転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)
職種

勤務地

年収

採用担当の方ログイン会員登録
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像

株式会社トラバース

  • 不動産・建設系
  • IT/Web・通信・インターネット系

住宅建設の地盤対策のパイオニア企業が、システム開発部門を強化!

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
残業少なめ

企業について

住宅建設の地盤対策のパイオニアである、株式会社トラバース。同社は、情報システム部門の社内SEを求めている。

同社は、グループ会社の株式会社トラバースエンジニアリングとともに、土地の測量や地盤調査、地盤改良等を一貫して手掛けている。顧客としては、大手ハウスメーカーをほぼ網羅し、それらの外部敷地調査部門・地盤改良工事部門といった位置づけで、年間5万4,626件の調査、および9,204件に及ぶ工事を手掛けている業界大手だ(2024年度実績)。

その強みについて、代表取締役社長の久保田さく良氏は次のように説明する。
「住宅を建てる前、土地の測量や地盤調査を行い、状況に応じて地盤改良工事を行う必要があります。大手ハウスメーカーは、これを当社のような外部の専門事業者に外注するケースが一般的です。測量だけ、調査だけ、工事だけを手掛けるといった業者が大半の中、全工程を一貫して手掛ける当社ならばワンストップで依頼することができ、手間を大幅に削減することが可能です」

さらに、同社は調査や工事に必要な機材を業界に先駆けて自社開発し、生産性や品質の向上を実現して業界をリードしてきたという大きな強みがある。
その代表が、地盤改良の『タイガーパイル工法』。それまでは、セメントミルクと土を混ぜた杭(ソイルセメントコラム)が用いられていたが、同社は杭の中心に鋼管を通して強度をアップ。これにより、安定性の向上とともに、使用本数を3分の1程度減らし、工期短縮や総コスト削減に繋げている。現在は広く行われているが、同社はこれを2000年代初めに開発したパイオニアである。また、この地盤改良工事自体の機械化も同社のグループ企業が開発・実現させ、従来の人手による過酷な作業を一掃した。

地盤調査においては、スクリューウエイト貫入(SWS)試験の機械化も実現。地盤に鉄の棒を垂直に突き刺して回転させ、その沈み方や一定の深度までの回転数から地盤の硬軟を調べる検査だ。従来は、回転や回転数の計測は人が行っていたが、これを機械化するとともに回転数は機械がカウントしアプリに飛ばす方式を開発している。
擁壁においても、従来のL字型から、底板のないI字型を開発。これにより、他の杭などと干渉せず、土地を有効活用でき、狭小な土地でも施工を可能にするといったメリットを実現させている。

情報システムも、システム開発部の社内SEが営業や調査、工事等の業務に密着して業務改革を伴う基幹システムを開発するなど、外部の協力も得ながら内製体制を構築している。

「こうした工法やITの独自開発を通じて作業員の業務環境改善や生産性の向上、および正確な測定などによる品質向上を積み重ねています。これが当社成長の原動力になっていると自負しています」と久保田氏は胸を張る。
結果的に同社は、リーマン・ショックやコロナ禍といった大きな外部要因のあった年以外は右肩上がりの成長を続けている。

同社は、1976年に会長である佐藤克彦氏が創業した。久保田氏は、佐藤氏の長女として創業50周年を前に、2025年4月に2代目の社長に就任している。

佐藤氏は、学生時代に測量士の資格を取得し、測量会社に入社する。「測量はサービス業であり、初期投資に大きな費用がかからないから独立しやすいと考えていた」と久保田氏は話す。
土地家屋調査士の資格も取得した佐藤氏は、土地測量を手掛ける同社を設立後、1978年に竣工した東京・池袋の高層ビル「サンシャイン60」の建物内の測量を受注し事業を軌道に乗せる。
その後、ハウスメーカーと出合い、地盤調査のニーズにも対応すべく業容を拡大。さらに地盤改良にも広げ、今日の一貫体制を築いてきた。

佐藤氏が創業時に掲げた経営理念は、次の4項目である。
1.健全な経営
2.応分な報酬
3.十分な余暇
4.やりがいのある仕事つくり

「会長が独自工法の開発にこだわってきたのには、過酷な作業環境を改善させ、生産性を高めて経営理念の実現に繋げたいとの思いがあったためです」と久保田氏は話す。
特筆すべきは“応分な報酬”だろう。同社は、利益の半分を決算賞与として社員に還元。これを創業以来、1度も中止することなく、2024年まで49回も続けているのだ。
「会社を経営できているのは社員が支えてくれているからであり、会社と社員は対等の関係にある。だから利益も二分する、という考え方です」(久保田氏)。

今後も、こうした経営理念は承継・発展させていく構えだ。
久保田氏としての経営ビジョンについて、次のように話す。
「擁壁などは目に見えますが、基本的に測量や地盤調査、地盤改良は目に見えないサービスです。しかしながら、これを通じて地震大国である日本の宅地を支え、人々の生命や財産を守ることに貢献しているとの自負があります。これまでは、決算賞与もあるので自社の利益のために働くとの意識が少なからずありました。けれども、今後はこうした自負を社員はもっと自覚し、世の中の役に立っていることに誇りを持ってほしいと思っています。そして、当社をさらに強い組織にしていきたいですね」

これまでは、独自工法の開発や、施工も自社で行うといった“自前主義”で運営してきたが、今後は自社になかったり、弱い部分を他社と連携して行う方針に切り替え、業容を拡大する構えだ。
「例えば、地盤改良の際に残っている以前の杭を抜く工事があります。それまで当社では手掛けていませんでしたが、これを得意とする事業者と連携して、さらにワンストップで対応できるようにしていきます」と久保田氏は話す。

同社グループの従業員数は約800名という規模であるが、事実上一つの会社として一体感のある経営が行われている。
「今では古いかもしれませんが、よく“アットホームな会社だ”と言われます」と久保田氏。
創業者でグループのトップである佐藤氏は、役員も幹部社員も一般社員も分け隔てなく接し、密接に関わりながら組織を運営してきた。その典型的な機会が、毎年2回行われている1泊2日の社内研修旅行。熱海の定宿に全員が集合し、半期ごとの経営目標や達成戦略などを話し合うとともに、懇親会で交流する。
「会長は社員とお酒を酌み交わしながら楽しく語り合うことが大好きで、この研修旅行をとても大切にしています」(久保田氏)。

それだけではない。釣りや家庭菜園の趣味を持つ佐藤氏は、釣った魚や収穫した野菜による料理を振舞う「キッチン懇親会」を頻繁に行っている。そのために、本社にはキッチン付きの大会議室を設けている。
「日頃から社内コミュニケーションを活性化させることで、声を掛け合うカルチャーが生まれ、現場作業の安全や業務品質の向上に繋がるとの考えがあります」と久保田氏は説明する。

社内だけでなく、地域とのコミュニケーションも大切にしている。その一環として、子供たちを集めた「トラバース野球アカデミー」がある。
2004年から2011年まで、プロ野球の西武ライオンズなどで活躍したG.G.佐藤氏は、佐藤会長の長男で久保田社長の実弟。引退後、トラバースエンジニアリングの社長も歴任したが(現在は離任)、プロ野球選手をセカンドキャリア支援として採用した。その元プロ選手らが野球部をつくり、市川市の大会で優勝するなどの成果を上げている。この流れで少年野球にも乗り出し、専用グラウンドを整備、当該社員がチームの監督を務めているのだ。
「会長は純粋に地域貢献を目的にしていますが、野球部出身の人材採用に繋がっています。私は今のチームの子供たちも、あわよくば将来の採用に繋げたいと思っています」と久保田氏は笑う。

人材育成としては、宅建や測量士など業務に関わる資格取得を支援するとともに、毎月業務手当を支給している。宅建の取得に関しては、会長の息が掛かった「佐藤塾」で教えている熱の入れようだ。

そんな同社の求める人材像について、久保田氏は次のように話す。
「素直で、楽しんで仕事ができる方。そのためにも、スモールステップでも小さなやりがいを自ら見つけ、成功体験を積みながら成長できる方だと嬉しいですね」

社内SEが活躍するシステム開発部では、2025年10月に全面的に全国の拠点を繋ぐ基幹システムを全面的にリニューアルしたばかり。データ管理体制の整備を進めるとともに、これからAIを活用する新システムを構築するなどの計画を進め、さらなるDXを推進する構えだ。ユーザーと一体となって開発し、活用状況が手に取るようにわかる環境は、エンジニアにとって大きなやりがいが感じられるだろう。

募集している求人

エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(1件)

PR

すべて見る

インタビュー

株式会社トラバースのインタビュー写真
代表取締役社長 久保田 さく良氏

── ご略歴を教えてください。

短期大学卒業後、住宅メーカーに入社し、約2年間勤務しました。退職後、創業社長で現会長である父から「それなら会社を手伝ってみないか」と声をかけられ、アルバイトとしてトラバースに入社しました。

まずは工事の報告書作成からスタートし、その後、設計部門のアシスタント業務、請求・入金管理など、バックオフィス全般を経験しました。入社5年目からは、地盤改良工事の工程を組む業務を任されるようになります。工事自体は1件あたり2~3日で完了しますが、約20班の施工チームが次々と現場を回せるように、日程調整や必要な資機材の手配を行うのが私の役割でした。

各現場で活... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社トラバース

業界

不動産・建設系 > 建築・土木・設計

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス、残業少なめ
資本金

1億円

売上(3年分)

20253191億円

20243179億円

20233175億円

設立年月

1976年04月

代表者氏名

久保田 さく良

事業内容

当社は設立以来、大手ハウスメーカーの敷地調査部門を中心に、
役所調査・測量調査・地盤調査から各種申請業務までをトータルに手掛け、
敷地調査分野のリーダーとして確かな実績を積み重ねてまいりました。

また、地盤改良工事においては最先端の技術を積極的に導入し、
最新機材の自社開発などを通じて業界のパイオニアとして発展を続けています。

現在は関東を中心に東海・関西・東北地方へと営業所を展開し、
広範囲のニーズに対応できる体制を整えています。
若い社員一人ひとりの高い専門性と行動力が、当社の成長を支えています。

さらに、現場を支えるもう一つの柱として、社内システム部門を設置。
全国の拠点をつなぐデータ管理体制の構築や、自社システムの開発・運用、
業務効率化ツールの導入を通じて、全社的な生産性の向上と品質管理の高度化を推進しています。

「現場の技術」と「ITの力」を融合させ、安全で安心な地盤づくりの未来を支えること
それが当社の使命です。

株式公開(証券取引所)

非上場

主要取引先

旭化成ホームズ(株) 三井ホーム(株) 住友林業ホームエンジニアリング(株) ポラスグループ パナソニックホームズ(株) 大和ハウス工業(株) 住友不動産(株) 積水ハウス(株) 積和建設東京(株) 積和建設関西(株) 東京セキスイハイム(株)他グループ各社 スウェーデンハウス(株)  (株)オープンハウス 東京ミサワホーム(株)  トヨタホーム名古屋(株) その他約1000社

従業員数

995人

平均年齢

39歳

本社住所

住所:千葉県市川市末広2-4-10 最寄り駅:東京メトロ東西線 行徳駅

この企業と同じ業界の企業

画像なし
株式会社 テクノジャパン
エンジニアが安心して働ける環境を|IT・プラント分野で技術支援
無料登録して話を聞いてみたい
👋
株式会社トラバースに興味を持ったら、まずは一度気軽に話を聞いてみませんか?
無料登録して話を聞いてみたい
採用をお考えの方
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.
  • 転職サイトGreen
  •  
  • 不動産・建設系
  •  
  • 建築・土木・設計
  •  
  • 株式会社トラバースの中途採用/求人/転職情報
  •