株式会社イーグル建創

不動産・建設系

INAX社、京セラ社と提携！「技術」と「信頼」で地域社会に貢献する老舗リフォーム会社

企業について

オフィシャルサポーターとして支援している<br/>サッカークラブ「町田ゼルビア」

顧客の支持を支えに、堅実な営業を続ける老舗リフォーム会社

株式会社イーグル建創は1995年設立という15年以上に渡る長い歴史を持つリフォーム会社だ。

住まいの耐久性を維持するための外壁や屋根の補修・リニューアル工事が主力サービスで、年間の工事実績は約6,000棟に上る。その他内装リフォームや地震対策、ハウスクリーニングやガーデニングなどのサービスも行っており、東京多摩地区と川崎・横浜周辺を主要なエリアとし、地域に根ざした住まいに関する幅広いサービスを展開している。

売上の4割は既存顧客からのリピートという同社。リフォーム業界全体に対する社会不安が広がった際も、既存顧客からの支持に支えられ逆風を乗り切った。10億円以下の規模の企業が多いリフォーム業界において、同社の売上は2007年には32億5,000万円、2008年には32億9000万円、2009年には40億円の予想と順調に拡大を続けている。

INAX社、京セラ社と提携！キーワードは「技術力」と「信頼」

増改築のような小規模の工事に関しては、建設業法における許可が不要な場合があり、参入が容易なリフォーム業界。一方で新築物件以上に制約の多い工事であるため、高い技術力や深い知識が必要であり、設立早々に倒産してしまう会社も多い。その中にあって15年以上の歴史を持ち、30億規模の売上を誇る同社の強みは「技術力」と「顧客との信頼関係」だ。

<strong>■高い技術力■</strong>
依頼受注後に職人を探し、その都度現場に当てはめていくというスタイルをとるリフォーム会社が多い中、同社では、一定レベル以上の職人を抱える会社を選別し、固定した協力関係を築いている。現在協力会社は塗装関係で約50社、その他で約200社程度あり、その内6割程度の会社は100％イーグル建創からの受注で成り立っている。

「最終的な品質を左右するのはやはり職人の技。ですので、職人との関係構築には力を入れています。その点に賛同してくれる職人が現場で仕事をしてくれているので、品質や対応が良くなり、工事後のお客様アンケートでも職人に対する評価が高くなっています」（有賀氏）。

協力会社の選別を厳格に行い、仕事内容を細かくチェックすることでその会社のランクを常時把握。場合によっては協力関係を解消することもあるという。「協力会社の職人から『イーグル建創の仕事ができる＝自分達の仕事が認められているということだ』という意見を聞くことがあるほどです」（有賀氏）。

<strong>■信頼関係の構築を重視■</strong>
リフォーム会社の営業スタイルはチラシなどの広告、ショールーム、インターネット販売など様々だが、同社は訪問販売を採用している。「人間対人間の付き合いで仕事をもらう」（有賀氏）というスタイルにこだわり、信頼関係の構築に力を入れている同社だからこそリピーターの割合が高いのだ。
また安心して注文をしてもらえるよう、アフターサービスにも力を入れており、24時間体制で家周りのトラブルに対応する「住まいるサポート24」を導入、契約者数は5000人を超えている。

また高機能塗料の取り扱いや地震対策工法の独自開発など積極的に新技術を導入することでラインナップを増やし、選択肢を増やすなど顧客満足度を高めるために様々なサービスを展開している。最近の話題としては京セラと提携し太陽光発電に参入している。2010年1月には、本社に隣接した形で京セラとタイアップした店舗がオープンした。

以上の2点をベースに地域に密着したサービスを展開するという考え方は、今後も変わらない同社の方針だ。

信頼とは、すぐに得られるものではないと有賀氏は語る。「現在事業を展開している地域にしっかりと根を張り、さらなるシェア拡大を目指していきたいと思っています。そのためにも強引な営業や無理なエリア拡大はせず、じっくりと地域のお客様と向き合い顧客満足度を高めていきたいと考えています。その結果として自然な形で売上を拡大させていきたいですね」（有賀氏）。

総務部の服部氏も同様に「家に関することで困ったことが起きるとお客さまからすぐに電話が入ります。その時にすぐに駆けつけられる会社であることが重要です」と語る。

2006年にはINAX社と提携し、省エネルギー性能に優れた製品を提供する「INAXリフォームLIFA店」の展開を始めた同社。順調に売上を伸ばし、現在では店舗数を増やさないかという依頼も出てきているという。

人と人との繋がりを大切にする誠実な人材が集まる会社

採用担当の服部氏によると、以前と比べ応募者の質に大きな変化があると言う。「以前は『稼ぎたいから』という理由で応募してくる人が多かったが、今は『やりがいがありそうだから』という人が多いです。お客様との関係構築に力を入れて長いお付き合いをしていくというイーグル建創の姿勢が浸透してきたようです。また、そこに共感してくれる人を採用していますので、必然的に社員の質や人間関係も良いと思いますね」。

入社4年目で施工管理を担当する中村氏は同社を「活気があって、明るい人の多い会社」だと言う。ベテラン社員も多く、現場で一緒に働く職人も年上が多いというが、尊敬できる先輩がいることが仕事をする上で励みになっているそうだ。「一番勉強になるのはやはり現場だと思います。その意味ではお手本になる人が多く、未経験者が入社しても無理なく仕事を覚えていけますよ。現場のみんながきちんと見守ってくれているという感覚が持てる会社なので安心してください」。

社内行事も多く、年に1度社員とその家族を招待するバーベキューや、1泊2日の忘年会などがあり、忘年会では各部署の社員紹介を行ったり、優秀な成績を収めた支社の表彰を行うなど、普段は別の拠点で仕事をする社員同士の交流も図られている。

採用の際に最も重視していることは、人間性だ。
「書類選考はあまり重視していません。基本的には必ず面接をして、その方の人となりを見させていただいています。

お客さまや社員、協力会社の職人の方など、様々な方とコミュニケーションをとりながら進めていく仕事なので、そこを大切にできるかどうかが重要だと思っています。

上下関係や礼儀も大切にしたいですね。あとは逆境に立たされたときに前向きに誠実に物事に取り組んでいける方かどうかですね」（服部氏）。

地域に密着し、顧客との信頼関係を大切に堅実に成長を続ける同社。誠実に、着実に仕事をしていきたいと考える人材にとって安心して働ける会社ではないだろうか