経験者も未経験者もITエンジニアとして安定した将来像を描けます
「エンジニア派遣」。そのあり方を見直し、社員の働きやすさを追求した派遣会社が株式会社日翔テクノだ。
2007年に設立された同社は、ネットワークエンジニア、ソリューションエンジニア、営業支援SEなどインフラ系のエンジニアが多数在籍する。また、金融系・Web系のプログラマーやシステムエンジニアも多数在籍するITエンジニアの宝庫だ。
同社を設立した代表取締役CEOの河原崎氏には、設立において切実な思いがあったようだ。河原﨑氏は大手物流会社のSEや大手派遣会社の営業を経験してきた人物。その経験において同氏は、IT業界はエンジニアに対してどうあるべきかを痛感したという。
「会社の損得だけでエンジニアを使ってはいけない。社員の将来に大きな責任を負っている、ということに気づかされたのです」(河原﨑氏)
同社は、ITサービスを確立した後、自社にて製造業請負や訪問看護ステーションを新規事業として立ち上げている。今後はITを核とした警備業の構想も抱いているという。その目的は、一人でも多くの人が人生の最後まで安定して働ける場を提供するため。それぞれの人材がそれぞれの能力を発揮するフィールドを提供することに同社は意欲的だ。
キャリアプランを明確にします
客先常駐という就業スタイルではあるが、正社員雇用である点が同社の特徴の一つ。これにより、社員が抱える“将来に対する不安”を払拭する。企業の利益優先ではなく、社員の気持ちを重視する姿勢が伝わってくる。
資格取得のサポートや研修制度も充実している。資格取得については、年間3万円までの受験費用を全額負担。3万円以上の場合でも、合格すれば全額会社負担となるという。また、合格者には別途、資格取得奨励金も用意。たとえば、CCNA(Cisco Certified Network Associate)は3万円、上級システムアドミニストレータや情報セキュリティアドミニストレータは10万円、テクニカルエンジニアは20万円とその額の大きさも魅力だ。
研修においても様々なサポートを提供。教材レンタルほか、社内研修用教材・機材を利用しての自習形式の授業では、専任スタッフが常駐しているので、いつでも質問することが可能だ。また、現役エンジニアや外部講師を招いたセミナーも実施しており、業界動向や最新技術もキャッチアップできる。極めつけが、メーリングリストと交流会。資格取得者や取得を目指す社員が気軽に情報交換・共有できることに加え、社員同士のコミュニケーションのツール・場として活用されている。社員たちは自然と仲良くなり、組織としての団結にもつながる画期的な取り組みだといえよう。
“心”までサポートします
同社のサポートにおいて、特筆すべきなのが、メンタルヘルスケアだ。
ITエンジニアの10人に1人が心の悩みを抱えていると言われる時代。同社では、派遣という雇用形態も活用しながら無理なく現場に復帰するためのフォロー体制を構築している。具体的には、個別の「再チャレンジ・プログラム」の作成、専門医との治療における情報の共有、そして、派遣先企業との勤務条件などの交渉・相談を行っている。
社員は現在64名。小規模ではあるが、それだけに細やかなサポートが行き届いており、社員たちは悩みを随時解決しながら業務を遂行できる環境だ。「実際に入社してみて、口先だけではない会社の姿勢にとても共感しています」と社員が語るように、同社は社員に対して誠実な姿勢を貫く。
「人」を大事にすることを提唱する会社が数多くあるなかで、同社が真のサポートを実行してくれることは間違いないだろう。現状で不安を抱きながら働いている人、将来に向けたキャリアプランを組み立て、着実にステップアップを図りたいという人に、ぜひ応募してもらいたい。