吉真建設株式会社

木材の肌に触れる優しい感触、そしてほんのりと漂う木の香り。吉真建設株式会社の建てる家からは自然の「暖かみ」が伝わってくる。

同社は1968年創業。さいたま市に根差し、戸建の注文住宅を地元のお客様を中心に提供してきた。

お客様の要望に対し、安全性・機能性・意匠性といった全ての面で満足してもらうことが同社のミッション。お客様のニーズの汲み取りを重視し、綿密な打ち合わせを繰り返す。お客様と"一緒"に進めていくことが同社の家造りの基本姿勢である。また、アフターメンテナンスの充実ぶりも地域密着型の同社ならでは。常にお客様と顔を合わせるような近い立場にいる同社だからこそ、お客様にとって相談しやすい頼られる存在になり得るのだ。

お客様の中には、親子2代で同社に建築を依頼するケースも少なくないという。こうした事からも同社に対するお客様からの信頼度の高さが感じられる。

同社の建てる戸建住宅には3つの“こだわり”がある。

1つ目は「長く住める家」であるということ。在来工法を採用していることから、間取り変更が自由。子供部屋を増やす、共有スペースを広げるといった家族の成長やニーズの変化に合わせた家造りが可能となる。その他、出入口をドアではなく、全て引き戸にすることでバリアフリーにも対応。老後を目前に改めてリフォームする必要も無いのである。

2つ目は「自然と人に優しい家」であること。同社の家は厳選した自然素材を用い、化学薬品は極力使用しないシックハウスフリー。土台と柱は檜、梁・構造材は杉、壁部分には珪藻土（けいそうど）、天井やふすまには越前和紙を使用するといったこだわり様だ。

3つ目は「自然の機能を生かした家」であること。例えば、全て木材を使用することによる湿度の調整機能、漆喰はカビやダニの発生を防ぐ吸放湿性能に優れている。また、断熱材として使用している「セルローズファイバー」は粉砕した新聞紙やダンボールなどの古紙にホウ酸を混ぜて作った天然木質繊維。この自然の断熱材は冬場でも半そで・短パンといった薄着で過ごすことができるほどの驚くべき機能を発揮する上、防露性、吸音性、防カビ性、防燃性、耐水性と、様々な面で優れているという。このようなこだわりによって、自然の風合いを感じるだけでなく、自然の持つ力を存分に活用した快適な空間が完成するのである。

これらの特徴に加えて、同社は40年にもおよぶ長年の経験によって積み上げてきた建築ノウハウも充実している。狭小地や変形敷地など土地ごとに異なる建条件にも対応し、一般住宅の他、公共施設などの大型プロジェクトにも携わり、その技術力を如何なく発揮してきた。

※在来工法：日本で最も伝統的な建築工法。土台・柱・梁・筋交いなどで構成されるため壁の配置に制約が少なく、工法の中で最も自由なレイアウトが可能となる。増改築も比較的容易。

同社の社風は、同社の作る家に似て穏やかでアットホーム。そして、仕事に対する姿勢は極めて実直。社員は各自の業務に、そしてお客様に真摯に向き合う。それぞれのお客様に対し、1人の社員が始めから終わりまで一貫して業務に携わることでそうした姿勢が養われている。また、このお客様との関係性は社員自身のやりがいにも直結する。お客様の「ありがとう」という感謝の気持ちが社員のモチベーションを高め、さらに良いサービスの提供へと導いてくれるのだ。

そんな同社が求める人材は、“こだわり”に共感してくれる人。この“こだわり”とは工法や素材への“こだわり”、そして、お客様との密な関係構築への“こだわり”だ。今まで同じ業界で働いてきて、目的意識を見出せなかった人にはぜひ同社の“こだわり”をのぞいてみてほしい。そこに確かな哲学を感じることができるはずだ。