株式会社SOOL

株式会社SOOLは、企業の成長にとって欠かすことの出来ない「人材採用」と「教育」に特化したコンサルティングを行なう。旧帝大早慶等、5000名を超える上位校学生との面談と、120名以上の活躍人材を採用してきたノウハウを活かし、中小・ベンチャー企業が優秀な学生を採用するためのアドバイスと支援を行なうのが、同社の主力事業である「新卒採用コンサルティング」だ。

日本においては、一般的に中小企業、ベンチャー企業の採用は容易ではない。公にされた情報が少ないために理解されていないこと、ネームバリューやブランドの強い大手企業を偏差値的に捉え、魅力に感じる学生がまだまだ多い実体があることなどがその理由だ。しかし、小規模なベンチャー企業の中には、世の中を変革するような価値のある事業を行なう企業が数多くある。そんな企業が成長し、事業を成功させるためには、優秀な人材を採用し育て、企業の成長の“起爆剤”とすることが何よりも重要な課題なのだ。

同社が採用コンサルティングサービスを通じて提供するのは、採用において必要な「採用戦略策定」「企業ビジョンの明文化」「採用マン育成」といった、採用における強力な“ツール”であると同時に、その企業の将来の成長に深く関与する事柄だ。その意味で、同社の仕事は、単なる「採用」にとどまらず、企業の「ブランド価値の向上」の支援でもあるといえる。

この事業は、代表の深澤氏が自身のキャリアを通じて培ってきた、優秀な人材の採用ノウハウを仕組み化し、提供するものである。同氏は、早稲田大学理工学部を卒業後、起業を目指し、まずはリクルートコスモス（現コスモイニシア）に入社。マンションの営業で2物件で38％という驚異的な歩留まりをあげ、連続表彰される活躍をしていた中、採用を重要視していたリクルートコスモスにおいて、入社後半年で採用担当に抜擢される。学生時代からバックパッカーとして世界中を旅して歩き、「人」との出会いや交流を通じて世界観を広げることに魅力を感じていた同氏は、面接を通して学生と出会い、自らも成長していくことに強いやりがいを見出した。採用が「天職」だと気づき、5年後に独立。個人事業主として採用コンサルティングを始めるが、一社でも多くの企業と、一人でも多くの輝きを持った人を結ぶ仕事をしたいと考えたとき、一人ではなく仲間を集めることが必要だと考え、法人化。2009年11月のことだった。

同氏が、人事の仕事を通して、10年間で面談を行なった学生は実に5,000人にのぼる。また、将来活躍するであろう“エース”候補の人材の採用実績は120名以上。社員数50人～300人のベンチャー企業を中心としたクライアントから、強い信頼を受けている。あるクライアントでは、人事部門の立ち上げから全社員面談・ビジョン策定、採用媒体戦略・採用マン教育・学生との接点作り・採用面談をすべて担当し、2年間で2,500人以上の学生と接触して、計16名の採用に成功した。いずれも、複数の大手商社や広告代理店からの内定を辞退して入社したという。当初は無名だった企業としては、快挙である。また、採用倍率は2年目には214倍になるという驚異的な結果を出している。この頃には、このクライアントは自力で採用活動を行なうことができるようになったという。

採用成功のために不可欠なのが「経営陣の積極的な関与」であるというのが、深澤氏の持論だ。企業を成長させるための採用において、たとえば、そもそも採用をコストとしか考えないような会社には、エース候補人材は入ってこない。このため、同社のコンサルティングは、常に経営陣との共同作業になる。

経営者の人材への投資に対する強いコミットがあるからこそ、採用戦略は成功するのだ。そして、そのように真剣に会社の未来を考える経営者の想いを受け、同社は一人でも多くの有能な人材を発掘し、結びつけるべく奔走する。同社の活動は、採用にとどまらず、企業の成長そのものに影響しているのだ。採用と教育を通じて企業を元気にし、子供達が夢を抱くような輝いた大人を生み出すこと。

これが株式会社SOOLの使命であると、深澤氏は語る。アメリカのシリコンバレーでは、優れた人材が育ち、起業家が輩出され続けている。そのような環境づくりも、同社のビジョンのひとつなのだ。

深澤氏は1976年生まれ。旅行のほか、トライアスロンや読書を趣味とする若き経営者だ。サーフィンやサッカー、テニスも好きだというスポーツマンであると同時に、休日の過ごし方は「子供と遊ぶ」という、よき「父親」でもある。そんな同氏が立ち上げたばかりのSOOLは、ビジョンと仕事以外にはまだ何もない。これから入社する人は、すべてを自分達の手で創り上げていく喜びをも味わうことができるだろう。

同社の事業とビジョンに共感し、自らが考え、行動することを志向する人はぜひ応募を考えてほしい。あなたこそが、SOOLというベンチャー企業の成長の起爆剤になるのかもしれないのだから。