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興洋海運株式会社

  • 商社(卸売)・流通・小売り系

世界の物流を支える!ケミカルタンカー専門の海運会社

グローバルに活動

企業について

1949年設立。70年以上の歴史を持つ海運会社、興洋海運株式会社。
東京のほか、シンガポール、アメリカ・ヒューストンに事業所を持つ同社。その主な事業は「外航ケミカルタンカー」の運航だ。ケミカルタンカーとは、液体化学品や油脂類を運ぶ専用船のこと。興洋海運グループは現在14隻のケミカルタンカーを所有し、東南アジア域内航路と北米を含む世界航路で運航。日本に本拠を置く企業だが、海外航路に特化している。

「当社は、海運の中でもケミカルタンカーという特別なジャンルの船を運航しています。海運全体に占める割合は容積ベースで3%程度なのですが、他の荷物と比べ船自体も特殊なら、船舶の管理も、航海を行う船員も特殊です。競合もありますが、ニッチな業界のため安定した経営ができています」(常務取締役[管理担当]福丸伸一氏)。

興洋海運では、荷物の積み降ろしや運航等、船のオペレーション全般と、運ぶ荷物を集める営業を行うほか、グループ会社を通じて船舶のメンテナンスや2.5年に1度の大がかりな整備等も実施。グループ内で船の保有から運航までを一貫して行っている。

「取り扱う物質は、なたね油、パーム油等の食用・工業用油から硫酸のようなものまで、多岐にわたります。先ほど色々特殊な業界とご説明しましたが、船には特別な装備も必要ですし、温度管理も重要。船員にも技術が要求されますし、参入障壁は高いでしょうね」(福丸氏)。

同社の強みは「定時運航」。航空の世界でも、日本の会社は定時運航性が高く世界から信頼されているというが、海運の世界においても「スケジュール通りモノが届く」というのは荷主にとってとても大切。同社は効率の良い組織を作り、社員数50名程度(外国人船員等は除く)で150億程売り上げる体制を構築している。競合している企業も、海外を含め株式市場で上場しているような優良企業というケミカルタンカーの分野で、当社は世界でもトップ10ラインの位置を占めているという。

「特に東南アジア域内の航路は、ケミカルという特別な分野ではありますが、3割ほどのシェアを占めています。長い歴史に裏打ちされた信用をベースに、海外で実績を上げています」(福丸氏)。

コロナ禍によって、世界の物流はここ2年ほど停滞中。輸送費も高騰し、日本にも少なからぬ影響を及ぼしている。海運の世界も、物流量が基本的に世界の経済状況に左右されることから、船余りの状況を呈していたという。一方で、ケミカルタンカーを運航する興洋海運には、そこまで大きな影響はなかった。

「私達が扱うのは、生活や工業における基本的な原料ばかり。ですから、多少減ることはあっても仕事がなくなることはありません。また、長期的観点から当社ではコスト構造の改善に取り組んでいましたので、あまり悪影響を受けることなく安定した経営ができています」(福丸氏)。

現在14隻の船を保有する同社グループでは、今後も船の寿命等を鑑み、新造船との入れ替え等もしながら15隻前後の船隊を維持する考えだ。持てる資産を最大限に活用しながら、どうやってシェアを高めていくか、そこがこれからの課題だ。

「海運業界を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、二酸化炭素の排出を削減し、環境負荷の低い輸送を実現するため、日々新しいテクノロジーを日本の造船所と研究しています。今後どんなタイプの船が主流になるかを見極めつつ、船の入れ替えも進めていかなければなりません」(福丸氏)。

同社のライバルは、業界内でも海外市場を含め上場しているような海運会社だ。それらと対等にビジネスを進めるには、今後も船舶のメンテナンスや運航、事務作業に至るまで効率化を進め、より収益が得やすい体質に変えていかねばならない。そのために、特にIT化を推し進めている。

「当社では自社開発した運航管理システム等を利用しています。このシステムを進化させ、まだまだアナログな部分の多い海運業界で一足先にIT化を進め、ビジネスの武器にしたいと考えています。特に当社は船の所有、管理、営業、運航を全てグループ内で行っています。そのため各分野で更にIT活用の余地があると考えていますし、業務効率化や、リアルタイムでシステムから導き出すデータから経営判断も行っているので、ITは私たちにとってとても大切です」(福丸氏)。

さて、社員として働く立場からは「興洋海運」はどう評価できるだろうか。
まずは同社の職場環境だ。外航船を持ち、世界を相手にするビジネスなだけに、当然ながら東京・六本木の本社でも、英語が飛び交っている。

「当社のビジネスは国内相手だけではありません。ワールドワイドに仕事をしていますので、社内の日常会話は日本語ですが、仕事で使うのは主に英語ですね。また、会社の方針として複雑な組織ではなく、効率の良い組織を作る という考えがあるので、一人ひとりの権限も大きいです。それぞれに責任を持って、役割を果たしてもらっています。やりがいも大きいのではないでしょうか」(福丸氏)。

英語が飛び交う職場というと外資系のイメージもあるが、同社はれっきとした日本の会社。外資と内資の「いいとこ取り」をした大人の雰囲気を持つと福丸氏は言う。

「各自が、主張すべきところと譲るところをわきまえているんですね。非常にバランスの取れた社風だと思います」(福丸氏)。

働きやすさの面も、万全だ。休暇制度や報奨制度、出張や海外駐在に関する手当等、しっかりと整備されている。

「私は銀行出身で米国駐在も経験してきました。その立場や視点からみても『かなりしっかり人事整備をしているな』と感じました。給与水準も悪くないと思っていますし、福利厚生含めて、社員に対する待遇はしっかりしていると自負しています」(福丸氏)。

業況も堅調で、潤沢な資金を背景にした健全経営。長く働く上でも不安はない。加えて、待遇面もしっかりしている。そんな環境で、世界を相手に仕事ができるチャンスはなかなかないだろう。働く社員の面々も、様々なバックグラウンドの持ち主が揃う多様性の宝庫。個々人を尊重する雰囲気もあるう

「当社は、創業以来数々の危機をアイデアで乗り切ってきた柔軟な会社。『先取の気質』が自慢です。柔軟にその時々の環境に対応出来る会社であり、硬直した組織ではありません。各々がプライドを持ったプロ集団として、これからも世界を相手にビジネスを展開し続けます。当社の仕事に興味を持ってくださった方は、是非一度話をしに来てください」(福丸氏)。

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インタビュー

興洋海運株式会社のインタビュー写真
執行役員 ITシステム室 室長 IT統括管理者 猿谷 充弘氏 2010年、中途入社。前職はアミューズメント業界で社内SE。興洋海運の社内インフラの責任者として活躍。興洋海運の仕事では英語力も必要だが、猿谷氏は当初あまり英語ができず、入社してから必要に迫られて英語力を身に付けたのだと語る。

── 興洋海運のIT部門では、どんな仕事をしているのですか?

簡単に言えば「社内SE」です。社内ITインフラの構築、保守、運用が主な仕事ですが、対応する範囲は多岐にわたります。本社の事務所内のIT環境だけではなく、当社グループで保有する船に搭載しているPCやネットワーク機器も私達の担当。そのため、ドックに入っている時ではありますが、海外を含め、船に出張することもあります。

具体的には、Windowsサーバの保守・運用。各種ネットワーク機器の保守・運用。社内システムの開発・保守、そして導入済みシステムの運用・保守です。機器については深いレベルの保守は業者に依頼しますので、ベンダーコントロール等も担当範囲です。 ... 続きを読む

企業情報

会社名

興洋海運株式会社

業界

商社(卸売)・流通・小売り系 > 物流・運送・倉庫・梱包

企業の特徴
グローバルに活動
資本金

9000万円

設立年月

1949年02月

代表者氏名

代表取締役社長 関口 不二夫

事業内容

・70年以上培ってきた知識と経験により 世界中のタイムゾーンをカバーできる運航体制を整え、東京、シンガポール、米国ヒューストンの3か所を拠点に、ケミカルタンカーの安全運航を行っています。
また、海運業の他、不動産業として、千葉の油槽所及び麻布十番にある商業ビルを所有し、多角化を図っています。
・国内外の関連会社 計9社

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

50人

本社住所

東京都港区六本木3-1-17 第二ABビル2階

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