現在の役割と、そこに感じているやりがいを教えてください。
今は日本と海外を含む案件のプリセールスを担当しています。カジトルの中で海外案件のプリセールスを担える人材はまだ少ないので、海外案件をリードできる人材・組織を広げることが自分のミッションです。自分がクライアントに提案する姿を後輩に見せ、海外折衝の難しさを共有することを意識しています。 海外では日本の価値観を押し付けても通用しない場面が多く、そのギャップをどう乗り越えるかを、今後海外で働きたいと希望するメンバーに伝えています。そうした向き合い方の根底には、「仲間と一緒に面白いことをやりたい」という思いがあります。大企業に所属していた頃は、案件は大きくても日々業務をこなすだけになりがちでした。今は社員がやりたい案件、バリューを出せる案件を選ぶことができます。全員のモチベーションが高まる環境をつくれるのが嬉しく、モチベーションが原動力となって社員の成長にも繋がっていると感じます。 代表の田中は会社でのキャリアだけでなく、プライベートも含めて社員の人生を応援してくれます。その姿勢に共感し、自分もメンバーにそう接するよう意識しています。 自分の経験を生かして、メンバーの挑戦を後押しできることに大きなやりがいを感じています。
どのようなマインドを持った方に仲間として加わってほしいですか?
カジトルが海外を目指している今、英語力も大事ですが、「海外でビジネスを伸ばしたい」「グローバルで通用する人材になりたい」という強い意欲を持った人に来てもらいたいです。実現したいという強い思いがある人なら、必ず成長できると思っています。一緒に挑もうというモチベーションの高い仲間を求めています。 もちろん、コンサル経験や、AWSやCRM、クラウド分野での経験は十分に生かせる環境です。ただ、何よりも大事なのは、新しい環境に飛び込み、自分の可能性を広げたいという姿勢です。英語に関しても、最初から得意である必要はないと考えています。本気で取り組めば、たとえ流暢でなくても2~3か月で意思疎通はできるようになります。大事なのは「できない理由を並べる」のではなく、「まずやってみる」という気持ちです。 そうした気概を持った人にこそ、カジトルの自由でユニークなカルチャーはフィットすると思います。一緒に挑戦し、海外に広がるフィールドで新しい価値をつくっていきたいですね。
エンジニアの成長支援についての取り組みや学び方の特徴を教えてください。
エンジニアの成長のためには机上での学びも重要ですが、現場での実体験こそが生きた経験としてエンジニアの価値に繋がっていくと考えています。そのため、経験が浅いメンバーには調整しながら少しずつOJTとして案件に入っていただき、実案件を通じて学ぶことで成長できるよう支援しています。自分自身の経験からも、教育プログラムやeラーニングでの学びに加え、実際の現場で経験を積むことで知識が自分のものとなり、深まっていくと感じています。失敗や成功を繰り返しながら実践を通じて吸収していくことで、より成長できる若手社員を見てきました。 そのため、カジトルとしては「挑戦しても大丈夫だ」という安心感を用意し、背中を押すことを重視しています。もちろん、だからといって丸投げすることはありません。案件のアサイン時に不安があれば必ずマネジメントを上につけたり、バックに経験豊富なメンバーを配置したりすることで、安心して挑戦できる体制を整えています。「やりたい」と手を挙げれば責任を持って任せることもできるし、「少し不安だ」という人には支援体制を厚くする。その柔軟さこそが、カジトルらしい成長の仕組みだと考えています。
今の働き方と大切にしている価値観、そこから得た気づきを教えてください
私は現在マレーシアに拠点を置き、家族とともに生活しています。マレーシアを選んだ理由の一つは子どもの教育環境です。インターナショナルスクールでは英語、中国語、マレー語を自然に使い分け、子どもたちが遊びの中で言語を切り替える姿を目の当たりにしました。また、学校では戦争について考える授業があり、戦争中のウクライナとロシアの子達が同じ教室で意見を交わす姿を見て、その議論の深さに驚かされました。AIが人の業務の代わりを担うことができるこれからの時代に重要なのは、多様な価値観に触れ、自分とは違う考えを受け入れて協力できる力だと考えています。 子どもたちが多様な価値観に触れるのを見て、自分自身の歩みも振り返るようになりました。私は若い頃から「海外で働きたい」と願っていたものの、実際に行動に移せたのは社会人になって10年以上経ってからです。今は海外に挑戦するまでに本当に10年も必要だったのか?と疑問に感じています。その経験から、失敗するリスクよりも、挑戦しないリスクの方が大きいと痛感しています。だからこそ今は、家族と過ごす時間を大切にしながらも海外で挑戦を重ねられることに、大きな充実感を覚えています。
最後に、応募を検討している方へのメッセージをお願いします
カジトルは、人生の目標を叶えられる会社だと思っています。自分にも以前は「やりたいことができない」と悩んで、くすぶっていた時期がありました。だからこそ、同じように海外で働きたいのに踏み出せない人や、どう始めればいいかわからない人の気持ちがよく理解できます。 カジトルの魅力は、とにかく「やってみよう」で物事が動くこと。婚活サービスをやってみようと言えば本当に始まったり、マレーシア進出も資料を作り込んでからではなく、面白そうだからまずやってみようとスタートしたり。大量の時間をかけて準備してからではなく、スピードを優先して、失敗しても軌道修正しながら進んでいく。そういうスタンスがあるからこそ、機動力の高い挑戦が実現しています。 仕事の枠にとらわれず、やりたいことをゼロベースで形にできる。「自己実現したい」という想いがある人なら、きっとここで面白さと成長の両方を感じられるはずです。仕事だけでなく、人生において「何かを成し遂げたい」という人にこそ、ぜひ飛び込んできてもらいたいです。