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エッジキャム株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

英国の英知を結集したCAMシステムで、取引先メーカーの設計・製造を支える。

グローバルに活動
外資系

企業について

エッジキャム株式会社とライコムシステムズ株式会社は、共に英国に本拠地を置く国際企業Planit holdings社の現地法人としてCAMシステムを提供しているグループ企業。最適なCAMシステムを提供することで、クライアントとなるメーカーの設計・製造技術や、時間・コスト削減などの生産性を向上させる役割を担っている。




ライコムシステムズ株式会社の母体であるLicom Systems Ltdの前身は、企業向けのコンピュータコンサルティング会社であった。1979年よりさまざまな企業のニーズに触れることでCAD/CAMの重要性にいち早く目をつけ、CAD/CAM専門メーカーとして1989年に設立されたのがLicom Systems Ltdである。




当時、同社のクライアントにイギリスの大学があり、「AlphaCAM」というシステムを提供していた。その頃、工作機械メーカーの社員であった老田社長がその大学を訪れた際に「AlphaCAM」と出会い、その性能に衝撃を受けたという。イギリスの産業界が低迷し、海外への販路拡大を目指していたLicom Systems Ltdとニーズが一致したことで、老田社長によって日本国内で「AlphaCAM」を取り扱うことになる。その後、1997年にライコムシステムズ株式会社として日本の現地法人として独立するに至った。




一方、エッジキャム株式会社の親会社 Pathtrace Ltd は、また別の企業体として1982年にイギリスで設立されたCAD/CAMのメーカー。1992年には代理店を通じて日本でのビジネスを展開し、後に日本国内の現地法人としてエッジキャム株式会社を設立した。
2006年にはライコムシステムズ株式会社とエッジキャム株式会社のそれぞれの母体となっていた企業が共に英国Planit社の一員となったことで、現在、二社は現地法人のグループ会社として連携している。





CAMを提供するという点では同じだが、両社には各々異なる特色があり、それぞれの強みを活かした事業展開を行っている。




エッジキャム株式会社が主に手がけているのは、汎用性の高い「Edgecam」というパッケージ製品の導入・販売・サポート。クライアントに対して、設計・製造の現場での活用促進を行っている。
ライコムシステムズ株式会社は、エンジニア出身のスタッフが集結しているという強みを活かして、「Alphacam」という製品をクライアントのニーズに合わせてカスタマイズしたCAMを提供している。CAMを扱っている競合他社はあっても、カスタマイズでより使いやすいシステムへと構築し提供できる企業はそう多くはない。
CAMは設計・製造工程の効率化や生産技術の向上において、今や欠かせないシステムであるが、クライアントによって「汎用性の高い優れたパッケージ製品をうまく活用して、ラインに組み込みたい」というニーズもあれば、「既存のCAMシステムをそのまま使うのではなく、より自社に合わせてカスタマイズしてほしい」というニーズもある。
二社がそれぞれの得意分野を活かして、CAMを提供している同社では、あらゆるメーカーのニーズに応えられる体制だ。




「お客様は『自社にこういうシステムが欲しい』ということはわかっているのですが、世の中のCAM製品にはどんなものがあるか?ということまで、なかなか知らないものです。ですから、他社製品も含めて『どれにしようか』と比較検討されることが多いですね。複数の製品を見て自社に合ったものをチョイスする傾向にあります。私共はライコムシステムズのカスタマイズによるいわばセミオーダーのシステム構築も、エッジキャムのパッケージ製品も提供できるわけですから、クライアントに多くの選択肢を提示できるという強みがあります」(老田社長)。




クライアントの傾向から「多くの選択肢を提供すること」は、この業界の商談においては不可欠。パッケージ製品だけの取り扱いでは「もっとこうしたい」という要望のあるクライアントに妥協したシステム導入をすすめてしまうことになる。逆にカスタマイズ製品だけを扱っていては「優れた汎用品を上手に活用したい」というクライアントに必要以上のコストを負担させてしまうことになる。




二社がグループとして連携しているからこそ、シナジー効果でよりよいCAMシステムを提供できると言えるだろう。

同社は今後の目標として、取り扱い製品である「Alphacam」と「edgecam」をより広めることを目指している。同社の顔であるこれらの製品は、宣伝に力を入れている知名度の高いCAM製品とは異なり、口コミでよさが伝わり愛され続けている製品。あまり日本の一般企業には知られていないが、ニーズのあるメーカーは無数にあるはず。そうした企業に製品を紹介し、取引先の拡大・開拓を展開していく。




また既存クライアントへのフォローの強化も重要な課題として考えている。もちろん現状も、導入企業に対して定期的なメンテナンスを行っているが、日進月歩で移り変わるテクノロジーを常に取り入れてアップデートし、最新の状態で使ってもらえる体制を整えていく。




「弊社のクライアントで行われる機械部品加工の製造工程はとても複雑です。CAD/CAMシステムが普及する前は現場のスタッフの長年の勘と経験によるノウハウ頼りで製造していました。今もその名残で日本の製造業は欧米に比べて、『人の手で造ること』『ものづくりへのこだわり』が強い傾向がありますね。既製のコンピュータシステムによる製品では満足できず、『もっとこうしたい』という要望が強いので、ユーザーの生の声を英国本社にフィードバックしてよりよい製品へと磨き上げることも私たちの使命だと思っています」(老田社長)。




このようなユーザーからの要望をヒアリングする上で欠かせないのは、「製造業の仕組みに精通し、コミュニケーション力の高い人材」である。さらに社内スタッフが連携し、エッジキャム株式会社、ライコムシステムズ株式会社という垣根を越えて、情報交換し合うことも必要となっていく。




これまで名古屋と富山、東京営業所を拠点としていたが、手狭になった東京営業所を新横浜に移転。この新拠点を両社を統合する中枢拠点「プラニットジャパン(仮称)」として、よりグローバルな事業展開へと飛躍していく。

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インタビュー

エッジキャム株式会社のインタビュー写真
<strong>代表取締役社長 老田 和郎 氏</strong> 1951年、富山県生まれ。三重大学電気工学部卒業。専攻は制御工学。大学時代に黎明期のコンピュータに興味を持つ。地元富山の工作機械メーカー・株式会社不二越に入社。同社エンジニアとして英国を訪問したことがきっかけで、英国のCAMブランドを日本で扱う現地法人として、1997年ライコムシステム株式会社を設立。本社企業のグループ化などにともなって、2007年よりエッジキャム株式会社の代表取締役社長も兼任する。プライベートでは読書とスポーツを好む愛妻家。

── コンピュータに興味を持ったきっかけは?

私は子供の頃から好奇心が旺盛で、百科事典が友達だったんです。 祖母が教員をしていたことから日本地図を持ってきて、子供の私に解説するような人で…。それを理解するためだったり、興味深く感じたことを調べるのは大好きだったのですが、暗記中心のテストのための勉強にはあまり興味が持てなかったんですよね。大学も「とにかく富山から出たい」という気持ちで、受かった三重の大学に入学。大学生になってからも、ほとんど勉強らしい勉強をしなかったんです。ただ三重は富山に比べるととにかく暑くて、学内の涼しい場所にいたかった。工学部で涼しい部屋は二つしかなくて、電子顕微鏡室とコンピュー... 続きを読む

企業情報

会社名

エッジキャム株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
グローバルに活動、外資系
資本金

2000万円

設立年月

2003年03月

代表者氏名

代表取締役社長 老田 和郎

事業内容

CAD/CAMシステムの開発・輸入・販売・サポート
上記システムに関するソフトウェア受託開発およびコンサルティング

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

Pathtrace Ltd. (英国)

従業員数

5人

平均年齢

31.5歳

本社住所

愛知県 名古屋市中区丸の内1-17-19 キリックス丸の内ビル 3F

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