株式会社メディアグロース

IT/Web・通信・インターネット系
コンサルティング・リサーチ

卓越した知見で、自社メディア運営×SEOコンサルティングサービスを展開！

カジュアル面談歓迎

企業について

SEOによるマーケティングビジネスとして、自社メディア事業とクライアントサービス事業を展開。

当該領域のあらゆるキーワードで上位表示を実現し、広告掲載クライアントに月間3,000件ほどの送客を実現。

クライアントサービス事業では、自社メディアで様々な施策を検証し得た有効な施策をクライアントに提案できる強みがある。

5段階のグレード制による“実力主義”と、失敗しても本人ではなく失敗した原因を責める“詰めない文化”による“穏やかな社風”の組織風土作りも特長的。

“知見×実行体制”で、クライアントの成果に着実に結び付ける

株式会社メディアグロースは、SEOによるマーケティングビジネスを展開しているベンチャー。同社は、自社メディア事業とクライアントサービス事業を手掛けている。

●自社メディア事業
大手企業と協業のうえ、複数領域でメディア運営を実施。当該領域のあらゆるキーワードで上位表示を実現し、広告掲載クライアントに月間3,000件ほどの送客を行っている。
なお、関連会社でもメディア事業を行っており、運営メディアは全部で5領域・10サイトに及ぶ。「特定領域に偏ることのリスクを避けるとともに、様々な施策を実行・検証できる豊富な場を整備している」と代表取締役の舟崎友貴氏は話す。

●クライアントサービス事業
クライアントに対するSEOコンサルティングの提供。クライアントのコーポレートサイトやサービスサイト等を分析し、SEO観点から、改善提案を行う。
強みは、自社メディア事業を行っていること。同社ではGoogleのアルゴリズムのアップデートにいち早く対応し、自社メディアで様々な施策を検証。そこで得た有効な施策は、サービスとしての再現性を重視し即座にマニュアルを更新している。こうして、有効な施策をクライアントに提案できる強みがあるのだ。

また、同社ではクライアントのビジネスにおける目標を踏まえ、その達成手段としてSEOが厳しい場合は広告等、他の方法を提案。当該サービスを手掛ける協業会社と連携して対応している。
同社の強みの源泉は、SEOやWebメディアビジネスに10年近く携わり続け、SEOメディアの売却経験も5回重ね、圧倒的な知見を有している舟崎氏の存在だ。加えて、その知見を施策に落とし込むオペレーション体制を企業として構築している点にある。

「“知見×実行体制”で、クライアントの成果に着実に結び付けることが最大の強みです」と舟崎氏は胸を張る。

マーケティング集団として、良いサービスを世の中に届け続ける

舟崎氏は、2014年の慶應義塾大学卒業後、地元の企業に入社する。それとほぼ同時に副業としてWebメディアのビジネスを始める（インタビュータブ参照）。
「会社員時代に、初期コストが不要で大きな成果が挙げられる副業として最適だったのが、Webメディアビジネスでした。そこで、会社のオフタイムに本格的に取り組んだのです」（舟崎氏）。

その後、舟崎氏はIT系コンサルティング会社に転職するが、その間も一貫してメディアビジネスを続ける。2社合計で2年半の会社員生活を経て、2016年に独立しメディアビジネスを本業とする会社を設立する。そこでメディアの立ち上げと売却を繰り返し、2018年に会社も譲渡。同年11月に本格的にSEOコンサルティングサービスを手掛けるべく、同社を立ち上げた。

掲げたミッションは、「マーケティング集団として、良いサービスを世の中に届け続ける」。
マーケティング領域の中でも、前述のとおりSEOに関する圧倒的な知見を強みとして、クライアントに対してSEOコンサルティング等のサービスを提供するというコンセプトだ。「そのためにも、SEOコンサルタントの拡充が急務」と舟崎氏は呼びかける。

今後は、テクノロジーの進歩に伴うサービスのブラッシュアップや領域の拡大にも力を入れる。自動生成AIによる回答を検索結果に掲載するSGE（Search Generative Experience）への対応や、SNSの活用がその主な施策となる。

組織風土作りの方針は “実力主義”と“穏やかな社風”

2023年6月現在、舟崎氏含め同社の社員は4名。関連会社も含めて、インターンやアルバイトを加えて10名程度の体制だ。社員の平均年齢は32歳である。
その組織風土作りの方針は、大きく2点。“実力主義”と“穏やかな社風”だ。

“実力主義”においては、5段階のグレード制を導入。各グレードの基準を明確化し、半期ごとに個人の成果を基に昇格を検討する。昇格すれば、給与金額と権限がアップする。

“穏やかな社風”とは、メンバーを“詰めない”文化を形成させること。失敗しても、本人を責めるのではなく、失敗した原因を責める。原因を特定し再発防止策を導入し組織としての完成度を高めるというカルチャーだ。

これらは一見、相対立する概念。これを両立させるところが最大の特長と言える。その方法論について、舟崎氏は次のように説明する。
「精神論ではなく、仕組みとして成果を出せる環境を作るということです。そのために、再現性にこだわったマニュアルを整備し、マニュアルどおりに業務を行えば、一定の成果に繋げられるようにしています」

なお、マニュアルは成功法則として必ず実行すべき存在であるが、環境変化や個人の創意工夫によって新たな施策を生み出した場合、その個人を評価するとともにマニュアルを更新、共有する。「当社では“属人性は悪”としている」と舟崎氏。

働き方としては、オフィスワークが100％。リモートワークは基本的に認めていない。
「SEO施策の即座の改善や共有は、リモートワークでは遅くなるからです。それだけスピード感にこだわっています」（舟崎氏）。
一方、勤務時間は11～17時のコアタイムによるフレックス制で柔軟に働ける。

ちなみに、社風の良さとオフィスワークによる社内コミュニケーションは良好で、飲み会等の会社主催のイベントは頻繁には行わず、プライベートを尊重している。

そんな同社が求める人材像は、穏やかな人柄と責任感、向上心の持ち主。SEO等の業務経験は問わない。実力主義の一方、穏やかな風土で伸び伸びと働きながら、SEOに関する高度な専門能力が身に付けられる環境は、魅力的に違いないだろう。