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インタビュー画像代表取締役 上田 英介氏 1992年生まれ、徳島県出身。ソフトウェアハウスで会計製品の開発に従事。入社2年目の終わりにロサンゼルス支社に赴任し、AI-OCR請求書管理サービスの設計・開発を経験する。AIの運用フェーズに入った現地の状況を目の当たりにして帰国。英AIベンチャーに転職してMLOpsのアーキテクチャ設計・開発を行う。「日本でもAIの社会実装が必要になる」との思いから同社を設立。2022年1月より現職。

学生時代は何カ国か留学されたそうですね。

中学では野球、高校ではラグビーと部活ばかりしていたので、大学では新しいことにチャレンジしたいと考えました。周囲には留学生や、語学が得意な日本人の学生もいたので、自分もグローバルというものを体験しようと。そこで韓国やアメリカ、スウェーデンに留学したのです。 一番長かったのはスウェーデンで、交換留学で1年間行っていました。コンピュータサイエンスのマスターディグリー(大学院)の授業に参加した時、女性が半分以上いたので驚きましたね。また、みんな生産性というかメリハリ、オン・オフをとても大切にしているのが印象的でした。現地で知り合った社会人の方々は、朝・昼・夕方と1日に3回コーヒーブレイクを取り、みんなで雑談をするのです。夏・冬は数カ月休みを取り、大学には何度も入り直して学び、30歳前後でようやく社会に出る…というように学びも大事にしています。今、会社を経営する上でとても参考になっていますね。

帰国後は就職されていますが、数年後にはまた海外に行かれています。

ソフトウェアハウスに入社してからずっと「海外に行きたい」とアピールしていました。そして2年目の終わりに、エンジニアとしては初めてロサンゼルス支社に行かせてもらったのです。 その頃、日本はAIの開発ブームが始まったばかりで、私の目にはあまり投資対効果を気にしているようには見えませんでしたね。でもアメリカでは、既にAIの開発ブームは沈静化していました。むしろ運用フェーズを見据え、「インドにアウトソースした場合の投資対効果はどうなるだろう?」等の議論が盛んに行われていました。そしてオフショア開発をする場合、データの収集・活用・管理がネックになるという課題も顕在化していて、その課題に応えるベンチャーが登場し、社会実装に向けて進み始めていたのです。 「この日米の大きな差は何なんだろう?」と疑問に感じると同時に、同じ課題は多少のタイムラグはあっても必ず日本にやってくるだろうと感じていました。

その手応えが、貴社の創業に繋がっていったのでしょうか。

いえ、起業しようとは考えていませんでした。MLOpsの領域で経験を積みたくなった私は、ソフトウェアハウスを辞めて、イギリスのAIベンチャーに転職したのです。そこで大手銀行のDXプロジェクト推進を任されました。 1年ほど経って仕事が一区切り付き、気持ちに余裕が出てきた頃です。「次は何をやろうか」と考えている時に、ソフトウェアハウス出身の鈴木(健史氏・取締役)と話す機会がありました。そこで鈴木から「起業を考えている」と打ち明けられたのです。 私は興味が湧いたので「じゃあどこから手を付けようか?」と話し合いました。アメリカの状況等も共有しながら、どうやらアノテーションの領域が手付かずだと。そこまで話が進んだ時、私はアメリカで感じていた日米の差を埋めるチャンスが来たと感じました。そして、自分達がAIの社会実装をリードしようと決め、鈴木と当社を設立したのです。

様々なアクセラレータプログラムで受賞を重ね、資金調達にも成功されましたね。

最初は色々大変だったのです。『FastLabel』という自社プロダクトが完成する前のシードの段階で、知り合いに営業したり、メールを1日に100件送ってレスポンスを待ったり…。でも、プロダクトが無い状態にもかかわらず多くの企業から好反応が返ってきました。これはいけると思いましたね。そこでアクセラレータプログラムに参加しながら評価を頂き、資金調達にも成功しました。 ただ、実際にプロダクトを運営し始めて感じているのは、「これはいける」という私や鈴木の構想も、多くのステークホルダーのおかげで具現化したのだということです。お客様、当社のメンバー、そして株主の皆さん。その方々の協力があってこそ、当初の構想がようやく実現できていると感じています。最近ある投資家の方から、「あなた方はやりたいことがブレていないね」と誉めていただきました。目標に向かって着実に進んでいることが分かり、本当に嬉しかったですね。

最後に、お忙しい中でどんなふうにリフレッシュされているか教えてください。

実は中学・高校で部活に打ち込んでいた頃から今まで、私はずっとインドア派なのです。学校から帰ってきたらいつもゲームばかりしていました。 そういうタイプなので、今も仕事が終わると基本的には自宅で過ごしています。理系出身のYouTuberさんが投稿する、クスッと笑える動画を観たり、話題になったマンガを読んだり…。それから学生時代、韓国に留学した時に仲良くなった韓国人の友達から、おすすめの韓国映画やドラマを教えてもらうので、配信や地上波で片っ端からチェックしています。韓国料理も好きなので、新大久保まで食べに行くこともありますよ。 外出といえば、元々温泉が好きなこともあり、時々岩盤浴に行きます。ただ、サウナは苦手ですね。私には「熱い」と「冷たい」の往復がナゾ過ぎて。スウェーデン人もサウナから出て雪にダイブしていましたが、「ずっとサウナの中で良くない?」と感じていました。根っからのインドア派なのでしょう。

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