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株式会社パタンナー

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系

アメリカで市場拡大中のデータカタログ。日本でいち早く取り組む有望企業

上場を目指す
自社サービス製品あり
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社パタンナーは、データ関連領域のソリューション事業とソフトウェア事業を展開する会社だ。自社開発のソフトウェアは、日本ではまだ馴染みが薄い「データカタログ」と呼ばれるもので、名称は『タヅナ』。
創業者で代表取締役の深野嗣氏が、データ関連領域のソフトウェア製品の大半が海外製であり、高額な上に一部のプロフェッショナル人材しか使いこなせていないことに課題を感じ、開発したものだ。

同社の設立は2021年、『タヅナ』のリリースは2024年。現在は、データ戦略のためのソリューションを提供しながら、同時に『タヅナ』の活用を推進しているフェーズにあるスタートアップ企業だ。スケール前のシード期の同社だが、その可能性は大きい。というのも「データカタログ」は、アメリカでは既に大きな市場に成長しつつあり、日本においていち早くリーズナブルで使いやすいオリジナル製品を開発・投入している同社は、この領域で一歩先を行く存在だからだ。

では、データカタログとは何か。
『タヅナ』は社内のデータ資産を連携し、データの活用レベルを飛躍的に向上させるSaaSだ。「データカタログは食品の流通経路に似ています」と深野氏は説明する。「ハンバーガーはバンズ、ハンバーグ、トマト、レタス等でできています。例えばトマトなら、畑でつくられ、倉庫で保存され、ハンバーガー用にスライス加工され、ハンバーガーに入れられます。これをデータに置き換えると畑がデータソース、倉庫がデータウェアハウス、店への運搬とスライス加工がETL・ELT、調理がBI・レポートで、食べて味わう過程がナレッジとなります」畑のトマトは、そのままではハンバーガーに使えない。ほかの食材も同様だ。あらゆる食材(データ)を運んで加工し、みんながおいしく食べられる状態=誰もが分析してビジネスに役立てられる状態にするインフラがデータカタログだ。

加えて『タヅナ』は先行する海外製品と異なり、営業や企画等、非エンジニアのビジネスサイドのメンバーが簡単にデータを扱えるようにした点も画期的だ。再びハンバーガーに例えると、日々事業を運営しているビジネス側は、食べた時に『このトマト腐ってない?(このデータおかしくない?)』等と感覚的に分かるが、データ側はきちんとスライスさえされていれば(=データとして正しく加工されていれば)トマト自体の異常には気付きにくい。データカタログとは、トマト(=データ)の調理までのプロセスを遂行・可視化するものだが、さらに『タヅナ』の場合はビジネス側からも容易にフィードバックができることで、両サイドのコミュニケーションとビジネスの推進を円滑にする画期的なインフラなのだ。

この画期的な国産データカタログ『タヅナ』の生みの親である深野氏は、新卒で国内のコンサルティングファームに入社し、経営コンサルタントとしてキャリアをスタートした。27歳で独立し、プログラミング、データサイエンスを学び、修行のためにAI系ベンチャー企業に入社。同時に、起業を視野にデータサイエンス業務の副業もスタートした。AI系ベンチャー企業には2年弱在籍し、執行役員まで務めたが、副業も順調に拡大していたことから2019年、29歳で再び独立した。フリーランスで活動後、2021年に法人化して同社を起業するのだが、その原動力の一つとなったのが日本の置かれた状況への危機感だった。

フリーランス時代の2020年、深野氏は思い立ってシリコンバレーへ見学に行った。そこ感じたのは、日本の『ものづくり』の衰退だった。

「極端に言うと、日本はもうトヨタしかものづくりをしていない感じがしたのです」と深野氏。一昔前ならアメリカの街中にあふれていた日本メーカーの看板がない。ビジネスの現場を思い起こしても「MicrosoftもGoogleも、エンジニアやビジネスパーソンが使っているソフトウェアはほとんどが北米製です。トヨタ以外の名だたる自動車メーカーも、実は設計ソフトは海外製。しかも海外製のソフトは、日本企業の要望に優先的に対応してくれるわけではありません。古くて使いづらいソフトでも使い続けざるを得ません」ものづくりを手放すと社会は貧しくなる。そう感じた深野氏は、「ものづくりをしなければ」と強烈に思い、帰国後、同社を立ち上げた。

フリーランス時代から手掛けてきたデータ関連の課題解決業務の傍ら、プロダクト開発に取り組み、2024年に完成したのがデータカタログ『タヅナ』だ。リリースから日が浅いこともあり、まだ導入実績は片手に満たないほど。これからというフェーズだ。

しかも今、『タヅナ』には追い風が吹いている。生成AIの急速な普及だ。まさにデータカタログが真価を発揮する領域だ。「生成AIを一度でも実務に使ったことがある人は、イマイチだと分かっています。AIは適切なデータを学習してこそ正しい出力ができるわけで、ただデータベースの中のデータを学習させてもダメ。AIに命を吹き込むのが、データを正しく格納する部屋=メタデータで、このメタデータを整備し、部屋ごとに必要なデータを蓄積してデータを活用できる形にするのがデータカタログです」と深野氏。

これまでは企業に提案すると、データカタログの良さは伝わりながらも「導入はまだ早い」という反応が多かった『タヅナ』。だが今、状況は一変している。

「海外市場では2016年からデータカタログが登場しており、2024年にも大型調達をしたスタートアップがあります。その黒船は既に日本に来ていて、知っている人は知っています。我々はそのマーケットで、国産の使いやすい『タヅナ』を携え、日本企業に対して大きな価値を提供することに挑戦しています」と深野氏は言う。数々の分野で海外製品の後塵を拝してきた日本。データカタログではそうさせない心意気だ。これから市場が拡大する日本でいかに覇権を取るか。黒船の姿はチラつくが、まだ一人勝ちの圧倒的勝者はいない。同社は今、大きな勝負の時を迎えている。

『タヅナ』は現在、ゼロイチは終わり、1をまず2~3に、そこから5、10と成長させようとしているフェーズだ。足りないのは圧倒的に人的リソースだ。データカタログ市場と同社の可能性を信じ、共に戦う仲間を求めている。プロダクトはある。導入実績もある。技術も知見もある。数々の企業とのリレーションもある。そして「志」もある。市場は自分で切り開くという気概を持つ自走型の人には、実にワクワクするフェーズだろう。

同社が掲げるバリューには、「誠実である行動を選ぶ」「誇りを持てる行動を選ぶ」等と並んで「1人ではできない挑戦を選ぶ」というフレーズがある。「せっかく会社をつくったのだから、1人ではできない挑戦をしたい。もしかしたらフリーランスでやっている方が稼げたかもしれません。でも私はそうではない道を取りました。そんな自分自身に誇りを持っているし、同じ志を持つ仲間と新しいことをしたいです」深野氏からのメッセージだ。

現在、社員は深野氏だけ。業務委託で参画するメンバー達と活動している。だが、本格的にスケールを目指す以上、セールス、データサイエンティスト、エンジニア等全方位的に人材を拡充するつもりだ。あらゆる企業が有用なデータを必要としている一方で、データサイエンティスト等のプロフェッショナル人材は圧倒的に不足し、データ領域で海外に後れを取っている日本。『タヅナ』でデータの世界をコモディティ化することが、企業の成長や豊かな社会の実現に繋がるはずだ。単なるセールスではなく、「エヴァンジェリスト」としてこの世界観を広め、啓蒙するような人材を求めている。

投資家からの資金調達を行い、シード期にある同社。まだナニモノでもないが、逆にナニモノにもなれる可能性がある。ベンチャーと言いつつ既に勝ち筋が見えているメガベンチャーではなく、本当にこれからのシード期の会社で挑戦したい人にはまたとない好機。データカタログやデータの世界に関心を持った人は、是非一度話を聞きに行くといいだろう。

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インタビュー

株式会社パタンナーのインタビュー写真
代表取締役 深野 嗣氏 大学卒業後、国内の経営コンサルティングファームに入社。経営コンサルタントとして経験を積んで独立。プログラミングとデータサイエンスを学び、エンジニアの実務経験を経てAIベンチャーに入社。データサイエンス業務に従事。執行役員まで務め、再び独立。フリーランスで活動後、2021年にパタンナーを設立。

── パタンナー設立前にシリコンバレーに行ったそうですが、そこでどのような気付きがあったのでしょうか。

いろいろと感じたことはありましたが、端的に言うと「アメリカのほうが、ものづくりをしているな」と思いました。かつては日本のものづくりがもてはやされていましたが、今は違います。起業するにあたっても、在庫を抱えず手数料で稼ぐようなビジネスモデルを志向する空気が、露骨にあるように感じました。

ニューヨークの街を歩いていても、昔はたくさんあったはずの日本メーカーの看板が見当たりません。以前は、例えばカシオであれば時計が強みなのだから、それだけをつくっていても十分だったはずなのに、遊び心のある携帯端末なども手がけていました。でも今は、日本全体に「うちはそれをや... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社パタンナー

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

サービス系 > 人材サービス(紹介/派遣/教育/研修)

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり、残業少なめ
資本金

200万円(他、VCからの資本準備金)

設立年月

2021年03月

代表者氏名

深野 嗣

事業内容

データカタログ「タヅナ」の開発・運営
データ戦略コンサルティング
データ人材育成研修

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

経営陣、DEEP CORE

従業員数

13人

平均年齢

33歳

本社住所

東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4F

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