Check Inn株式会社

IT/Web・通信・インターネット系
サービス系

日本初の宿泊業向けオールインワンSaaS『Check Inn』

自社サービス製品あり

カジュアル面談歓迎

企業について

宿泊業の“当たり前”を変える。日本初のオールインワンSaaS『Check Inn』が描く未来

Check Inn株式会社は、日本初の宿泊業向けオールインワンSaaS『Check Inn』を開発・運営しているスタートアップだ。

ホテルや旅館といった宿泊施設では、予約管理・在庫管理・料金設定・顧客管理など、多岐にわたる業務を複数のシステムで対応してきた。
予約システム、サイトコントローラー、PMS（Property Management System）などがそれにあたるが、国内ではこれらがバラバラに存在しており、連携の難しさから手入力や紙の運用が残るなど、業務の非効率さが長年の課題となっていた。

『Check Inn』は、こうした状況を変えるために生まれた。
予約・在庫・料金・顧客管理をすべて一つのプラットフォームで完結できる、日本初のオールインワンシステムである。
従来の3システム分の機能を統合することで、入力作業の削減やコストの最適化を実現。さらに、宿泊施設の現場で働くすべての人が直感的に操作できるよう、UI/UXにも徹底的にこだわっている。

海外ではすでに存在していたオールインワン型だが、国内では「旅行プラン販売」という独自慣習が壁となり、開発が難航していた分野でもある。
そんな中、Check Innは業界の“当たり前”を再定義し、日本の宿泊業を次のステージへ導くプロダクトとして注目を集めている。

「日本の観光を世界一に」宿泊業の現場から業界を変える、エンジニア発スタートアップの挑戦。

Check Inn株式会社は、2021年10月に代表・田中氏が数名の仲間と共に創業した。
MISSIONは「日本の観光を世界一に」。その原点には、田中氏自身の“ものづくりで人の役に立ちたい”という想いがある。

学生時代、スタートアップでのインターンを通じて「自分たちでつくったサービスがすぐにユーザーに届き、反応をもとに改善していく」スピード感に強く惹かれたという。
当時はバンド活動もしており、「曲をつくってCDを出し、ライブで直接反応を得る感覚」にも近いものを感じたそうだ。

その後、エンジニアとしてホテル業界の業務システムに携わったことが、宿泊業に向き合うきっかけとなる。
「複数の業務システムが連携しておらず、同じ情報を何度も手入力するなど、非効率な状況に驚きました」（田中氏）。
この体験から“テクノロジーで宿泊業の現場を変えたい”という使命感が芽生えた。

海外では既にオールインワン型の宿泊管理システムが存在していたが、日本では業界慣行の壁があり実現が難しかった。
それでも田中氏は「自分の手で壁を破ろう」と決意し、志を同じくするエンジニア仲間と共にCheck Innを立ち上げた。

創業後は自社予約システムから開発を開始し、サイトコントローラー、PMSと順に機能を拡張。
2023年半ば、ついに宿泊業務を一元化できる日本初のオールインワンSaaSとして完成した。

プロダクトはすぐに注目を集め、2023年9月にはプレシリーズAラウンドで1億円を調達。
2024年の「B Dash Camp Fall in Fukuoka」では企業賞を最多受賞、ICCサミットKYOTO 2024「DX CATAPULT」では3位入賞と、外部からの評価も高い。

田中氏は次のように語る。
「観光資源に恵まれた日本が真の観光大国として成長するためには、宿泊業がその基盤を支える必要があります。業務を効率化し、現場がより良いサービス提供に集中できるよう支援したい。テクノロジーの力で観光体験をアップデートし、日本の観光を世界一にすることが私たちの使命です。」

変化を恐れず、仲間と挑み続ける。Check Innが大切にする4つのVALUE

Check Innでは、全員が同じ方向を向いて進むための軸として、4つのVALUEを掲げている。

■VALUE
De-Construction：進化のための変化を恐れない
Be Lean：常識外のスピードで最善の案を
Aim High：一つ上の視座を持つ
Good Neighbor：素直で“いいやつ”でいよう

この4つのVALUEを定めた背景について、田中氏はこう語る。
「創業当初は少人数で自然と価値観が共有できていたのですが、採用を進めるうちにカルチャーのずれが生まれました。だからこそ、仲間と進むための“共通言語”として再定義したんです。」

VALUEは単なるスローガンではなく、日々の行動に息づいている。
社内では、宿泊業界や技術に関する情報共有のほか、「顧客価値整理ミーティング」と呼ばれる場を設け、ユーザーの声をもとにサービスの提供価値を議論・改善している。

働き方は、エンジニアチームが週2日出社・週3日リモート、営業・CSチームは週3日出社・週2日リモートのハイブリッド体制。
密なコミュニケーションと柔軟な働き方のバランスを大切にしている。
また、月に一度は全社員がオフィスに集まり、会社の状況共有や懇親会を実施。
さらに、実際に宿泊施設へ足を運ぶ合宿研修も行い、顧客理解とチームの絆を深めている。

田中氏は、Check Innで働く上で最も大切なのはこのVALUEだと強調する。
「『Check Inn』は業界慣行を打ち破る“De-Construction”のプロダクトです。このマインドを持ち、変化を楽しめる方と一緒に挑みたいですね。」

革新的な自社プロダクトで業界を変える。そんな志を持つ人にとって、Check Innは最高の舞台となるだろう。