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アンテナハウス株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

世界的企業や欧米政府機関も使う『AH Formatter』。世界で存在感を示す

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
グローバルに活動

企業について

アンテナハウス株式会社は、PDF作成、PDF書き込み、PDFからWordやExcelへの逆変換等を行うパッケージソフトや、サーバ上で印刷用ページ、PDFを作成するツール等を開発・販売している会社だ。ドキュメント関連の技術をコアに、ユーザーの様々なニーズに応じてそれらの技術を組み合わせ、デスクトップ用のパッケージから、システム構築用のソフトウェア部品、ソリューション製品等、バリエーション豊富な製品を展開している。

中でも全世界に広く普及している製品が、XMLとHTMLをサーバ上で高速にPDFに変換する自動組版ソフト『AH Formatter』だ。2001年に最初の製品をリリースして以来、20年以上にわたって多種多様なシステムに組み込まれ、世界中で多くの人に使われている。「World Wide Web上に存在する膨大な量のダウンロード可能なドキュメントが、実は『AH Formatter』を使って組版されています。世界中の多くの企業や団体、政府機関が、それぞれのWebページで公開しているダウンロード用のPDFファイルを『AH Formatter』で作成しているのです」こう話すのは創業者で代表取締役の小林徳滋氏だ。

『AH Formatter』はリリース後、すぐに欧米市場でも販売活動を開始した。世界の標準仕様であるXSL-FOを実装、かつ多言語対応していることが大きな強みとなり、世界中に広まっていった。XSL-FO組版とCSS組版に対応でき、今ではXSL-FO準拠製品としては最も優れているとの評価を国内外で確立している。多言語を必要とするマニュアルや情報誌、教材、論文、官報等に広く使われており、ユーザーはグローバルな自動車メーカー各社、航空会社、金融機関、欧米各国政府機関等、多種多様だ。誰もが知っているような会社、組織も多く『AH Formatter』を採用しており、その一つが米国内国歳入庁だ。

「アメリカの国税庁に当たる組織です。日本と違ってアメリカでは、個人で納税手続きを行います。多民族国家なので、沢山ある納税のマニュアル類を多様な言語で作成する必要があります。その量は膨大で、最も適していたツールが『AH Formatter』でした」と小林氏。この案件は同国での入札で獲得した。アンテナハウスは2003年にアメリカのメリーランド州に現地法人を設立しており、早くから世界中で事業を展開してきた。現在、大まかな売上比率は日本が3分の2、グローバルが3分の1だ。中央区東日本橋に本社を構える総勢60名の会社ながら、アンテナハウスはグローバルに名を知られ、今この瞬間にも、世界中の人がその技術の恩恵を受けている会社なのだ。

改めて歴史を紐解くと、アンテナハウスの創業は1984年。当時らしく、ワープロ専用機とMS-DOS文書コンパータのプロダクトから事業をスタートし、以後、PDF化ツールやPDFからの逆変換ツール等、現在に至るまで一貫してドキュメント周りのプロダクトを展開してきた。製品ラインアップは多彩で、その中で主力製品を挙げるならば、一つはデスクトップ用のPDF活用パッケージ、『瞬間PDF』シリーズだ。PDF作成と簡単なファイル統合等の簡単な編集ができる『瞬間PDF 作成』、本文の編集やページ入れ替え等、より高度なPDF編集ができる『瞬間PDF 編集』、PDF上に文字入力できる『瞬間PDF 書けまっせ』、PDFを編集可能なMS Office、一太郎形式の文書に変換する『瞬間PDF 変換』、およびこの4本をパッケージ化した『瞬間PDF 統合版』等を展開している。

企業内のシステムやインターネット用サーバ等に組み込んで使うシステムコンポーネント製品としては、主力の『AH Formatter』のほか、現在、伸びているのがサーバ上でExcel、Word、PowerPointを高速でPDFに変換する『Office Server Document Converter』だ。グループウェアやWebメールシステム、各種Webサービス等に組み込むと、ユーザーはMS Officeがなくとも、これらのファイルを手元で簡単に表示することができる。小林氏は言う。「『AH Formatter』を応用して開発したもので、MS Officeの動きをよく研究して、MS Officeの文書と同じ見え方になるように工夫しました。日本国内では、これをやっているのはアンテナハウスだけだと思います。」

このほか、APIとして提供している『PDF Driver API』(MS-Office、一太郎、テキスト等の各ファイルをPDF化)、『PDF Tool API』(ページ結合・分割、しおり・注釈編集等のPDF加工機能)等も広く利用されている。パッケージソフトの販売のほか、これらのツールが様々なライセンス形態で提供され、アンテナハウスの安定した収益となっている。

「ドキュメントはビジネス活動に必ず必要なもの。いつの時代もニーズは必ずあります」小林氏は確信を持って言う。PDF化、またはPDFからの逆変換を中心に展開する製品群は、広いITのマーケットからしたらニッチだろう。大手資本にとっては取り組みにくいが絶対に必要とされる領域で、他社に負けない技術を持ち、時代に合わせて製品を進化させてきたアンテハウス。今後もドキュメント周りを中心に、常に他社に先んじて必要とされるサービスを生み出し、展開していく。

直近では、電子商取引や電子署名、電子帳簿保存に対応したプロダクトに注力している。オフィスで急速に進むペーパーレス、印鑑廃止、DXを支援するソフトウェアやツールを展開し、同社の新たな事業の柱となりつつある。

創業から40年近くにわたり、堅実に成長し、グローバルに存在感を示してきたアンテナハウス。目下の課題は社員の平均年齢が上がってしまっていること。「30年近く勤めている人もいますし、この5年間は誰一人辞めていないので、平均年齢が上がる一方なんです。昔はプログラマー35歳定年説なんて言われましたが、間違いですね。みんな、変わらずにずっと活躍しています」と笑顔を見せる小林氏。同社の働きやすさの証ではあるが、今後のさらなる発展を考えた時、知見や技術を継承し、ここから10年、20年、30年と活躍できる新たな仲間を迎えたい意向だ。

働きやすい上に、仕事も間違いなく面白い。小林氏は言う。「自社製品をつくっているので、じっくり腰を据えて取り組み、自分のアイデアが実現できる点は魅力的だと思います。締め切りに追われて徹夜をするような働き方もしません。だから一度入ったら、みんな辞めません。海外のお客様は特に、いい製品をつくると『Good!』と反応してくれるので手応えも大きいです」

国内は、本社のほかに長野県伊那市と愛知県名古屋市に拠点を持つ。両拠点でも新たなメンバーを募集中。UターンやIターン希望の人にお勧めだ。フルリモートもOKで、同社では、既に県境も国境も超えて一緒に仕事をする体制ができている。この先、コロナが落ち着けば、営業や展示会等で海外出張する機会もあるだろう。突出した技術で世界に打って出ているアンテナハウスは、様々な魅力に溢れる会社だ。

企業情報

会社名

アンテナハウス株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス、グローバルに活動
資本金

4000万円

売上(3年分)

201912688百万円

202012617百万円

202112647百万円

設立年月

1984年08月

代表者氏名

代表取締役 小林 徳滋

事業内容

データ有効活用のためのコンピュータソフトの企画・開発・販売

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

60人

本社住所

東京都中央区東日本橋2丁目1番6号 東日本橋藤和ビル5階

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