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株式会社旭エージェンシー

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • コンサルティング・リサーチ

グローバルな視点で、国際社会に通用するマーケティングを展開

企業について

自国でのビジネスが成功を収めると、企業は次の戦略として、他国への進出を試みる。だが未知なるフィールドに打って出るには、その国のビジネス事情を徹底的に調査した上で、市場に深く入り込んでいかなければならない。株式会社旭エージェンシーは、主に海外企業や団体が日本進出する際、クライアントの要望に応えつつ、日本の市場に訴えかける戦略の立案、広告、PRやプロモーションにいたるまで、マーケティング・コミュニケーションを広く取り仕切る会社だ。<br /><br />設立は1980年。代表取締役を務める長島氏は、アメリカの大学でMBAを取得後、デトロイトなどの広告代理店で、15年間に亘りマーケティング・コミュニケーターとして働く。そして40歳で日本に帰国後、現在の会社を立ち上げている。<br /><br />「私がアメリカに滞在していた当時は、日本企業のアメリカ進出も始まった頃でしたから、トヨタやサントリー、日清食品といった企業の米国市場進出のマーケティング゙サポートを通して、日米の橋渡しのような役割を担っていました。そして、帰国後は、アメリカから日本に進出したいという企業を中心に、マーケティングを手がけてきました。」

以後、日本企業とのパイプも徐々に築いていき、現在は海外企業や団体をメインのクライアントとする、日本のPR・マーケティングエージェンシーとしての地位を確立している。<br /><br />企業のニーズに合わせたマーケティング・調査をはじめ、PRにセールスプロモーション、広告、マーチャンダイジングなど、幅広く手がける同社。中でも最近、大きな割合を占めるのが、PRとセールスプロモーションだという。クライアントの業界としては、近年、食品関係の依頼が多い。<br /><br />「日本の“食”がシルバー化している傾向があり、多少値段が高くてもいいから、品質が良いものを少量いただきたいという人が増えている。食のブランド志向ともいえます。そうした背景から、次々と海外のさまざまな食品関係の企業や団体が、日本マーケットへ進出したいと考えているという現状があります」。<br /><br />食品でいうと、同社が1996年から継続してPRを担当しているものに、カナダのワイルドブルーベリーがある。クライアントは北米ワイルドブルーベリー協会。当初は、全く認知されていなかった商品だが、含有成分のアントシアニンが視力回復効果のあることを前面に打ち出し、日本で広く知られるようになった。毎年10月に開催の、ワイルドブルーベリーウィークという一大イベントに向けて、商品を用いたレシピを募るコンテストを実施。メディアに広告を兼ねた募集をかける。また大手ショッピングセンターなどに働きかけ、ワイルドブルーベリーウィークを設けてもらうなど、広く世間にPRするための、さまざまな企画をしかけている。食品のPRにおいてレシピを募るという発想は、まさに長島氏が先駆者といっても過言ではない。<br /><br />「“和魂洋才(わこんようさい)”。明治政府のスローガンが、当社の理念です。ビジネスにマーケティングを取り入れるのは先進国で、やはり西洋が圧倒的に多い。西洋のマーケティングにおけるアプローチ法の良い点を、日本の動向を考慮して修正を加えながら、わが国のマーケティングに取り入れる。日本の伝統的な精神を忘れないというのが大切です」。<br /><br />例えばアボカドが日本に初めて紹介された時、販売しようにも、消費者がそもそも食べ方を知らないという壁にぶつかった。そこで長島氏は、アメリカのアボカド協会の会長が実践していた、レシピ紹介の手法を日本でのPRに取り入れたという。アメリカ国内ではアボカドを広めるために、ドレッシング会社などと提携し、サラダのレシピを紹介することで認知を広めた。それを日本人向けに醤油を使ったレシピにアレンジし、多くの人に試食してもらった。食べ方を提案することで、結果的に食品そのものを浸透させた、成功例である。

国際社会で通用するマーケティング。設立当初から長島氏が一環して掲げる、同社の経営理念だ。同社の強みは、やはり、バイリンガル・バイカルチャーにある。スタッフはアメリカやイギリスへの留学や、海外で就業した経験のある人物が多いため、まずは、外国のお客様に言葉のハンディキャップを感じさせない利点が挙げられる。また長年に亘り、長島氏がアメリカのマーケティングをベースにビジネスを展開してきたこともあり、マーケティングに対する考え方が、社員全体の共通言語になっているのも特徴だ。<br /><br />「当社の競合相手は、外資系のPRエージェンシーです。でも彼らが日本のマーケットを上からなでるように見ているのに対し、我々は日本が拠点の国際的なエージェンシーとして、お客様の要望に応えつつ、より深く日本市場に入っていけます。ヨーロッパの企業がクライアントに多いことも、優位性だと考えます。ヨーロッパの企業や団体は、長期的に物事を見ていきますから、一度決めるとエージェンシーを変えず、じっくりと付き合ってくれる。会社の規模や知名度ではなく、我々の能力を重視してくれるんです」。

現在は食品関係のクライアントが多い同社だが、今後はIT業界にも進出し、メディカル製品や化粧品、健康機器なども扱いながら、ビジネスを拡大していく予定だ。医療機器などは、日本にそうした製品づくりを学ぶ土壌がなく、90%近くを輸入品に頼っているのが現状。輸入許認可を取る専門企業と協力し、医療機器のPRやプロモーションを手がけていくというビジョンも具体化する予定だ。<br /><br />同社は、英語を使って思いきり仕事がしたい人には、理想的な環境。またマーケティング全般を手がけるため、PRや広告など、幅広く仕事を経験し、ステップアップしていける。<br /><br />「とにかく、マーケティングすべてを経験できる会社です。お客様のニーズに合わせて、プランをつくりプレゼンしたり、イベントを実施したりしてもらいたい。クライアントのOKさえ出れば、自分でPRやプロモーションの戦略をプロデュースできるという、やりがいもあります。メディアやお客様に対して、仕掛けていく立場なので、ものおじしない、積極的な人を求めています」。<br /><br />自由で、上下関係にしばられない“ホリゾンタル”な人間関係が築ける場だと、長島氏。そうした伸びのびとしたフィールドで、自らがビジネス拡張の提案者になれる会社なのだ。

企業情報

会社名

株式会社旭エージェンシー

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

コンサルティング・リサーチ > その他コンサルティング系

資本金

2000万円

設立年月

1980年07月

代表者氏名

代表取締役 長濱 嘉三

事業内容

1)広告、PR、SP並びにコンサルティング業務
2)情報提供サービス
3)上記に付帯関連する一切の業務

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

12人

本社住所

東京都 渋谷区渋谷3丁目27番11号 祐真ビル本館7階

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