭い視点で集め提供する。グラビアアイドルの起用やプレゼントキャンペーンなど、オリジナルのプロモーションも多く織り交ぜている。さらに、簡単にゲームのレビューを投稿できるなど、ユーザ参加型のメディアとしても機能しており、話題づくりに一役買っている。

また、このポータルサイトを利用して、オンラインゲーム先進国の韓国で活躍するゲーム東亜社と提携し、コラボレーションを行なうなどといった試みも行なっている。

今後、自社のサービスをより充実させていくことで、ゲーム会社に対してアイデアをパッケージ化して提案するといったビジネスモデルも考えている同社。ゲームの市場、それもユーザの関心、サプライヤーの事情、海外の動向などすべてを知り尽くした同社だからこそ、できるビジネスを模索していく。

同社は、生まれたばかりの会社だ。今後の戦略はあれど、それを推進していくのは、これから入社する人たちになる。「意欲さえあれば、業界経験は問わない」という同社。それも、新しいメンバーが新しい風を吹き込み、既成概念にとらわれずに戦略を考え、顧客への提案ができるというメリットに期待しているからだ。

新しい会社だから、業務範囲は広いし、仕事が楽とは言えないだろう。しかし、それは同時に、自分のやりたことをできるチャンスに溢れているということでもあり、それだけ面白さや達成感を味わうことができる環境だともいえる。

1からものを作っていくことが好きな人、ゲームが大好きな人、柔軟なビジネスセンスや提案力に自信のある人に、是非応募してほしい企業だ。