DP株式会社

IT/Web・通信・インターネット系

グローバルなプラットフォームを運営するWebサービス会社

平均年齢20代

自社サービス製品あり

シェアトップクラス

残業少なめ

企業について

Webサービス開発・運営会社。目下、インフルエンサーがファンクラブを開設・運営できるプラットフォームを運営。

100社以上の芸能事務所と提携し、このネットワーク力で既存サービスからのリプレイスを図る。

既存のWebサービスにおいて、そのモデルに独自の工夫を加えて徹底的に刷新・市場投入し、得意のマーケティングによってリプレイスを図る戦略を取る。

自らのサービスを、意見を出し合いながら自分達の手でつくり、成果を分かち合おうという責任感が風土の特徴。

toCのWebサービスとしての諸機能を備えた高水準のプラットフォームを開発・運営

Webサービス開発・運営会社のDP株式会社。同社では、自社独自サービス開発に関わるエンジニアを求めている。

現在、同社が運営しているサービスは、2020年にクローズドな環境でリリースした、インフルエンサーがファンクラブを開設・運営できるプラットフォーム。3年目の2022年8月現在、エンドユーザーである会員数は世界で約50万人を集めている。なお、サイトは5カ国語版を展開中だ。
「当社は100社以上の芸能事務所と提携しており、このネットワーク力で既存サービスから一気にリプレイスを図っていきます」と取締役で共同創業者の村野友哉氏は話す。

同サービスでは、SNSコミュニティ運営、動画投稿・配信、メール配信、SMS認証、決済等、toCのWebサービスとしての諸機能を備え、かつ50万人からさらに伸びていくエンドユーザーからのアクセスという大量のデータをさばく必要がある。
「Webサービスとして、求められる技術水準はかなり高いと自負しています」（村野氏）。

このほか、目下開発中のWebサービスが複数ある。
その一つは、マッチングサービス。ファンクラブ運営プラットフォームで構築したアセットを活用し、独自の切り口でグロースを狙う。
もう一つは、決済系のサービス。これも、既存の類似サービスにはないモデルを盛り込んで独自性を打ち出し、新たなマーケットを創出する構えだ。

Webサービスを開発し続けるエンジニア集団

同社の設立は、2020年12月。代表取締役の佐藤亮太氏と村野氏は学生時代からの友人で、卒業後にそれぞれ別の会社に勤務しながら副業的に自らの会社を設立した。その会社でファンクラブ運営プラットフォーム事業のほか、いくつかの事業を手掛けて経験を積む。

そして、エンジニアを集めてWebサービスの開発・運営に特化する企業をつくろうと、DPを設立しファンクラブ運営プラットフォーム事業を移管する。DP設立の理由について、村野氏は次のように説明する。
「広告代理業としてアフィリエイト等のサービスを手掛けましたが、参入障壁が低く価格競争に陥りがちで、収益性の低さを実感しました。そこで、参入障壁の高い独自サービスをつくる必要性があると考えたのです」

同社の事業戦略は、既存のWebサービスにおいて、そのモデルに同社が独自の工夫を加えて徹底的に刷新・市場投入し、得意のマーケティング戦略によって一気にリプレイスを図るというもの。ファンクラブ運営プラットフォーム事業は、これで成功している。

今後、開発中のそのほかのWebサービスをリリースした段階で、それぞれの運営会社を設立するというビジネスモデルを描いている。その理由を、村野氏は次のように話す。
「次の新規事業資金を得ようと既存事業をバイアウトする場合、会社を譲渡すれば在籍エンジニアまで手放してしまうことになります。せっかく確保して当社の考え方を共有したエンジニアまでは渡したくはないと、サービスは事業主体である運営会社に移管し、エンジニアはDPに在籍のまま運営を手掛けるという体制をつくります」

つまり、DPは“Webサービスを開発し続けるエンジニア集団”という位置付けだ。
「サービスの企画は基本的に私が担っていきますが、みんなで新しく面白いサービスを創出していきたいと思っています」と村野氏は意気込む。

責任感と成長意欲が高いマインド

2022年8月現在、同社の社員数は3名で、業務委託のエンジニアが8名、およびアルバイトを10名ほど擁している。「処遇の違いはあれど、全員は同じ仲間」と村野氏。
「バリュー等は明文化していませんが、口だけ出して自分では手を動かさないといったメンバーは一人もいません。自分達のサービスを、意見を出し合いながら自分達の手でつくり、成果を分かち合おうという責任感があると思います」（村野氏）。

サービス開発は、それぞれのプロジェクトに分かれ、リーダーの進捗管理の下に柔軟に進められている。

また、事業を成長させていく意欲も高く、「誰に言われなくても、毎月、先月の業績を超えていこうというマインドが全体的にある」と村野氏は話す。
「佐藤と事業を始めた頃は、自分達が幸せになれればいいという考えがありましたが、メンバーが増えていくに従い、仲間の幸せを考えるようになりました。そのためにも、新たな“勝てる”サービスをつくらなければならない。既存サービスのリプレイスを狙うモデルを考えたのには、こうした背景があります」（村野氏）。

働き方としても、自社サービスによって労働集約的なワークスタイルを避け、週休3日の実現も目指す。メンバーは関東や関西等で離れているので、業務はリモートが基本。東京オフィスで開発するメンバーもいる。毎日、コアタイムスタートの11時に全体ミーティングを行っている。
また、メンバー間の仲間意識を高める機会として、これまでは時に飲み会を行うぐらいであったが、「メンバーが増えてきて、みんなでキャンプにでも行こうと話している」と村野氏は言う。

そんな同社が求める人材像は、「責任感があり、明るく、言いたいことが言える人」と村野氏。
自社サービス開発を手掛けたいエンジニアには見逃せない募集だろう。