どんなITサービスに関わってきましたか?
30年の仕事人生の中で、一番時間をかけているものは、Saasサービスの提供に関わっていることです。基本人材ビジネス界隈にずっといますね。求人サイト・採用サイトのサービス、ウィルビーもこれが中心になってますが、eラーニングサービス、派遣会社向け業務支援サービス、勤怠管理サービス、そして最近はAI面接支援サービスなどに関わってきました。
この先、ウィルビーはどうなっていきますか?
幸い、ジョブメーカーというサービスは他にない独特な機能を有しているため、引き合いが強くこの先数年も安泰のサービスだと思いますが、5年後はわかりません。「AI時代に人はどう仕事をみつけ、どうやって入社をし、退職をし、次の仕事にチャレンジするのか?」ここに対してAIを活用して今より便利に、快適に、仕事と向き合えるサービスを作る会社が勝つと思いますので、そこにウィルビーが価値を提供できるかどうかだと思います。その内容次第で、100名の会社にもなれば、なくなることもある、そう考えます。
ウィルビーで働く人に求めることはなんですか?
「お客様に喜んでいただけるよう、最善を尽くす」当社のとても大切なポリシーはたったこれだけです。いろいろな状況はありますが、その局面においてお客様のために最善と思える行動をとれるかどうか、です。あとはその「最善を尽くす」ためには、社内・社外含めて「協力してもらえる関係をつくれるか」です。仕事ができるけど周囲が気を使わざるを得ない人物は求めていません。「気さく・気軽」であることを求めています。
完全テレワークは難しい、と言われていますがどうやって実現をしているのですか?
2025年9月現在の運営状態では、月に1回は、チームメンバーを中心に対面で働く場もつくり、飲み会・イベントなども行っていますので、2021年あたりと比べるとだいぶリアルの機会も増えたなと思いますが、原則完全テレワークです。大切にしていることは「空気を読まない」ことです。正確には「読まなくてもいい環境づくり」です。出社ではないので正確には空気を読みづらいので、空気を読まないと仕事にならない関係性、コミュニケーションのあり方を禁止しています。具体的には、「怒らない・すねない・腐らない・隠ぺいしない・つまりはよくわからないやつ」というような状態をとらない職場環境をキープする事を心がけています。
仕事ができる人とはどういう人だと考えていますか?
自分を変化させられることができる人だと思います。仮に僕が建設業界のITサービス提供を始めたとすると、これまでの人材業界の常識は変わる、成功体験はそのまま通用しない、ではどうする?学ぶしかない。その中で成功しているやり方を探して自分に取り入れて対応・変化をする、これしかない。なので今の成功に固執するのではなく、新しく自分を変える心構え、変化ができる人なら、どんな業界、局面、業務にあたっても成長し成功すると思います。僕もそろそろ52歳になるのですが、AI時代のエンジニアになる勉強を始めようと思ってます。技術職をこの年齢から「やれる」と思っています。僕は80歳まで現役で働くつもりなのであと30年近くあります。皆さんはもっとですよね。なので、ずっと仕事ができる人、とは、とにかく新しい事に挑戦!皆さんのウィルビーでの、この新しい仕事への挑戦、お待ちしています。