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インタビュー画像取締役 小澤 隆生氏 1995年独立系SIer に入社後、1999年に中古パッケージメディアの販売・買取サービスを手掛ける会社を設立し、2001年に売却。2003年、ECモール事業等を手掛ける会社に入社、オークション担当役員や野球団事業本部長を歴任。2006年に退社後、スタートアップ支援に従事。2011年、SNSマーケティングを手掛ける会社を設立。翌年、インターネット検索サービス等を手掛ける会社に売却し入社。執行役員、常務、COOを経て2022年に社長CEO就任。2023年グループ再編後、顧問に就任。2024年にブーストキャピタル設立・代表就任。

ブーストコンサルティング株式会社を立ち上げた背景には、どのような思いや課題意識があったのでしょうか?

当社は、私が代表を務めるベンチャーキャピタル(VC)であるブーストキャピタル株式会社の子会社として設立されました。VCは、出資者から集めた資金をスタートアップに初期投資し、企業の成長に伴うバリューアップを狙うビジネスです。私自身も、共同創業者である当社代表・堀も事業会社出身であり、事業創造や企業経営をバックグラウンドに持っています。そのため、ブーストキャピタルでは、子会社を設立し、それをグロースさせてリターンを得るという出資形態も認められています。この制度を活用して立ち上げたのが当社です。 当社を立ち上げた最大の理由は、AIへの強い情熱です。ここ数年のAIの進化には、社会変革の可能性を強く感じています。私が若い頃、90年代初頭にインターネットに出会った時の感覚に非常に近いものがあります。インターネットが登場してから30年が経ち、今や社会はインターネットなしでは成り立たない。AIも、30年後には「AIなしの社会なんて考えられない」と言われているはずです。 そんなワクワクするような技術と出会い、AIで社会を変えるために、もう一度自ら事業を立ち上げたい。そう思ったことが、当社創業の原点です。

AIを活用した新しいシステム開発の形に挑むに際し、どのような課題や可能性を感じられましたか?

AIに投資するといっても、その可能性は広範です。どんなプロダクトを開発すれば最もインパクトを出せるかを考え抜いた結果、私達は「開発にAIを活用する」という結論に至りました。 SI(システムインテグレーション)と呼ばれるシステム開発の世界は、依然として労働集約型のビジネスです。一つのシステムを構築するために、何人ものエンジニアが何カ月もかけて、地道にコードを書き続ける。こうしたITエンジニアの仕事が現代社会のインフラを支えているのは間違いありませんが、開発プロセスにAIを導入すれば、少人数でも開発を進めることができ、企業にとってコストダウンになるだけでなく、ITをよりスピーディーにビジネスへ活用できる社会が実現します。 私達は「コンサル会社」を名乗っていますが、実態としては“AIによるシステム開発会社”でもあると考えています。しかも、開発を担うのは人間のエンジニアではなく、AIです。私達は伴走型でクライアントと事業を創りながら、AI開発のノウハウをクライアントにインストールしていきます。これにより、従来の「ベンダーに依頼する開発」ではなく、「企業自身がAIを使ってシステムやサービスを開発する」世界が実現します。 当社が目指しているのは、まさにそんな「新しいSIのカタチ」です。AIが開発を担い、企業が自らの手で事業を進化させていく。それは、単なる効率化ではなく、企業の創造力を解放するための構造改革です。

AIによる開発の内製化がもたらすインパクトを、どのように実感していますか?

経営者であれば誰でも、「AIを使った内製化100%」のインパクトを直感的に理解できるはずです。私自身、インターネット検索サービス等を手掛ける会社でCEOを務めていた頃にAIがあれば、当時の何十倍ものスピードでシステム化やデジタルサービスを立ち上げられたのではないかと感じています。それほどのインパクトがある領域に、今まさに挑戦しようとしています。 もちろん、現時点で100%AIによる開発はまだ遠い未来の話です。ただ、現在のAIの進化スピードを見ていると、人々が予想しているよりも早く、その未来が現実になる可能性を強く感じています。事実、プロトタイプ開発の領域では「バイブコーディング」が実用レベルに到達しており、当社のコンサルタントは全員、AIを活用したバイブコーディングによって、クライアントにシステム化の提案を行っています。 ITエンジニアに伝えたいのは、AIコーディングがスタンダードな開発手法になった世界で、どう生き残るかを今のうちに考え、動き始める必要があるということです。最短の方法は、バイブコーディングをマスターし、ITコンサルタントとしてステップアップすること。AIがコーディングを担う時代は、確実に到来します。悩んでいる時間はありません。AI開発を本気でマスターしたいなら、1分1秒でも早く動き出すべきです。なぜなら、AIの進化は、想像を超える速さで進行しているからです。

90年代のインターネット黎明期に感じた“ワクワク感”は、今のAI領域でも再び感じられていますか?

私が社会人になったのは1995年。世界初の検索エンジンが登場したのが1990年、Webサイトの誕生が1991年、日本初の商用インターネットサービスプロバイダーが設立されたのが1992年です。世界に目を向ければ、1995年には「Internet Explorer 1.0」が登場し、「Amazon.com」がサービスを開始。1998年にはGoogleが生まれ、2001年にWikipediaのプロジェクトが始まり、2004年にはFacebookがローンチされました。 インターネットサービスの黎明期、私はビジネスの最前線で、社会が変わっていく手応えを感じながら仕事に打ち込んでいました。あの時のワクワク感と同じか、それ以上のスピードとインパクトで、AIは社会を変えると確信しています。 同じように、AIに社会の進化を期待しているビジネスパーソンは多いはずです。AIに参入する企業も日々増えており、私達が構想しているAI開発のビジネス領域にも、競合他社がひしめいています。大手ベンダーもSIerも、AI開発に積極的に投資しています。 とはいえ、マーケットの規模は圧倒的に大きく、プレイヤーの数は問題になりません。今は、まるで砂漠で水を売っているような状態。需要は無限にあり、供給はまだ始まったばかりです。だからこそ、設立間もない私達にも、十分なチャンスがあると考えています。

AIを活用した新しいコンサルティングに挑戦する中で、どのような人材を求めていますか?

AI時代において、最後に人間に残る役割は「コミュニケーション」だと考えています。当社で働きたいと希望する人材に求めるのも、この力です。 私が考えるコミュニケーション力とは、自分の言いたいことややりたいことを相手に納得させる力。そして、相手の言いたいこと、やりたいことを完璧に理解する力です。これは単なる会話術ではなく、コードのようにロジカルなやり取りでありながら、感情の機微も含むものです。“人に好かれる”という要素も、コミュニケーションには欠かせません。 私は、社会全体におけるコミュニケーション力の評価が低すぎると感じています。AIが社会の至る所で活躍するようになると、頭脳労働の価値は相対的に低下していきます。考えること、まとめることは、AIの方が圧倒的に得意な領域です。だからこそ、事業グロースや経営改革を支援するコンサルタントの仕事も、質が変わっていくはずです。 戦略を立案し、それを実現するための手段を編み出すだけでなく、ビジネスとして実装するところまでを担う。そのためには、AIの活用が不可欠です。当社では、ITエンジニアだけでなく、コンサルタントもAIを使った新しいコンサルティングに挑戦しています。AIが思考と実装を担う時代に人間が果たすべき役割は、相手と深く繋がり、共に動く力です。

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