株式会社カラーチップス

株式会社カラーチップスは、2005年に設立した新進気鋭のIT企業だ。7名で設立し、2014年現在、社員は21名。社内の雰囲気はざっくばらんで和気あいあいとしている。
同社を訪問して、まず驚くのが広々とした空間だ。古いビルながら、天井をぶち抜いて開放感あるオフィスにイノベーションしたばかり。一人一人のデスクも非常に大きく、オフィス空間だけでなく、パーソナルスペースも広い。長時間座り続ける仕事だからこそ、椅子にもこだわりを見せる、スタッフにやさしい環境だ。

同社の事業はWEBシステム開発、デザイン、WEBアプリケーション開発などを柱とし、それぞれの事業が有機的に最適な効果を生み出すようにリンクしている。特に、WEBデザインとシステム開発が隣り合わせで仕事をしているため、顧客の要望に迅速に対応できることが特徴だ。

顧客は大手の一部上場企業から個人事業主に至るまで多種多様だ。顧客の半数以上は直請けで、顧客と対面、ディスカッションをしながらプロジェクトを進めている。
これら事業を支える同社の社員の大半は、20代後半から30代。多くは転職組で、居心地の良さから定着率は非常に高い。

「サイコーのメンバーで、サイコーの環境で、サイコーのものづくり」がしたい。

カラーチップスでは肩肘を張ることなく、仕事そのものに打ち込める環境があるのが魅力です。やりたいことをやらせてもらえるので、自分はこれがしたい！と考えている人には最高の職場。これほど個人の開発へのこだわりとわがままを聞いてくれる会社はないと自負しています。

カラーチップスの大きな特徴の一つは自社内開発へのこだわりだ。この点について、実際に出向経験のあるスタッフは、出稿の仕事の心もとなさを指摘している。「派遣ではリリースに立ち会うことができず、自分の仕事を見届けることができなかった。今は完成まで責任を持つため、ひりひりするような緊張感があるが、仕事をする上での醍醐味を味わうことができる」という。

個人の裁量を尊重するため、基本的な社会人としての常識や礼儀をわきまえていれば、働き方は相当に自由度が高い。服装も自由。社員の親睦を深めるイベントもあるが、これらも強制参加ではない。また社内には休憩室が設けられ、自由にリフレッシュすることができる。

今後、同社では、優秀な人材の確保により、技術力・交渉力を増強することを目指す。またこれまでは、限られた資源の中で最大のパフォーマンスを得るために戦略的に受託開発を行ってきたが、新規事業開発チームを立ち上げ、ゼロからサービスを作り上げていくこともに力を入れていく。
「この仕事だけをしたいというのではなく、視野が広く、チャレンジ精神のある人にきてもらいたい」と奥山氏。同氏は「WEB系の開発はスパンが短いので、スキルアップのスピードがとても速く、何でもやってみたい人には魅力があると思う。そういう人にとっては、まるで遊んでいるかのように仕事ができる」としめくくった。