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コバレントマテリアル株式会社

  • 製造・メーカー系

シリコンウェーハ・セラミックスの一部製品で世界的シェアを確立 半導体製造業界を支えるサプライヤー

企業について

「コバレントマテリアル」。旧・東芝セラミックス株式会社が社内公募で決定した新社名の「コバレント」とは、化学用語で“共有結合”を意味する。素材や技術の融合による新たな価値創造や、ステークホルダーと共に発展する想いを込め、2007年コバレントマテリアル株式会社に社名を変更し再スタートを切った。




同社は半導体基板材料であるシリコンウェーハや半導体製造装置で使用される部材であるセラミックス製品のサプライヤーとして、半導体業界を長年支えてきた。




その後、2006年にはMBO(マネジメント・バイ・アウト:経営陣による企業買収)を行い、東芝グループから独立した。MBOの決断を下したのが現会長の香山晋氏。香山氏は株式会社東芝の研究者から取締役を経て東芝セラミックス社長に就任。シリコンウェーハ事業の将来性を確信しつつも、東芝グループではコア事業から外れるため必要とする規模の投資は困難であった。そこでグループから離脱することで、外部から資金調達をし、大規模投資を可能とし事業拡大のチャンスを掴んだ。

シリコンウェーハ事業とセラミックス事業の2つが同社のメイン事業だ。東芝というブランドネームが外れても、同社の製品力、そしてベースとなる技術力の高さによって、市場における認知度には変わりがない。




シリコンウェーハは大口径化が進み現在のトレンドは直径300mmの製品。同社製品の中でもシリコンウェーハ事業の30~40%を300mm製品が占めており供給量を高めている。そして同社はシリコンウェーハの中でもアニールウェーハを戦略的に販売することで市場における地位を確立している。これは競合大手への対抗策でもある。他社エピタキシャルウェーハを使用しているクライアントに対し、アニールウェーハを代替品として提案する。同社の技術の賜物であるアニールウェーハは、コストを抑えつつもエピタキシャルウェーハと同様のパフォーマンスを実現する。この品質の高さとコストメリットが顧客に認められ、アニールウェーハ市場において約50%のシェアを押さえている。




一方、半導体製造装置に使用されるセラミックス製品は、いずれも世界のトップクラスの実績を誇る。競合セラミックス製造企業の大量生産製品との差別化を図り、ニッチな需要を狙った製品ラインナップが勝因である。特に高純度製品の評価は高い。さらに、時間と共に変化する顧客の要求に対応した製品を迅速に提供することでも評価を得ている。ここで注目されるのがやはり同社の技術力。例えば、セラミックスや石英のような硬くてもろい素材による大きな製品の製造は非常に難易度が高い。加えて、小さな製品と同様の精度・仕様を求められることから更にハードルは高くなるため、多くのサプライヤーは尻込みをする。




そこを同社は躊躇なく取り組み、高い技術力をもって完成させるのである。この姿勢は過去から継承され、多くの企業ニーズに応える技術基盤の構築につながっている。




同社は、シリコンとセラミックスの両事業で得られる情報を共有することによって、半導体業界のトレンドをいち早く捉えることができることも他社と比較し優位である。今後も成長見込みのあるマーケットに狙いを定め、積極的な製品開発・提供を進めていく。

MBO、そして社名変更と変革を遂げ、同社の連帯感は次第に強まっていった。そこには先導する現会長の姿があった。




「コバレントマテリアル」という新ブランドの認知活動には積極的に取り組んだ。ブランドイメージの確立と徹底した管理。デザイン性の高いロゴを使用した自社のオリジナルグッズも作り、ブランドイメージの浸透を促した。展示会や学会、マスコミ対応には自らが先頭に立って新ブランドの周知に奔走した。急激な変化に最初は戸惑った社員も徐々に新ブランドに馴染み、誇りを持つようになったという。今では社員も好んで自社グッズを使用している。




九州から東北まで分散している社員ではあるが、イベントや研修を通じて互いの交流を深めている。同社グループのサッカー大会を毎年開催。普段接点のない加工・分析の技術者の交流会も月1回ほどのペースで自主活動として実施されている。保有する技術を随時共有することで技術レベルを高めている。その他、「Oneコバレント」と題した若手と経営幹部との社内意見交換会では直接意見を伝え合うことで互いの理解を深めている。




東芝というブランドを離れ、同社は新たなステージに立った。そんな同社が社員に求めるものは「挑戦意欲」。同社が目的のためにMBOというハードルをクリアしたように、自分自身の目標を定めて果敢に挑戦できる人材を同社は待ち望んでいる。

企業情報

会社名

コバレントマテリアル株式会社

業界

製造・メーカー系 > その他メーカー系

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

製造・メーカー系 > 医薬品・医療機器

資本金

349億4119万円

売上(3年分)

20093643億円

20083896億円

20073916億円

設立年月

2006年10月

代表者氏名

代表取締役社長 長浜 敏夫

事業内容
株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

3034人

本社住所

東京都 品川区大崎一丁目6番3号 日精ビルディング5階

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