ご略歴を教えてください。
学生時代プロのダンサーを目指し、大学留年をしてアメリカへ行くなどして夢を追ったものの、圧倒的に手の届かないレベルの高い人たちの存在に感服し、 自信も砕かれ断念して就職する道を選びました。ただその後悔がずっと残っており、結果的に「一番欲しかったものが手に入らないのなら、二番目以降は全部手に入れてやろう」といった野心に繋がったと思います。 大学卒業後は大手のネット広告代理店に入社し、クライアントのマーケティング業務に携わりました。けれども、成果を上げても待遇アップに繋がらず不満が積もり、スカウトされた高待遇の大手情報サービス会社に転職します。 そこではHRサービス領域のマーケティング業務に就いたのですが、正直面白くありませんでした。代理店時代と比べ知識や情報は手に入りづらくなるだけで、やりたかったと思ってたことも大きな会社のしがらみの中でできない。 結局お金を目的に転職したことがよくなかったのだと思います。とは言え、ほかにやりたいことも見つからないという時期を1年ほど過ごしました。 そんな時、あるテレビ番組でたまたまデジタルコンテンツ開発集団の特集を見て、デザインに興味を持ちました。 またちょうどその時、ある未経験の方が独学でデザインやプロダクト開発を手掛けるようになったブログを読むなどして、モノづくりに強く惹かれるようになったのです。 自身も独学でデザインとコードを学んでいる際、とあるタイミングでチャンスが回りUI/UX・開発の部署に異動が叶いました。2年間で一通りできるようになり、フリーランスとして独立しました。 それまでの間に、マーケティングやデータマネジメント、プロダクト開発、デザイン、サービス企画などを経験していたので、事業のフェーズに応じて逼迫するタスクが変わるスタートアップからお声をかけていただく機会が増えるようになりました。 そうした個人事業主の活動を6~7年ほど経て、2023年9月に法人成りしたのがArc Stageです 最初は一人で活動していましたが、ふとある時にこの先自分一人でずっとやり続けていくことの限界を感じたのです。 そんな時、たまたま自分のネットワークの中からArc Stageや自分自身の方向性に共感してくれた3名のメンバーを採用し、組織として事業を運営する体制に移行しました。 前職までにマネジメントとして人材育成をしていた経験も踏まえ、小さい会社ではありますが今後の組織拡大に備えてMission、Vision、Valueを策定したところです。
株式会社Arc Stageをどういう会社にしていこうと考えていますか?
当社は、特定の業界を変えるようなミッションを掲げて自社プロダクトを展開しているわけではなく、請負や準委任契約によるクライアントワークを行っています。ただし、いずれは自社プロダクトや、興味のある酒造業、およびそれに付帯して2名のメンバーの前職でもある飲食業も手掛けたいと考えています。自社プロダクトは、AIによるマーケティング業務などの生産性を向上させ、売上拡大に繋げるようなSaaSを考えていますが、酒造業や飲食業とのシナジーも狙っています。 そういったビジョンに向けて、今は仲間を増やすフェーズにあります。 当社のMissionは「一人ひとりの成長ストーリーで溢れ輝く世界を創る」、Visionは「機会をつくり、未来を変える」です。この背景には、自分の挫折ややりたいことが見つからずに苦しい思いをし、やりたいことを見つけて成長できた経験があります。 メンバーの採用基準は、同様の過去があり、自分とシンクロする部分があったことです。変わりたい、新しいことをしたいと思う人と共に働き、メンバーが自分のようにやりたいことを見つけられる組織をつくる。だからこそ、一人ひとりが思う存分力を発揮し、会社としても成長していけると考えています。
そのために社員に対して期待することや、社員がArc Stageでどんな人生を過ごしてほしいか、思いを聞かせてください。
メンバーに期待しているのは、“Resolve/批判より提案”、“Ownership/自分の結果に責任を持つ”、“Zeal/情熱を絶やさない“、”Learn/新しきものに興味を持つ”というValueに詰め込んでいます。それらが達成できた時にその人自身が最も成長できると思っていて、結果としてMissionの達成につながると思っています。 メンバーがどんなキャリアビジョンを描き歩んでいくとしても、当社でその土台を築き、やりたい世界に向けてステップアップしていってもらえれば嬉しいですね。私はやや遠回りした実感があるので、最短ルートで必要なものをそろえるやり方などを吸収してもらいたいと思っています。 求職者の方へのメッセージとしては、大手では裁量権はあっても決裁権までは与えられないケースが多く、フラストレーションが溜まる場合が多いと思います。私もそんな経験をしました。その点、当社ならば、私との距離が非常に近いこともあるので、決裁までお任せできる可能性が大きいと思います。ぜひ、チャレンジしてください。
出戸代表の仕事観を聞かせてください。
大手情報サービス会社に在籍していた時、同僚から「仕事が楽しいの“楽しい”は、FunではなくInterestingだと思う」と言われた時、雷に打たれた感じがしました。当時はやりたいことが見つからず転職することばかり考えていたからです。けれども、よくよく考えると、本当に好きな仕事をしている人たちは、Funで仕事をしていると感じました。そこで自分もFunを仕事にしたいと思っていたのですが、気がつけば今の仕事がFunになっているという感じがしています。 そのためには、やはり自分から積極的に機会をつくって何でもやってみるという姿勢が大切なのではないでしょうか。私はよく、小中学校の時の部活は、誘われたり興味があって気軽に選んだのではないか?けれども大人になるとやけに慎重に選んでいないか?と問いかけています。もちろん、お金を稼ぐ上で安易には決められないかもしれませんが、もっとフットワーク軽くチャレンジしてもいいのではないかと思っています。そうするうちに、本当にやりたいことと出合えるのではないでしょうか。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
お酒が好きで、飲食店巡りを楽しんでいます。メンバーとも月に1回は飲みに行っていますね。一方、そんな生活で体重がまずい状態になると、重い腰を上げてジムに行っています。
