ご略歴を教えてください。
2008年の大学卒業後、エンジニアとして大手SIerに入社しました。4月からの新人研修を経て配属された部署で、8月に流通大手に対して会計系業務アプリケーション開発プロジェクトを提案する機会がありました。使用技術をたまたま知っていたことから私も加わることができ、要件定義や設計、開発運用保守まで全てのプロセスに関われたのです。これで基本を身に着け、その後PLやPMまで担うようになりました。 転機となったのは、入社6年目の2013年のことです。その頃、学生時代から経営者になりたいと思っていた私は、このまま好きなIT業界でキャリアを続けるか、起業するかと思案していました。そんな時にたまたま家業の亀屋百貨店の業績が全盛期と比較すると思わしくないことを知ったのです。創業の地で一店舗の経営を続けていましたが、大手の家具チェーンが台頭する中、なかなか立て直せずにいました。 このままだと良くない方向にいってしまう、ならば自分がチャレンジしようと決心したのです。インテリアが好きなことも背中を押しました。そして、前会社からの引き留めの中、半年がかりで退職し家業に入社しました。 入社後は、ひたすら配送や販売等の現場を経験しながら家具・インテリア業界を研究し、会社を変革する準備や布石を打っていきました。そして、No.2の立場で“第二の創業”に打って出て、創業の地である蒲田の店舗を閉じ、2021年1月、新宿に『+COMFORT GALLERY 新宿店』をオープンさせました。2023年に正式に代表取締役に就任し、翌年には社名も亀屋百貨店からDeilloに変更し、Mission・Vision・Valueも新たに掲げて会社を一新しました。
社長に就任して、どういう会社にしていこうと考えていますか?
学生時代に経営者になりたかったのは、やりたいことに次々にトライしたいタイプだったので、自らの意思で行える環境が欲しいと思ったからです。そこから徐々に変化し、社長に就任した頃には、「会社を経営するなら社員や取引先から亀屋家具と仕事をして良かったと思われる会社にしたい」と思うようになりました。社員が成長し、昇給して幸せになってほしい、取引先も商品がよく売れてハッピーになってほしいといった思いです。 だからこそ、給与水準が比較的低いとされている小売業として、待遇を上げていきたいとも考えています。
そのために社員に対して期待することや、社員がDeilloでどんな人生を過ごしてほしいか、思いを聞かせてください。
どうせ仕事をするならば、自らの成長に繋げてほしいと思います。そのためには、高いハードルにも臆せずチャレンジしてほしいですね。そんな仕事は厳しく苦労もするでしょうが、乗り越えた時に大きく成長できるものです。また、そんな仕事を通じてどういう人と出会えたかで、人生も変わります。だからこそ、厳しい仕事にこそチャレンジしてほしいと思います。 私の場合は、大手SIerでタフに働きました。よく叱られもしました。けれども、そんな仕事が楽しかったのです。おそらく成長している実感があったからだろうと思っています。 当社は決してブラックな環境ではありませんが、社員に成長してもらうために、あえて高い要望を出す場合があります。そんな環境を楽しんでほしいのです。 求職者であるマーケターの方へのメッセージとしては、世の中には大手広告代理店をはじめ、様々な職場がありますが、当社がやろうとしているのは前例のない新たなチャレンジです。私から次々にアップデートされた情報を渡される環境は、なかなか刺激的だろうと思います。また、業務委託を含めてマーケティングチームのメンバーは優秀な人がそろっているので、その刺激もあるはずです。成長に向けて頑張りたいという方には、大変さもあるでしょうが、これ以上の環境はそうそうないと自負しています。ぜひ一度、気軽に確かめに来てください!
杉山代表の仕事観を聞かせてください。
会社員になってから今日まで、仕事を第一優先にして取り組んできました。仕事を通じて世の中に貢献することで、糧が得られるとの思いが強くあるからです。人生の時間を割き、仕事の相手から対価を得るのですから、中途半端にはやりたくないとの思いがあります。 物心ついた頃から、家業の商売に懸命に取り組む親の背中を見て育ちました。昔から日本人は皆そうだったのだろうと思います。私もそれが当たり前のことだという考えが自然と身に着いているように思いますね。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
仕事が中心の中、時間を見つけてはドライブや買い物、友人との会食、ゴルフ等を楽しんでいます。人と会うことでいい刺激がもらえるので、いろいろな人と会う時間を増やしていきたいと思っています。自分の頭で考えているだけでは、たかが知れていると思いますので。 40歳になった今、経営者として自分を磨く時間をもっとつくらなければと思っているところです。そのためにも、優秀な社員を増やしていくことが課題です。