株式会社松永建設

公共及び民間の土木・建築工事はもちろん、進出企業の用地斡旋、土地活用提案、既存施設の営繕・メンテナンスや運用に至るまで、一貫してトータルサポートを行う総合建設業、それが株式会社松永建設だ。同社は埼玉県を基盤に本社を含め支店･営業所、再生骨材工場を置き、地域に根付いた地域密着型企業ならではのきめ細やかなサービスを行っている。

2009年で創業から47年。無借金経営を続けている同社を率いているのは、3代目となる代表取締役社長松永大祐氏である。「技術とスピード、誠意とアイデア」を心に刻み顧客の笑顔のためにできることは何かを常に自らに問いかけながら、「提案型企業」として邁進している。

同社の取引先は、国土交通省や農林水産省など国の各機関、また埼玉県やさいたま市を中心とした各自治体から、さまざまな民間企業、そして個人のお客様までと幅広い。施工事例は公共施設、教育施設、医療・福祉施設、工場・倉庫、事務所、共同住宅などあらゆる顧客のニーズに応えている。

元々は土木事業からスタート。以来、建築事業、営繕事業を手掛け、総合建設業へと成長してきた同社は、「建てるだけ、造るだけ」の会社ではない。どのような状況にも専門部署が対応し、土地活用の提案、地主や施主の意向の取りまとめ、設計・許認可取得、工事の施工、廃棄物の処理、施工後のメンテナンスや運用まで一貫してトータルサポートを行なうことで、顧客に安心を届けているのだ。

強い提案力は同社の強みの一つだ。「短い工期で大規模建物を完成させるには・・・」「効率的に工場をリフォームするには・・・」「騒音や振動が少なく資源や環境にも配慮して工事するには・・・」など顧客のメリットを考え、品質･効率･コストデザイン・運用手法など様々な視点から、豊富な経験を基に提案を行なう。また工事周辺地域の住民とのコミュニケーションにも気を配るなど、顧客のその後の生活までを配慮した対応を心がけている。

また、技術面でも、環境土木部における環境・資源に配慮した特殊技術による土木工事の施工や、今注目されている環境においても、環境が声高に叫ばれる以前から再生骨材工場において建設廃材のリサイクル事業に取組むなど、同社ならではの強みは多くある。

同社の顧客にはリピーターが多いという。その理由は、顧客の満足を追求するという「顧客第一主義」を貫いているからだ。同社は企画から引き渡しまで、全ての工程を自社管理している。顧客の目に見えないところでも、品質にこだわりを持ち、提案・問題解決に向けてスピーディーかつ的確に行動する。顧客の要望をかなえる技術の確かさや、丁寧なアフターフォローももちろん評価が高い。

このことが表れた例として、ある工場で雨漏りが発生した時、工事（修繕）の規模とは関係無く即日現場に向かい対応をしたという。雨漏りが原因で製造ラインが停止したら、顧客にとっては大きな損失。そんな事態を避けるべく、顧客を第一優先に考えて親身に対応する事で大きな信頼を得たのだ。このような一つひとつの顧客とのつながりが、次回の施工依頼につながるのだ。

総合建設、特に建築工事における電気設備工事の占める割合は決して少ないものではありません。そこで、電気設備工事に関する企画力（設計・提案）やコスト力を備えるべく、新たなポジションを発足させます。
スピーディーな仕事を行なう上で、判断しなくてはならないことも多いため、自分が経営者（責任者）であればどのような判断をするのかを考え、臨機応変かつ柔軟な対応が要求されるポジションです。

また同社の社員は埼玉近辺に住んでいる人が多い。地元企業へ勤める一番のメリットは通勤時間の短さである。時間に余裕が出来るため、会社の帰りに習い事や資格取得のための学校に通う社員も多いという。もちろん仲間同士の飲み会や、会社公認の野球クラブ、ゴルフコンペの開催など和気藹々とした雰囲気も同社の特徴と言える。