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インタビュー画像代表取締役社長 大河内 晃己

いつからスタートアップや起業に興味があったのですか?

高校生の頃から起業に強い興味があり、授業そっちのけで事業戦略や起業の本を読み、情報処理の先生にシステムを教わるなどしてひたすらインプットしていました。当時は「お金持ちっていいな」という素朴な思いと、人と同じ進路を退屈に感じていたことから、自然とビジネスの道に興味が向いていきました。 高校3年の12月には、起業した先輩に誘われて不動産テック系スタートアップに創業メンバーとしてジョイン。その後大学に進学したものの、ビジネスの方が圧倒的に面白く、仕事も忙しくなったことから1年足らずで中退し、地元関西から上京して仕事中心の生活を始めました。 在学中に入ったスタートアップは半年ほどで上場企業に買収され、その後はいくつかの会社で業務委託としてPMを務め、イベント運営やCtoCサービスのマーケティングなどを担当しました。そのうえで独立し、全国に約15のシェアハウスを運営する事業を立ち上げ、初動3ヶ月で2〜3億の売上が出るまでに成長させました。 しかし、物件を供給していたディベロッパーが倒産し、入居希望者はいても提供できる物件がない状態に。キャッシュフローが回らなくなり、二十歳で数千万の借金を背負うことになりました。消費者金融からの借り入れもあり、毎朝のように電話が鳴る状況の中、「とにかく返すしかない」と受託仕事を3倍速でこなし、クライアントから「3日で納品を」と言われれば翌朝には納品するような生活を続け、約3ヶ月で完済しました。この経験から「自分だけで手を動かすのではなく、案件を取り、パートナーと組んでスピードと品質を両立させる」という働き方を身につけました。

カルチャーの重要性を意識した背景は?

借金返済後は、フリーランスとして多くの受託案件をこなしました。自分が企画・提案を行い、実働を外部のマーケターやクリエイターに依頼する形で、多数のプロジェクトを進行させていきました。その後、知人から「会社を手伝ってほしい」と声をかけられ、キャッシュアウト寸前の会社の事業再生に関わることになります。 そこでは、SNS専属代理店事業の立ち上げを提案し、事業立ち上げ、組織編制、資金調達など、事業再生に必要な動きを幅広く担当しました。一定期間の取り組みで会社の状況が落ち着いた段階でその会社を離れましたが、「売上は立て直せても、カルチャーをつくれなければ人は辞めていく」ということを実感しました。当時は売上・利益に集中するあまり、組織文化の醸成が後回しになっており、それが離職につながっていったと捉えています。 こうした経験から、「事業だけでなくカルチャーづくりもできるようになりたい」という思いが強くなりました。そこで、強いカルチャーを持つ環境で組織づくりを学ぶため、ライフスタイルアクセント株式会社(ファクトリエ)への入社を決めました。代理店サイドでできることの限界も感じており、事業会社側に回ることで、自ら手を動かしながらソリューションの幅を広げたいという考えも背景にありました。ファクトリエでの経験は、後に事業家創造でカルチャーを重視した組織づくりを行ううえで、重要な土台になっています。

事業家創造株式会社のミッションと、社長としてジョインした経緯を教えてください。

事業家創造株式会社に社長としてジョインしたきっかけは、創業者・松村が社長ポジションを募集していたことでした。もともとXのDMを通じて松村とつながり、定期的に自分のキャリア相談をしていました。当時は、代理店サイド・事業サイドの両方を経験する中で常に「人」に関する課題に直面しており、HR領域の学びに興味を持ちながらも、未経験で企業の人事に入るか、独立してクライアントのHR設計から関わるか迷っていました。 その相談の中で、「企業にとって何を解決できればプラスになるのか」を壁打ちした際、「どこへ行っても価値提供できる人材を自分たちで輩出し続けられれば、社会に大きく貢献できるのではないか」という結論に至りました。人事やHRコンサルだけでなく、自社で事業を行いながら社員を育て、その人たちが卒業して社会で活躍していく姿を目指す方が、自分たちの目指す方向性に合っていると考えたのです。 こうした議論を通じて、「事業家人材を連続的に輩出する会社をつくろう」と意気投合し、事業家創造のミッションが定まりました。私自身、マーケティングやEC運用・コンサルを経験してきたことから、新たにゼロから人材育成の仕組みを模索するよりも、自分の持つ知見をメンバーにすべて伝えながら育成するほうが、効率的かつ確実だと考えるようになりました。 その結果、事業家創造では「人材育成を目的に、その手段としてプロジェクトマネジメント事業を行う」というモデルを採用しています。クライアントの事業グロースを支える現場に身を置きながら、若手が事業家として必要なスキルを実務を通じて獲得できる環境をつくることが、会社の大きなテーマになっています。

事業家創造が大切にしている価値観・カルチャーと、若手育成のスタンスを教えてください。

事業家創造が最も大切にしているのは、「クライアントや社会に対して価値をつくれているかどうか」です。その結果として起業家になるのか、事業責任者になるのか、NPO代表になるのかといった肩書きは問いません。重要なのは、価値を生み出す人材を育てることです。 具体的には、クライアントの期待値通りの成果を出すだけでなく、120%のアウトプットを出し、「事業家創造に頼んでよかった」と思ってもらうことを目指しています。そのため、戦略設計だけでなく、再現性のある実行まで含めて支援する点を重視しています。場合によっては、クライアント担当者との1on1や他部署との関係構築、ワークフロー改善など、一般的なコンサルや代理店の範囲を超えた支援も行っています。 カルチャー面では、「できない」を嫌う会社だと表現できます。「できない」と言う前に、どうすれば「できる」に変えられるかを考え、行動することが求められます。そのために、私自身が1日に数十回フィードバックを行うこともありますし、「具体的な提案を持ってきて」と厳しくも具体的なアクションを促します。 若手育成においては、「わからないことは代表に聞けばよい」と伝えており、意図的に干渉し、時間を使います。質問で時間を奪われることをネガティブに捉えるのではなく、「代表の時間を奪え」と伝えるほどです。成長の近道は、遠慮せずに一次情報を取りに来ることだと考えています。 入社後は1〜2ヶ月で2〜3社のクライアントを担当し、事業責任者と同等の動きを経験します。最初は私がサポートし、その後は営業、1on1、月次の振り返りや会食まで一人で担い、3ヶ月ほどでプロジェクトマネージャーとして独り立ちするイメージです。半年ほどで予算管理から施策実行、振り返りまで一通り担うことを期待しています。強度は高いものの、その分成長できる環境を整えています。

今後の展望と、事業家創造にマッチする人物像・候補者へのメッセージをお願いします。

事業家創造として、3年後・5年後に特定の新規事業を決めているわけではなく、プロジェクトマネジメント事業を主軸に、今の延長線上を着実に進めていくイメージを持っています。一方で、メンバーがやりたい新規事業があれば挑戦してよいと考えており、事業軸よりも組織軸や人材育成を優先して、状況に応じた柔軟な選択をしていく方針です。 個人的には、上場やM&Aそのものにはあまり興味はありません。それよりも、人よりも数倍努力し結果を出していく事業家・起業家を育てるほうが、社会にとってプラスになると考えています。仕事をしていて最もうれしい瞬間も、メンバーの成長を感じられたときです。 事業家創造にマッチするのは、成長に貪欲で負けず嫌い、数字へのコミットメントができる人です。若手のうちは、どの変数をどう動かせば数字が上がるのかイメージしづらいかもしれませんが、その段階では行動量で補うことが重要だと考えています。質は一緒に高めていけばよいので、まずは泥臭く動く胆力を求めています。 当社は決して楽な環境ではなく、学ぶべきこともフィードバックの量も多く、スピードも求められますが、その分、成長スピードも速く、チャンスも多い環境です。「個人が成長すること」をここまで前面に出して掲げている会社は多くないと感じています。成長意欲の高い方にとって、事業家創造は最適な環境を提供できると考えています。一人でも多くの方とお会いできることを楽しみにしています。

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