代表取締役社長 CEO　望月 真貴子氏

これまでの経歴をお聞かせください。

中学時代からPCに興味を持ち、1995年のWindows95発売前にPC販売に関心を抱き、秋葉原のPCショップでアルバイトを始め、現在のキャリアの原点となりました。その後、同ショップを運営するハイパー(当時：ハイパーコンセプション株式会社)に入社し、社員として本格的にPC業界に携わるようになりました。 入社後は、ECショップの立ち上げや販売戦略の効率化を推進し、購買責任者として在庫調達やメーカーとの協業を進め、安定供給と価格競争力の向上に貢献してきました。 さらに、営業責任者として福岡営業部の開設を主導したり、クラウドサービス「さーす丸」の立ち上げにも携わったりと、PCの導入から運用、セキュリティまでを包括的に支援する体制を構築しました。

会社のビジョンと事業展開について教えてください。

もともとハードの販売に強かった当社ですが、ハードの調達はお客様のIT活用の1フェーズに過ぎません。当社の経営理念は、“ユーザーニーズ実現企業”。ご購入いただくだけで、支援が終わるのではなく、継続的に貢献したかったのです。 そこで、お客様のニーズに応える形で、事業領域を拡大。情報システム部門の業務を代行する『Business Core NEXT（ビジネス コア ネクスト）』というサービスブランドを立ち上げました。これは、「IT（DX）戦略の策定・企画」「PC導入・運用のサポート」「ITインフラ運用のサポート」「セキュリティ対策のサポート」の4つがサービスの柱となっており、それぞれ専門性の高いメンバーが連携を取り、お客様の課題解決を目指しています。 さらに、近年は、セキュリティ部隊を組織し、お客様の認知も上がってきています。そのなかで、現在注力しているプロジェクトの一つが、セキュリティに関する研修プログラムの提供です。ハードやソフトでセキュアな環境を整えるのは大前提ですが、不用意な操作による事故、データの不適切な扱いによる情報漏えいなど、人が関わる部分でのインシデントも後を絶たないため、その課題を解決していきたいと考えています。 このプロジェクトは、『Business Core NEXT』の一端に過ぎません。新たなサービスの提供に向けて、様々な種が蒔かれており、今後もチャレンジングなプロジェクトを展開していくつもりです。

社長様から見た社内の雰囲気はいかがでしょうか。

いつも温かい雰囲気が漂っています。 カルチャーとしては、みんなで目指す未来を実現する「チーム」であることを大切にしています。 私たちは、“チームハイパー”。それぞれが“個”で動いている営業スタイルではありません。というのも、包括的なサービスの提供には、様々なセクションとの協力が不可欠なため、やってあげる・やってもらうという協力の姿勢が文化になければ成り立たないと考えています。 そのため、“チームハイパー”として、仲間への感謝や尊重を何よりも大切にしており、これは、弊社の重要なバリューの一つでもあります。 チームのメンバーに対する信頼があるからこそ、このような雰囲気が生まれているのだと感じています。

ワーク・ライフ・バランスについてはいかがでしょうか。

働き方改革を目指し、時間内に働いて成果を出すことを徹底しています。残業時間が一定数を超えると、システムで本人と上長にワーニングが挙がり、“働き過ぎ”が誰にでもすぐにわかってしまうシステムにしています。 また、残業が増えてしまったとき、本人に効率化を求めるのではなく、その環境を改善することが、上長のミッションだと考えています。 業務が一人に偏っているのであれば、分散させる。そもそも、人が足りないなら増員する。ワークフローを見直して余分な工数を減らすなど、会社全体の問題として取り組むことを徹底しています。 定時までに業務が終わらなかったときは、先輩や上司が積極的に手伝ったり、「明日でもよいのでは？」とリスケを提案したり。この「定時で帰るのが、当たり前」というムードの下、同社の月間平均残業時間は、わずか14時間ほどに収まっています。

最後に応募者のみなさんに一言お願いいたします。

当社の社員は、未経験から挑戦される方が非常に多いです。 ここには、チームの仲間に支えられながら成長し、活躍を目指せる環境があり、みんな未経験者の気持ちがわかるので、何でもフレンドリーに教えてくれます。 そして、新しいステージを目指すみなさんと同じように、ハイパーも変わろうとしています。 目指す未来の実現に向けて、私たちと一緒に取り組んでみませんか。