代表取締役　保知 一也氏 コンサルティング会社に新卒入社し、調達・購買領域の案件（SaaSの導入支援とそれに伴う業務改革）に複数参画する。独立後はAcrosstudio株式会社にて、コンサルティング事業、AI受託開発事業、AI SaaS事業、フリーコンサルへの案件仲介事業等を立ち上げる。4期目は売上6.2億円で着地予定。

「Acrosstudio」という社名に込められた思いは？

Across（横断する・超越する）とstudio（スタジオ）を組み合わせた造語です。目の前にいるクライアントに対しては、既存の枠組みを超越した事業成長を実現する組織でありたい。自社に所属するメンバーに対しては、自律的に当社のプラットフォームを活用することでスキル向上や社会課題の解決、インキュベーション等のチャレンジを可能にする組織にしたいと考えています。 studio（スタジオ）の由来は、大学時代の仲間と行ったアメリカへの卒業旅行です。仲間の一人がヒップホップ好きで、アメリカをキャンピングカーで横断している時に曲をつくる提案をしてきたのです。ヒップホップでは録音するスタジオに名前を付ける文化があることから、自分達もアメリカ大陸をAcross（横断する）しながら曲をつくるので、キャンピングカーに「Acrosstudio」と名付けたのです。 個人的にこの言葉に強い思い入れがあったため、社名として採用しました。

どんな組織に育てていきたいと考えていますか？

特に大手のコンサルティングファームともなると、コンサルタントの働き方やキャリアが制限されていると感じています。というのも、何となく「スキルアップしたい」「起業したい」と思っているけど、「目の前のクライアントワークで成果を出さなければならない」「収入を稼がなければならない」という理由から、自分の将来について漠然と不安を抱えているコンサルタントが多いのです。 そうした負の感情をクリアにするため、当社ではコンサルタントとしてクライアントワークをやりながらも、独立や新規事業オーナーといったチャレンジができる組織をつくっていきたいと考えました。実際にここ1年くらいで、ITコンサルティング事業にプラスし、生成AIを使った新規事業やプロダクト開発、フリーコンサルタント向けの事業等、入社後のキャリアの選択肢が広がってきています。

行動指針には、社員に対するどんな期待が込められていますか？

とにかく行動する。誠実に生きる。感謝をする。挑戦をする。オーナーシップを持つ。これは私が企業を経営する中で実感していることですが、コンサルタントとしても事業家としても大事な行動だと考えています。 （1）Act with Integrity（自らを律して誰より誠実に行動する）　（2）Collaborate with Love（仲間に常に感謝し、挑戦を支える）　（3）Lead Yourself（各個人が組織の代表として考え、行動する）　（4）Speed Matters（実行のスピードを最重視する） これら四つの言葉は全社で共有している行動指針です。これからジョインする方々にも、とにかく「何かを変えていきたい！」というチャレンジ意欲に期待したいです。

エンジニアにはどんな成長機会を提供することができますか？

収入アップを目指したいエンジニアの方には、ITコンサルタントとしてキャリア構築する道をお奨めしたいです。実際当社にジョインした後、エンジニア時代と比べて単価が2倍以上になった事例も複数あったりします。 またキャリアの幅が広がるのもメリットだと思います。最近では生成AI・AI受託開発の案件も増えているほか、生成AIのSaaSをはじめとする自社サービス・プロダクト開発にも取り組んでいます。インキュベーションファームを掲げている当社であれば、開発業務のみならず、PdMやUI・UX等の事業企画の観点からプロダクトづくりにチャレンジできる環境があります。上流工程で能力を発揮したい、あるいは実力を付けたいという方にとっては絶好の会社だと思います。

最後に求職者へのメッセージをお願いします

おかげさまで30名近くのファームへと成長し、コンサルティング×AIスタートアップを掲げて大きく事業を飛躍させるフェーズに突入しつつあります。しかしそれを形にするための組織は、まだまだ発展途上にあります。 社内制度や経営企画、メンバーのエンゲージを高める仕組み構築等、スタートアップ期にある今だからこそ「自分達の手で組織をつくり上げている実感」が味わえるはず。チャレンジ精神旺盛かつ面白い経歴を持った仲間達と刺激し合い、キャリアアップしたい、ワクワクするような仕事がしたいと思っている方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししましょう。