コンセプトは社名にもある「ミクロ」の民主化にあります。マイクロベースはGISの専門家集団で、大学での研究成果の社会実装を目的として設立しました。
デジタル化の浸透により、データからみることができる景色・様相が日々多様化してきています。あたかも神にでもなったかのように、全体をつぶさに見渡すことができる世界が構築されてきています。デジタル空間上での利用者の一つ一つの行動を可視化・分析できるGoogleAnalyticsはその代表格と言えるでしょう。 こうしたツールは現状を的確に把握し、先の見通しを立てるインフラ足りえ、デジタル社会を構築してきた基盤といえるでしょう。
しかし、リアルな現実空間では容易ではありません。IoTの時代と言われるものの、地域全体にセンサをばらまくことはできず、データの収集難易度も高くありながら、個人情報の抵触にも深く関わります。また、そうした「ミクロ」なデータ活用の多くは、技術的にも膨大な計算量、高度なアルゴリズムを要することが多く、デジタルよりも難易度が高いといえます。
マイクロベースは、こうした課題に果敢に挑み、解決していくことで、老朽化し、くたびれた社会を活力あふれるあるべきかたちへとアップグレード、いわば、ロケーション・トランスフォーメーション(Location Transformation)があると考えています。 マイクロベースは未来の都市をかたちづくるパートナーとしてあり続けたいと考えています。