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リ・カレント株式会社

  • コンサルティング・リサーチ
  • サービス系

リーダーシップ×フォロワーシップ=チームワーク ~「協働」と「共育」の組織文化を創造する~

自社サービス製品あり

企業について

***失敗からの起業***

私はリ・カレントの創業が2度目の起業となります。
前会社は創業して7年を過ぎて成長軌道に乗りました。
しかし、私は2008年10月末に退職をしたのです。
その会社の代表取締役でありながら・・・。

本来、社長のリーダーシップと他役員のフォロワーシップが「相乗効果」を発揮できれば、役員会や組織にチームワークが生まれます。

しかし、私自身がボス型のトップダウンスタイルで他役員の問題点を指摘して変えようとしたため、反発と衝突が生じて役員会というチームが分裂してしまったのです。

私は責任を取って辞職しました。
他2名の役員からの要求を飲んだ実質的解任です。
その結果、多くの社員が流出して会社規模は半分以下になりました。
(当時の社員には本当に申し訳ないことをしたと心から反省しています)
ネガティブ状態から抜け出られた理由

今でこそ冷静に振り返りができるのですが、失脚した当時の私は、人生の全てを失ったような悲観主義者になっていました。

「自分はなんて弱い人間なんだろう」という自己否定の思いで日々落ち込んでいました。眠れぬ日々が続いて睡眠薬にも頼りました。

なんとか這い上がろうとしましたが、人生の落伍者になるネガティブなイメージしか持てなかったのです。その当時の私には笑顔でいた記憶がありません。

そんな状況の中で、私は多くの人から助けていただいたのです。

「あなたならきっとできるから大丈夫」と励ましてくれた家族がいました。
「一緒に働きたいのです」とついてきてくれた社員がいました。
「新会社でも、お付き合いしますよ」協働してくれた研修講師やビジネスパートナーがいました。
「新たに仕事をお任せしますよ」と発注してくださったお客様がいました。
「もう一度会社を創業しなさい。全面的に支援するから」と勇気をくださった人生の恩師である先輩経営者がいました。

私は、自分の力ではなく、周りにいた方たちのお陰で、仕事や人生に対する前向きさを取り戻しました。独りで「一生懸命」やっても上手くいかなかったのですが、仲間と「一緒懸命」やることで、上を向いて歩くことができるようになったのです。少しずつなのですが、私は笑顔を取り戻すことができたのです。

***失敗から学んだこと***
私は自分の人生とキャリアの失敗経験から、以下のような学びを得ました。
・人は「性善説」でもなければ「性悪説」でも捉えられない。
・元々から弱い存在なのだという「性弱説」で捉えるべきである。
・人生において、どれほど深刻な問題や困難にぶち当たっても、人は決して独りではなく、必ず支えてくれる人々がいる。 だから困難や試練にあっても希望は絶対に失ってはならない。
・人は決して独りで生きることはできないし、働くこともできない。
・仲間がいてチームの一員として協働することで本来の力を発揮できる。
・リーダーの仕事とは指示命令を下すことではなく、フォロワーの情熱に火をつけて、チームの底力を発揮させることである。
・人が会社組織で働く目的とは、最高の「業績と評価」を上げるためではない。
・最幸の「感謝と笑顔」をお客様や仲間と分かち合うためである。


***新たな企業メッセージ***
私自身のマイナス経験がベースとなって、新会社リ・カレントのコーポレートメッセージができました。
   「リーダーシップとフォロワーシップの相乗効果によってチームワークを生み出し、
    協働と共育の組織文化を創造する」
私は、お客様にお届けするメッセージやサービスが、まず自社でできていることが、人材組織開発カンパニーが存在する条件だと思っています。

私はかつてのようなトップダウンのボス型リーダーシップを取ることはしなくなりました。メンバーのフォロワーシップに期待して、彼らの提言・提案を尊重する努力をしています。
また任せたテーマ・案件に関しては、メンバーがリーダーとなって、私はフォロワーに回っています。
協働と共育の組織文化づくりのために、メンバー発案によるユニークな仕組みも機能し始めています。

その結果、リ・カレントでは、会社のミッション・ビジョン・バリューの実現を目指して、チームワークが機能している実感があるのです。

***会社の将来像***
当社には6つのバリューがあります。その1つに「1チーム2プライド」というバリューがあります。それは「私たちは、お客様と仲間からという2つの期待を超えるプライドを持って仕事をする1つのチームである」という意味です。

「感謝と笑顔」というバリューもあります。それは「どんなに辛いこと、苦しいことがあったとしても、感謝と笑顔を忘れずに仕事をしていこう」という意味です。

いずれも、過去の失敗から学んだ教訓と、今後の再起への熱い想いが基になっています。
リ・カレントという会社の将来像は、お客様にお届けするメッセージや、提供する商品サービスを、まずは自社でしっかりとやっている「実践カンパニー」になるということです。

そして当社で働く社員一人ひとりが、まず笑顔であること。チーム一丸となって、お客様やビジネスパートナーの方々を笑顔にできる、そんな「全笑経営」がしたいと願っています。

***自分のありたい姿***
では私自身はどのように在りたいのか。
かつての私の仕事と人生の価値とは、いかに自分が有能であるかを証明することにありました。しかし、現在は、いかに自分と会社に関係する方々の幸せのために貢献できるか、いかに多くの方々を笑顔にできるか、ということに変わりました。
私は、家族・仲間・お客様から受けたご恩を忘れずに、今後も、私とリ・カレントの社員に関わるすべての方々の笑顔のために働きたいのです。

フランスの高名な哲学者アランが自著の「幸福論」の中で言っています。
 「幸福だから、笑うのではない。むしろ笑うから、幸福なのだ。」
笑顔になることが、人と組織と社会を最幸にするのだと、私は信じているのです。

既に完成したパッケージ研修プログラムをそのまま無批判に導入する、という考え方にNOを突きつける同社の姿勢は、サービスの提供の仕方にも表れている。「当社にはパッケージという概念がない。ノーカスタマイズでお客様に導入することは100%ない」(石橋氏)という同社。クライアントがもともと持っている理念や行動様式の強みなどを踏まえた上で、それにさらなるドライブをかけるために、自分たちの持っているコンテンツを有効利用してもらうというのが同社の基本スタンスだ。「貴社にフィットした研修にカスタマイズすることが可能」と謳う人材開発会社は他にも存在するが、その会社の良さを引き出し、強化するというスタンスは同社独自のものだろう。

また、研修を実施する講師陣には「研修団体に所属する“お雇い系講師”ではなく“自立系プロフェッショナル講師”」(石橋氏)を揃えており、クライアント毎にきめ細かい研修・セミナーを実施できる体制を整えている。講師の起用に際しては、「受講者に対するリスペクト」「あくなき自己研鑽」「キャラ立ち」「人間くささ」「引き出しの多さ」「腑に落ちるメッセージ」「現場経験」など、同社ならではの基準を設けており、これらの要素の揃った講師陣はクライアントからも極めて高く評価されているという。

今後も、「『本気』の人を『本気』でつくる」というミッションのもと、社員と講師陣の連携によって、さらなるサービス向上を目指し、同社の理念に共鳴してくれる企業の裾野を広げていく予定だ。

数ある人材開発会社の中でも同社で働く魅力とは何なのか?この問いに対して石橋氏はこう答えてくれた。「会社という場所は『世の中との接点の場』。接点を数多く作ることによって、社員の意識を外に向けさせ、常に成長してもらえる会社を目指したいと思っています。そのために当社では、5つのアクションプランを策定し実行しています。当社の掲げるビジョンと、5つのアクションプランに対する共鳴が社員のモチベーションにつながっているのではないでしょうか」

5つのアクションプランとは、第1に、社員全員が「人材組織プロデューサー」であるという考え方の徹底。同社の場合、セールス、開発、スタッフといった役割に関係なく、全ての社員がプロデューサーであるという考えのもと働いており、「社内スタッフ職の社員が自らのネットワークで講師を見つけてくることもある」(石橋氏)という。この考え方が働く上でのやりがいにつながっていることは言うまでもないだろう。
第2がミニ経営体験。同社ではビジョンやミッションをはじめルールや仕組みづくりまでを、全社員で議論をして決定しているという。「大手企業であればすでに決まった枠の中で『HOW』だけを考えて効率重視で仕事をすることになると思いますが、それではつまらない。当社の場合は『WHY』という根本的な部分にまで関わることができます」(石橋氏)。
第3は社員の成長支援で、外部講師による社内勉強会をはじめ、社員一人につき年間最高20万円の自己啓発支援を行う予定であり、既に社員は「ラーニングイノベーション論:慶応丸の内シティキャンパス」、日本元気塾「顧客に支持されるブランドをどう確立するか:アカデミーヒルズ」を受講予定である。
第4が一体感づくりの機会提供。年に1度の社員旅行を開催する予定であり、その他にも会社主催で行う懇親会費用は全額会社負担としている。
第5は社会への貢献。年に2回のボランティア活動への参加や、会社利益の一部を寄付していく予定だ。「ボランティアへの参加は平日に行う予定です。これは当社の掲げる『全笑経営』(自分・家族・お客様・仲間の全てが笑顔でいられる経営)にも関わりのあること。土日を使ってしまっては、家族が喜ばないでしょうから」(石橋氏)

社員の発想力を高めるために、様々な取り組みが行われている。その1つが、新語の創出だ。同社では打ち合わせ・会議のことを“文殊”、考えることを“一休する”と呼んでいるという。この背景には、他にはない面白いことを創造していくには、小さなところからこだわって変革を行っていく必要性があるという考えと、知的な好奇心を大切にしていきたいという想いがあるのだという。「与えられた概念では脳みそが凝ってしまいますよね。何かもっと面白い方法はないか、違いを生み出せないかと考えることで頭も回転するし、色々な情報も入ってくる。枠を取り払うことで、新しい発想を生み出していきたい」と語る石橋氏。細かなところから意識改革をしていくことで、独自性を追求しようとする姿勢を醸成していこうというのが狙いのようだ。

社員の働きやすい環境整備にも力を入れている同社。その1つが「ライフ×ワーク・シナジー」という考え方。生活の基盤であるライフを重視し、私生活と仕事のバランスではなく、相乗効果を大切にしたいという想いが込められている。実際、同社の社員は皆19時~20時頃には退社し、私生活を充実させ、英気を養っているという。ちなみに、この「ライフ×ワーク・シナジー」という言葉も、当初は「ワークライフ・シナジー」だったが、社員の間で議論が持ち上がり、最終的に「ライフが前に来る方が、本来意味したいことに近い」という結論に達したのだという。小さなことであっても、徹底的に「WHY」を考え尽くし、他にないユニークなものを生み出していきたいという同社の姿勢が、社員一人ひとりにまで行き渡っていることを示す例と言えるだろう。

最後に応募者へのメッセージを石橋氏にいただいた。
「かしこまって面接に来るという感覚ではなく、仕事とか自分のキャリア、人材開発の領域に対する想いを交換するというぐらいの気持ちで一度会いに来ていただければと思います。気が合ったら飲みにでもいきましょう」。

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インタビュー

リ・カレント株式会社のインタビュー写真
<strong>コミュニケーションプロデュース部 チーフ 桑野あまね 氏</strong>(左) <strong>コミュニケーションプロデュース部 リーダー 佐々木 一憲 氏</strong>(右)

── 会社の雰囲気を教えてください。

桑野:明るく楽しい“ワイガヤ職場”です。どんなことでも気軽に話せる環境なので、お互い何でも共有していて、ひらめきの多い職場ですね。

佐々木:あと、お互いを褒め合う文化がありますよね。誰々はこういうことが得意ですごいよね、とか些細なことも褒め合っているので、常にモチベーションが高いです。それから、突拍子もないことをやりたい、でかいことをやろうぜ、という気持ちで全員が仕事に取り組んでいます。

桑野:雰囲気とは少しずれますが、制度面でユニークだと思うのは、仕事で必要な知識を得るために購入する本やセミナーの代金を会社が負担してくれるのはすごくありがた... 続きを読む

企業情報

会社名

リ・カレント株式会社

業界

コンサルティング・リサーチ > 経営/ビジネスコンサルティング・シンクタンク

サービス系 > 人材サービス(紹介/派遣/教育/研修)

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

1,000万円

設立年月

2007年12月

代表者氏名

代表取締役 石橋 真

事業内容

人材・組織の本気を生み出すコンサルティング

“リーダーシップ×フォロワーシップ=チームワーク”の強化を通じた「協働と共育の組織文化創造」を目指し、企業内教育研修の企画・運営、組織開発コンサルティングを行う

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

25人

平均年齢

35歳

本社住所

東京都 新宿区新宿2-1-9 ステラ新宿6階

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