転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)

勤務地

年収
ログイン会員登録
インタビュー画像代表取締役社長・古屋敷 大樹氏

19歳で飲食企業に入社してから、起業するまでの経緯をお話しください。

19歳で入社した会社が経営していたのは、普通の居酒屋です。社員の方々は、昼から仕込みをして朝5時まで営業して、それから休みなしでミーティングの資料を作り、9時から会議という毎日を送っていました。19歳の私にとって、そのような真剣に仕事をしている大人達がかっこ良く見えて入社しました。 入社後はそこで店長として働き始めました。入った途端にアルバイトや部下ができましたので、マネジメントやチーム運営の方法を学びながら、原価と人件費のコントロールや、メニュー構成、客単価の計算等、全て論理立ててフォーマットに当てはめて作ったり、客数を最大化するのに必要なインターネット上の動線を作るためにSEOを勉強したり、採用するための動線を研究したり、ありとあらゆることを経験させていただきました。またお客様がいない時は店の外に出てキャッチもしました。そのキャッチも一般的なものとは違って、カウンターを持って、自分が声をかけた人数、止まってくれた通行人の数、お店に連れて行けた客数をカウントし、男女比率や年齢の割合等も含めて、会議の資料にまとめて翌日報告しました。そういったPDCAを回すこともその時に学びました。 その後、東京の本社勤務になりました。本社では外食企業向けのWebコンサルティング事業立ち上げメンバーとなり、大手企業を相手にトップセールスとして、法人向けの営業やコンサルティングを経験しました。 24歳で転職し、ITスタートアップに入りました。有名な会社ですし、学齢や職歴が立派な方々もいましたが、前職時代に中身の濃い経験をしていた私にとっては物足りない環境でした。そこですぐに退職して大阪に帰り、フリーランスを経て飲食時代の同僚と一緒に当社を立ち上げました。

2020年6月、ライフライン契約サポートをスタートするまではどのような事業をされていたのですか。

電力会社の電気とガスのセットプランの訪問営業です。大阪に戻ったばかりの時は、いきなり起業するつもりはなく、半年ぐらいプログラミングの学校に通って勉強して、就職活動もしたのですが、その時に創業メンバーの一人から、個人向けのセットプランを紹介されました。個人事業主としてアルバイト感覚で営業し始めてみると、割と簡単に契約が取れたため、チームを広げ始めました。また、10名ぐらいの規模になった頃にある新電力商品を紹介され、営業し始めると、月間1,000件くらいは比較的簡単に獲得できました。 ところがその新電力の会社に問題があって、私は個人的に多額の借金を背負ってしまいました。従業員に給料を払わなければならないのに1円も入ってこない。法人化したきっかけは、その危機を乗り越えるためでした。法人化すれば企業との取引がしやすくなります。電力会社のセットも法人向けは条件が良い。マイナスからのスタートでしたが、商材とターゲットを変えて再スタートしたところ、1年後には借金を完済し、従業員への支払いも全て終わりました。

ライフライン契約サポート事業に集中し始めた経緯をお話しください。

電力会社のセットプランを販売しながら、不動産アライアンスのようなビジネスモデルはある程度考えていました。電気・水道・ガスの開栓の手続きも自動化できると思っていました。そこで法人向けのセットプランを営業しつつ、コールセンターの構築も進めていきました。そして、法人化して1年で負債をなくした段階で、ライフライン契約代行をスタートしたところ、お客様の反応が予想以上に良かったのです。 既にライフライン契約代行サービスを提供している会社はありましたが、ほとんどの会社は手数料が発生する電気やガス、インターネットといったサービスのみを扱います。手数料が発生しない水道の開栓は、人件費がかかるだけですので、お客様自身でやってくださいというスタンスの会社がほとんどです。しかし当社の場合は、最初から水道の開栓もサービスの一環としてメニューに入れていました。 そうしたところ、お客様から気に入っていただけたり、喜んでいただけたりすることが分かりました。それが本質なのかもしれませんが、先にギブすることでお金は後からついてくる。実際、水道局の手続きをさせていただくと、入居者の方々は覚えてくださっていて、その後、インターネット回線の提案をしに行くと話を聞いてくださいます。先にギブしたことが結果的に売上に繋がっていく。そのような経験から、もっと新生活の役に立てることはないかと考え、この領域にフォーカスした事業を展開するようになりました。

御社の事業はリピーター獲得が難しい事業のように感じます。

確かに難しいところはあります。ただ、それに関しても我々の努力で改善できる余地は大いにあります。具体的に動いていることが二つありまして、一つは、当社が電力やガス等を止める手続きや、引っ越しの際に電力会社を引き継ぐための連絡ができるようになります。既に準備は進んでいまして2024年春にはサービスをリリースします。 もう一つは、ある物件に入居して何年か経って引っ越すタイミングで、電気やガスの開始をどこに連絡したのか覚えていないことはよくあります。しかし、我々は一度サービスを案内させていただくとCRMにお客様の情報が蓄積されるのと同時に、『LINE』で繋がりますので、引っ越しの時期を予測してお知らせすることが可能です。 以上、二つが我々の努力でできることですが、ある程度のシェアを取って“新生活のプラットフォーム企業”というポジションを確立できれば、新規のお客様獲得だけではなく、リピーター獲得にも繋がっていくものと考えています。

1年間で急激に社員数が増え、これからも倍々で増やしていくとのこと。マネジメント上で工夫されていることをお話しください。

こちらも2点。一つは人間関係です。当社は日常のコミュニケーションを大切にしています。普段、何も見てくれていない上司が、急に来て「これは駄目だ」と言ってきても腑に落ちません。そういった感覚は非常に大切にしておりまして、上司が部下に対して、5分でも良いので毎日何らかのコミュニケーションを取ることを強く意識するよう共有しています。ただ、ビジネスですので、やって良いことと悪いことはありますので、社内のルール作りもしっかり行っています。 もう一つは、私の考えですが、目標に対してしっかりとアプローチしてもらうことを常に念頭に置いています。そのため各事業部の全員が、それぞれ目標を持って業務に携わっています。その目標が達成しないのであれば、なぜ達成できないのか、達成したのであれば褒めてあげる。そういったことを意識しながら、メンバーとのコミュニケーションは図るようにしています。 当社が採用を行う上で最も大切にしていることは、やはりコミュニケーションが取れることです。器用である必要はありませんが、人の話をきちんと聞けて、ご自身が言いたいことをしっかりと伝えられることが大切だと考えています。また飛び抜けて仕事ができなくても良いと思っていますが、ご自身の仕事に、最後まで諦めずこだわれることが大切です。特にシステム開発やメディア制作は非常にその要素が重要だと考えています。細かいところまで強いこだわりを持って責任を果たせる方。そのような方にご入社いただければマッチするのではないかと思います。

この企業と同じ業界の企業

この企業と同じ業界の企業:リトルファミリー少額短期保険 株式会社
リトルファミリー少額短期保険 株式会社
“ちいさな家族”と共に、 永く幸せに生きる未来を創る。
株式会社Classlab.メインアイコン
株式会社Classlab.
双松 雄太
面接の際は、緊張することもあるかと思いますが、なるべくご自身の素を出していただいて、お互いにとって有益なお時間を過ごしましょう!
無料登録して話を聞いてみたい
掲載をお考えの企業様
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.
  • 転職サイトGreen
  •  
  • IT/Web・通信・インターネット系
  •  
  • インターネット/Webサービス・ASP
  •  
  • 株式会社Classlab.の中途採用/求人/転職情報
  •