ご略歴をお教えください。
高校時代に学習塾のチューターから「起業してみたらいいんじゃない?」と言われ、その時初めて起業というものを知り、興味を持ちました。そこからは受験勉強にも手がつかなくなってしまい、起業家の方に話を聞きに行ったり、海外の買い物代行事業を小さく知り合いとスタートするなど、できることからはじめていきました。 大学に進学後は、アパレル系のWebサービスを開発する学生ベンチャーを知り合いが立ち上げており、そこに参画し、営業周り全般を担当していました。 この頃は毎日テレアポや飛び込み営業を行っていました。 その後、ビジネスにのめり込んでしまい、大学を中退した後、遊ぶ場所の口コミサイトを運営する会社を創業しました。 そのサービスは月間50~60万人に利用されるまでになりましたが、当初描いていた事業の規模感にはならないことが、やればやるほど分かってきてしまいました。 自分だけでなく、創業メンバーが人生をかけてこの会社に取り組んでいることを考えた際に、今の事業のまま突き進むのではなく、より大きなインパクトを出せる事業にチャレンジをしようと決め、サービスをクローズし、一から事業を考えるところから再スタートしました。 そして、いくつものビジネスアイデアを出し、2017年に顧客紹介プラットフォーム「セールスハブ」をローンチし、今に至ります。
いわば“第2の創業”として「セールスハブ」を再スタートさせた思いをお教えください。
「セールスハブ」の構想は、自分自身が毎日テレアポや飛び込み営業を行なっていた経験からきています。 100件電話をかけても1件商談につながるかどうかというのが実情で、非効率に感じるだけでなく、精神的にも非常に辛かったのを強く覚えています。 一方で、そんな大変な新規開拓営業も、自分たちの事業に共感してくれた人から、顧客候補の方を紹介してもらえると、スムーズに話が進むという経験が何度もありました。 であれば、これをうまくプラットフォーム化することができれば、新しい営業のモデルを構築できるのではないかと考えました。 これだけAIやテクノロジーが発達しているにも関わらず、新規開拓営業の商談獲得に限っては、いまだにテレアポや飛び込み営業が主軸となっている現状にはとても違和感があります。 優れた事業やサービスを作り、「セールスハブ」を活用すれば、事業に共感をしてくれた方々がどんどん顧客候補の方を紹介してくれる、そんな世界の実現を目指しています。
社員に対して期待することや、どう活躍してほしいかといった思いをお聞かせください。
「セールスハブ」には、今までの営業の歴史を変えてしまう程のポテンシャルがあると心から信じています。 グローバル全体で、セールステックが大きな盛り上がりを見せてはいますが、新規開拓営業の商談獲得という行為においては、まだどこもベストなソリューションを生み出せていません。 それを「共感による紹介✖︎プラットフォーム」という仕組みであれば、変えられるかもしれない、そういう戦いだと思っています。 一方で、前例のないサービスモデルが故に、改善の余地は多くあり、日々目まぐるしく、多くの施策が動いています。 会社のカルチャーとして、営業チームであっても、CSチームであっても、皆が事業開発的な視点を持ち、事業を自ら作っていく、改善していくというのがあります。 非常に難しく、大変なことではありますが、一緒に四苦八苦しながらも、それを楽しめる方とご一緒したいと考えています。
江田さんの仕事観をお聞かせください。
人生の中でも大半の時間を使う「仕事」という行為を、せっかくであればよりたくさんの人のためになる、インパクトを起こせるものにしていきたい、そして、私自身はビジネスが好きなため、ビジネスの構造を変えてしまうような、そんな事業を作り続けていきたいと思っています。 「セールスハブ」を主軸に伸ばすことに変わりはありませんが、新規事業にも現在積極的に取り組んでおり、周辺分野でも大きな変革が起こせるよう邁進していきたいです。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
マンガやアニメが大好きなので日々、コンテンツを探しています。 おすすめの作品があれば是非教えて欲しいです。 あとは将棋やマーダーミステリーも好きで、仲間や家族と楽しんでいます。