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株式会社すばる光電子

  • 製造・メーカー系

天体望遠鏡で培った高度な技術が強み!第2創業期を迎え、コアメンバーを募集中!

上場

企業について

株式会社すばる光電子の創業は1986年。東京工業大学大学院を卒業後、富士重工に入社しエンジニアとして約10年勤務した経験を持つ草野益和氏の個人会社としてのスタートだった。 創業当時の事業は、天体望遠鏡の輸入・販売業務。小学生の頃から天体観測に親しみ、望遠鏡の改造や製作を趣味としていた同氏。商売を始めるにあたり、頭に浮かんだのはやはり天体望遠鏡だったわけだ。




会社としての転機が訪れたのは、創業から約10年が経過した頃。半導体関係の仕事をしている顧客から、「シリコンウェハーの検査装置に望遠鏡のレンズを使用したい」と相談を受けたことがきっかけだった。これを機に、半導体製造装置に関連する光学機器(主に検査に使用するレンズ)の製造・販売へと事業を拡大、関連する装置や部品へとその事業を広げていくこととなった。




2009年現在の同社の主要事業はレーザー装置の設計・製造・販売事業。半導体の検査に関わるレンズの供給を主事業として展開していた同社だったが、次なる事業として、「検査」ではなく「加工してものを作り出す」という作業に光学機器を使用できないかと考えた結果たどり着いたのが、レーザー装置だった。
「天体望遠鏡を構成する“光学”“工学”“電子”“機械”という四つの技術を生かすことができて、しかもモノを作るという作業に役立てられるもの。これをテーマに会社を運営していく判断をしたのが2000年頃のことでした」と草野氏は当時を語る。レーザー装置の中でも「溶接」と「はんだ付け」に関する装置が同社の主力製品となっている。




同社の強みは「天体望遠鏡で培った高度な技術を生かした微細な加工を行うレーザー装置を生み出せる」こと。
「天体望遠鏡ははるか彼方から来る光を1点に集めなければ観測ができません。レーザー加工の場合も発振機から出たレーザーを、非常に小さな1つの場所に集中して当てられることが大切。非常に困難な作業ですが、ここに、天体観測に関する光学装置の考え方や技術を生かすことができるのです」(草野氏)




電子技術(コンピュータ)に関しても同様。天体望遠鏡で星から星へと方向を動かす際には、マイクロコンピュータによる制御が行われている。この技術が、レーザーを当てる際の機器の制御に応用されているのだ。また、精度の高いレーザー発振を支える機械(ハード)についても同様のことが言える。天体望遠鏡は非常に高い倍率で観測を行うため、1ミリの誤差で別の星が映ってしまう。ハード部分がしっかりしていなければならず、この点もレーザー加工機に通じる問題だ。
ありとあらゆる領域で、天体望遠鏡に関する技術や知識が応用されているといえるだろう。




このような同社の技術力は高く評価されており、取引先企業にも日本を代表する東証一部上場の大手企業が並んでいる。普段目にすることの多いデジタル家電や携帯電話、コンピュータ製品などにも同社の技術が生かされているというのだから驚きだ。

「創業からは20年以上が経過していますが、現在展開している事業が本格的にスタートしたのは2004年頃。ようやく基礎固めができたという段階です。今後はこれまでの技術をもとにさらなる飛躍を目指す予定ですので、その意味で現在を第2創業期と位置づけています」(草野氏)




今後の予定については、大きく三つの目標を掲げている同社。
まず、第1が上場。5年後の上場を目指しているという。現在は資金調達のため、先行して年内に株式のみを公開する予定。調達した資金を研究開発に投資することが目的だ。




第2の目標が、レーザー技術の高度化。「現在の自社製品は100ミクロン程度が対象。今後は10ミクロン、1ミクロンを対象にした加工が可能な装置を開発していきたいと思っています。そして、将来的にはマイクロマシンの組み立て装置を開発し、それを中核事業としていきたいと考えています」(草野氏)。体内に直接送り込んで手術を行う装置など、医療の現場での使用を想定しており、そちらの分野への展開も準備中だという。現在、イスラエルにある微細加工技術に強みを持つ企業と代理店契約の交渉中だという同社。切断や穴あけに高度な技術を持つ同企業の代理店として、医療業界へのパイプを構築していくほか、クライアントのニーズ調査や、自社製品の営業にもつなげていく予定だ。




第3の目標は、ソフトウェアの販売。現在は、レーザー装置設計の際に一緒に開発を行っている制御ソフトだが、今後はソフトウェア部分のみをビジネスとして切り離し、ロボット制御ソフトウェアとして販売していく予定だという。ベトナム出身の社員が在籍していることもあり、ベトナムに開発部隊を立ち上げて、高品質な製品を安価で提供できるようにしたいと考えている。




第2創業期を迎え、積極的に新しい展開へ向けて、新しい手を着々と打っている同社。そのアグレッシブな経営からはしばらく目が離せそうにない。

2009年現在、在籍する社員は6名という同社。広々とした社内は落ち着いた雰囲気で、だれもが仕事に熱中しているといった印象だ。しかし、取材中に写真撮影のお願いをすると笑顔で対応してくれるなど、アットホームな雰囲気もある。月に2~3回は飲みに行ったり、ダーツやボーリングなどのイベントを行っているという話からも、社員同士の関係性がうかがえる。




まだまだ、組織はコンパクトだが、だからこそ今入社する社員には、会社のコアメンバーとして今後を担う役割が期待されている。また、社員の自主性を重視する同社では、会社主導で勉強会などが行われているわけではないため、日々自分を向上させていくための努力も必要となるだろう。ただし、積極的に自分から動いていける人材に対するサポートには力を入れており、「外部の講習会への参加や資料の購入などに制限はありません。必要性をきちんとアピールしてさえくれれば、資源は提供しますし、予算も惜しまないです」(草野氏)




最後に、同社で働く面白さについて草野氏はこう語ってくれた。
「興味があればどんどん追求していくことが可能な環境ですので、技術的には非常に面白いと思います。大企業であれば一部分にしか携わることができませんが、当社であれば、極端な話、自分でお客様と交渉して、自分で作って、自分で納品まで行うことができる。要求されるものも大きいですが、幅の広い仕事ができると思います。また、これからの会社であるという点も面白さにつながると思います。将来、大化けする可能性がある(笑)。そういった楽しみのある会社だと思います」




「最先端の技術に関わりたい」「新しいチャレンジをどんどんしていきたい」「一緒になって会社を大きくしていきたい」という志の高い人にぜひおすすめしたい会社だ。

企業情報

会社名

株式会社すばる光電子

業界

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

企業の特徴
上場
資本金

1980万円

売上(3年分)

200931.0億円

200831.4億円

200731.3億円

設立年月

1991年04月

代表者氏名

代表取締役 草野 益和

事業内容

1)レーザ関連
 レーザシステムの設計製造、販売

2)電子産業向け装置
 半導体製造装置に関連する光学機器の製造、販売

3)天体観測機器
 天体観測機器の設計製造、輸入、販売

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

草野益和(代表取締役) (注;2009年9月現在グリーンシートで株式公開中) 今後増資、株主の増加などの可能性あります。

主要取引先

産業技術総合研究所、科学技術庁航空宇宙技術研究所、東北大学工学部、文部省宇宙科学研究所 東芝、京セラ、本田技術研究所、日本電気硝子、富士フイルム、アルプス電気、東京エレクトロンAT、東京電力中央研究所、石川島播磨NCエンジニアリング、、ラッキーゴールドスター電子(韓国)、ローツェ

従業員数

6人

平均年齢

37歳

本社住所

神奈川県 相模原市西橋本 1-27-12 日本医薬会館ビル3F

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