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INFINITY VECTOR合同会社

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

約3,000万DLのレーシングゲーム「ASSOLUTO RACING」を開発!

グローバルに活動
残業少なめ

企業について

ゲーム開発・運営会社の、INFINITY VECTOR株式会社。2024年2月現在、フランス、アメリカ、モロッコ、韓国、日本など様々な国籍のメンバーをコアに、世界中のゲームクリエイターがゲームづくりに協力している、極めてユニークな存在だ。

第1弾のタイトルは、モバイルゲーム「ASSOLUTO RACING」。「ASSOLUTO」とは、イタリア語で「絶対」の意味。実在の全166車種から好きなモデルを入手し、全23コースでレースやドリフト対戦をリアルな操縦感覚で楽しめるオンラインレーシングゲームだ。
その特徴は、精緻な3Dと、プロのレーサーでも楽しめるほどのマニアックなつくり。「スマホをハンドルに見立てて操作でき、コーナーに突入した際に正確なライン取りをしないといい走りができないといったように、実際のレーステクニックを反映できるところがレース愛好者にウケている」と、自らプライベートでドリフト走行を楽しんでいる、代表者でディレクターのジュリアン・マイラット氏は説明する。ボディカラーやホイール交換だけでなく、ブレーキバランスやギア比などのカスタマイズも可能だ。

2016年7月にリリース後、プロモーションは一切行っていないが、マニアがブログで紹介したり人気Youtuberがプレイシーンをアップするなどして人気に火がつき、現在、約3,000万ダウンロードを記録。レーシングゲームアプリとして、グローバルでトップレベルのヒットタイトルとなっている。

「ASSOLUTO RACING」はマニアックでニッチなだけに、大手ゲーム会社は手掛けにくいというメリットもある。半面、初心者にはハードルが高い。そこで、第2弾となる開発中のタイトルは、極めてシンプルな操作で車を運転しない・できない人でも楽しめるドライビングゲームだ。「ハンドルすらないほどの簡単さ」とマイラート氏。「ASSOLUTO RACING」で築いた世界の自動車メーカーとのリレーション資産を活かし、クルマ好きにたまらない魅力もしっかり詰め込んでいるという。

さらに、第3弾も企画している。「車からは離れて、ファーストパーソン・シューティングゲームをつくる予定」とリードデザイナーのジョシュア・パイン氏は言う。同社の動向が楽しみだ。

フランス人のマイラット氏とアメリカ人のパイン氏は、どちらも幼少期から日本のゲームが好きになり、「いつか自分もゲームをつくりたい」との思いを抱いて育った。そして、2002年に来日したパイン氏と2010年に来日したマイラット氏は、それぞれ日本の住環境やゲーム文化に魅せられて定住を決める。そんな2人は、それぞれ日本の大手モバイルゲーム会社にクリエイターとして入社し、同僚として出会う(インタビュータブ参照)。

「二人とも、当時会社で手がけていたゲームに面白さを感じていませんでした。そこで私は、プライベートの時間を費やして、20歳の頃から趣味として始めたドリフト対戦が楽しめるゲームを個人的に企画し、プロトタイプをつくっていたのです。このプロトタイプを会社のミーティングなどで親しくなったジョシュアに見せると、『これはイケる!』と意気投合してくれました。そこで、2人で独立し自分たちがつくりたいゲームづくりをスタートさせることを決めたのです」(マイラット氏)

そのため、当初からパブリッシャーの下請け的な立場は取らず、自ら企画・開発したゲームをApp StoreやGoogle Playでリリースする道を選ぶ。App Storeに乗せるには法人格が必要なことから、2015年に法人設立手続きがオンラインで簡単にできてマイラット氏の家族も暮らすイギリスに、INFINITY VECTORを設立。2017年、日本でも設立登記した。そんな同社には、世界各国から「日本のゲームが大好き」というメンバーが集まっている。
「当初はジュリアンと私の2名で『ASSOLUTO RACING』をつくってリリースしましたが、実際にプレイした世界各国の3Dアーティストなどのクリエイターが改良を申し出てくれ、どんどん良くなり機能も拡張していきました」と、パイン氏は言う。こうしたグローバルなコミュニティも同社の財産となっている。

今後のビジョンについて、マイラット氏は次のように話す。
「設立当初からどんな会社にしていくか、といった経営的なことはあまり考えていませんでした。会社の規模を大きくしたいとも思っていません。考えているのは、いかにユーザーが『凄い!』『こんなゲームはほかにない!』と思ってくれるゲームをつくるか。そんなオリジナリティにこだわっていますし、だからこそパブリッシャーの案件を受託するようなこともしません」

メンバーの国籍はバラバラでも、全員「ゲームが大好き」で、「自分たちがつくりたいゲームを、つくりたいようにつくる」という価値観で結ばれている同社。そのカルチャーは「メンバー一人ひとりの声を大切にする」というものだ。パイン氏は次のように話す。
「誰もが、いいモノはいい、悪いモノは悪いと遠慮なく言え、言ったことによって実際に変えていくカルチャーがあります。だからこそ、みんな意見を言うという正のスパイラルが働いていると思います」

また、ポジションやスペシャリティにこだわらない柔軟性や、新しいことを貪欲に吸収する先取の精神も旺盛だ。こと技術に関しては、英語によってもたらされることがほとんどの最先端技術情報にアクセスしやすいことも強みといえるだろう。
「私の肩書はリードデザイナーですが、今の中心業務は契約などのバックオフィス業務。自分は何かのプロフェッショナルだからそれ以外のことはやらない、といったメンバーは一人もいません」(パイン氏)

そのパイン氏は、自社のいい面について次のように話す。
「上に立つ人からあれこれ言われることは一切なく、自分のアイデアや意見を形にすることができます。例え自分のアイデアが新タイトルとして採用されなくても、つくると決まったタイトルづくりの随所に自分の考えを活かすことができます」

プログラマーのチョン・クァウンモ氏は、韓国のゲーム会社で働いていたが、日本のゲームが好きで日本で働いてみたいという思いで日本語を学び、同社にジョインした。同社を選んだ決め手は、小規模でもパブリッシャーに頼らず自分たちがつくりたいゲームをつくる方針だったという。
「一番楽しいのは、ミーティングで自分のアイデアを話し、それが採用されてみんなで一つのゲームをつくること。新しいメンバーとしては、ゲームが好きで、ゲームの話で盛り上がれる方に来てほしいと思います」

3Dクリエイターのサハビ・オスマン氏は、3Dアーティスト向けブログでパイン氏のリクルーティングメッセージを目にして同社に興味を持ったという。「INFINITY VECTORのホームページにアクセスし、初期の『ASSOLUTO RACING』の画面を見て、自分がジョインすればもっとクオリティの高いゲームになると感じた」と入社動機を話す。そして、同社の良さについて次のように話す。
「ヒエラルキーや堅苦しい雰囲気がなく、誰ともフランクに接し、意見を言うことができます。自分の考え方ややり方を存分に試せるので、満足感がありますね」

新しいゲームコンソールが発売されると即座に購入し、みんなで試したり、誰かがプライベートでプレイし面白いと感じたゲームを全員で楽しむといった時間もつくっている。
「コロナ前は、よく飲みにも行きました。落ち着いたら復活させたいと思っています」とパイン氏。
ゲームが好きで自分がつくりたいゲームのイメージがあり、オープンなコミュニケーションができる人にとっては、非常に魅力的な環境に違いないだろう。

募集している求人

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インタビュー

INFINITY VECTOR合同会社のインタビュー写真
Founder/Director Julien Mairat氏

── ご略歴をお教えください。

1985年にフランスのパリ近郊に生まれ育ちました。子供の頃から日本のゲームが好きになり、将来は自分もゲームをつくりたいと思うようになりました。そして、15歳でグラフィックデザインの専門学校に入学し、卒業後はデザインしたものを動かすマルチメディア制作を学ぶ学校に入学します。そこでWebサイト制作も学びました。
卒業後、フランスでフリーランスのWebデザイナーとして少し働いた後、好きで行きたかった日本に行き、Web制作会社に入って4年ほどUIを担当します。仕事を通じて学ぶことは多くありましたが、心の中にはやはりゲームづくりへの思いが占めていました。そこで、... 続きを読む

求職者の声

企業情報

会社名

INFINITY VECTOR合同会社

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

企業の特徴
グローバルに活動、残業少なめ
資本金

500万円

代表者氏名

Julien Mairat

事業内容

モバイルゲーム「ASSOLUTO RACING」を開発・運営するゲーム会社。同ゲームは、実在のクルマでレースやドリフト対戦をリアルな操縦感覚で楽しめるオンラインレーシングゲーム。、精緻な3Dと、プロのレーサーでも楽しめるほどのマニアックなつくりが特徴的で、2016年7月にリリース後約3,000万DLに達している。
第2弾・第3弾のタイトルも企画・開発中。パブリッシャーに頼らず、自らつくりたいゲーム開発にこだわる。
フランス、アメリカ、モロッコ、韓国、日本など様々な国籍のメンバーをコアに、世界中のゲームクリエイターがゲームづくりに協力している、極めてユニークな存在。

株式公開(証券取引所)

従業員数

18人

本社住所

東京都渋谷区道玄坂1-18-3 プレミア道玄坂ビル6階

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