ご略歴を教えてください。
中学生の頃からPCを触り始め、高校時代にプログラミングを覚えました。2020年に大学に入学したのですが、コロナ禍で初の非常事態宣言が公布されたタイミングで、キャンパスには行けませんでした。そこで、フリーランスエンジニアとして活動を始めることにして、エージェントに登録したのです。自分でサービスを作りたかったのですが、まずはSESの現場で経験を積もうと考えました。 SESとして働くうちに、段々とこの業界のことがわかってきました。多重下請で商流が深く、不合理なマージンが存在するなど、条件が不透明であることに強い問題意識を持ったのです。これではエンジニアとして健全に働くことはできないと、商流を改善することを思い立ちました。 そこで、エンジニアと企業を直接繋ぐことで商流を浅くできるダイレクトスカウトのWebサービス『xhours』を開発します。ほかに同様のサービスが一つぐらいしかなかったので、チャンスはたくさんあると考えました。 そして、2022年6月、DrivenXを設立し、『xhours』をローンチさせました。法人にしたのは、営業や資金調達の際に、より信用を得やすいと考えたためです。 SES業界では、事業者同士が保有する案件やエンジニアの情報を共有し、融通し合う慣行があります。その情報共有はメールで行われる場合が多かったのですが、リニアに繋がるメールだと、どんどん商流が狭く、深くなる一方だと感じたのです。事業者同士のネットワーク不足や情報断絶が多重下請を助長しているという課題が見えました。それとともに、フリーランス領域だけでは業界改革が限定的であるとも認識したのです。このことから、2025年にSES事業者向け情報共有・マッチングサービス『チョータツ』を開発・リリースしました。 しかしながら、商流改善への意識がない事業者が一定数存在していることもわかったのです。ならば、外から言うだけでなく、自らが模範となる商流モデルを体現することで、業界を変えていこうと決断し、2026年1月に自社正社員エンジニアによるSES事業をスタートさせました。 『xhours』や『チョータツ』のユーザーであるSES事業者のお客様と競合関係になってしまうことは、もちろん懸念しました。しかし、実際にサービスから離脱されてしまうお客様はほとんどありません。融通し合う業界慣行があるからだろうと思いますが、安心してSES事業にも取り組んでいます。
株式会社DrivenXをどういう会社にしていこうと考えていますか?
“DrivenX”という社名は、“可能性を最大限に引き出す”という思いから名付けています。エンジニアの可能性を最大限に引き出すことで、企業の課題解決に貢献できる、より大きな価値を創出したいと考えています。 事業を通じてこの形が固まってきたら、エンジニア以外の領域にも広げていきたいと思っています。デザイナーなどの隣接する職種だけでなく、全く異なる世界にもアプローチできればいいですね。 当社はこのように、個人のキャリアビジョンと、企業の課題解決の双方を実現する場所でありたいと考えています。
そのために社員に対して期待することや、社員がDrivenXでどんな人生を過ごしてほしいか、思いを聞かせてください。
エンジニアに対しては、エンドユーザーであるお客様の課題を解決する仕事をしてほしいと思っています。課題解決こそが価値の源泉であるからです。そのために、課題を見つけて深掘りし、解決に必要なソリューションを提供する。もちろん、いきなり完璧に行うことは難しいので、徐々に力を付けていってもらえればいいですし、当社として最大限の支援は惜しまないつもりです。 当社のミッションは、前述のとおり“可能性を最大限に引き出す”ことであり、そのために選択肢を広げることがテーマです。「やりたいことができない」「何がやりたいのかわからない」「商流を改善したい」と考える求職者の方へのメッセージとしては、あなたに寄り添って、多くの案件の中から最適なものをマッチングさせるとともに、リーダーへのステップアップもご支援することをお約束します。
森田代表の仕事観を聞かせてください。
自分にとっての仕事も、前述のとおり、お客様や社員など関わる対象の課題や悩みを解決することだと考えています。自分がつくりたいものが先にあるのではなく、人の問題を解決するために自分があるという考え方ですね。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
ポーカーやマージャン等のゲームと、ボクシングやフットサル、バスケットボール等のスポーツを行うことが趣味で、週末はよく友人や経営者仲間と楽しんでいます。