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インタビュー画像代表取締役 吉田 隆

吉田社長の創業にいたるまでの経歴を教えてください

大学卒業後、大手電機機器メーカーに10年ほど勤めました。“エンジニアリングワークステーション”という領域のシステムエンジニアとして、当時は珍しかったウィンドウシステムの開発や、かな漢字変換システムの開発などに従事していました。共同研究を進めるために各地の国立大学を回ったこともあり、北は北海道から南は沖縄まで47都道府県に出向きましたね。その後、“Σプロジェクト”という通産省主導の官民合同プロジェクトにSEとして加わりました。 30代前半でソフトウェアのベンチャーに転職したものの、もっと新しいテクノロジーを追求する仕事がしたいと思い、のちに『スマートスケープ』の初代社長となる伊藤比呂行と慶應大SFC研究所の教授だった千代倉弘明先生とともに、3次元圧縮技術“XVL”を軸に“ラティス・テクノロジー”という会社を1997年に創業しました。 そして、その経験をもとに、伊藤と私とで2003年、日本の基幹産業である製造業向けにITサービスを提供する企業・スマートスケープを設立しました。

2023年で創立20周年を迎えますが、創業から現在までの歩みとビジョンを教えてください

創業3年目で、初代社長の伊藤が病に倒れて他界してしまうという悲しい出来事がありました。当時はまだ20名ほどの組織でしたが、誰かが舵取り役を担わなければならず、最年長だった私が2代目社長に就任しました。そのときのメンバーたちが現在、グループの主要なマネジメントポストを務めており、『スマートホールディングス』の代表取締役・佐藤康一郎も一緒にスマートスケープをスタートアップしたメンバーのひとりです。 このように創業から何もかもが順風満帆というわけではありませんでしたが、2008年にはITインフラを支えるシステムサービス事業と3DCGを活用したコンテンツ制作事業を擁する『スマートエンジニア』、2009年にはクルマの制御システム開発などのエンジニアリングサービスを提供する『スマートインプリメント』が発足するなど、グループ企業が誕生して徐々に事業が拡大。現在、スマートグループは全8社となりました。今では各社それぞれの技術や専門性を活かしてグループが横断的に連携し、高度なエンジニアリングソリューションを提供しています。 現在、グループ全体の売上が70億強で、従業員数は約600人。2025年までには100億円企業になることを目指しています。 グループ統一のビジョンは「人とテクノロジーであたらしい価値を創造し、世界に届ける」です。スマートスケープを創立した頃は、ものづくりのノウハウがない企業は表舞台に立つことすらできない時代でしたが、将来的にものづくりとデジタル、ITが融合した、まったく新しい世界が生まれるだろう、と考えていました。

スマートスケープの事業としての“強み”とはどんなところにあるのでしょうか?

スマートスケープは2003年の創業以来、情報を“集めて、蓄積し、活かす”システム開発を続けてきました。弊社を代表するプロダクト『SS4M(エス エス フォー エム)』は、3D形状の特徴量を抽出してデータベース化し、AIを活用して似た形状のものを探す“類似部品検索システム”です。まさに、膨大なCADデータを収集して蓄積し、活かすためのソリューションといえるでしょう。 また、創業時から“INFORMTION GRAPHICS TECNOLOGY”を標榜し、情報をわかりやすく可視化する技術に力を入れてきました。みなさんも、グラフや数値を色分けして資料をわかりやすく作ったりしますよね。それと同様に、データを人間が俯瞰でとらえるように視覚化していくことを、コアテクノロジーに据えたんです。 かねてからラリー競技のデータ分析やそのビジュアル化も手がけており、走行データと地図データなど必要な情報を一画面で見せるグラフィックス開発など、最近でいう“BIツール”に相当するものも独自に制作してきました。 スマートスケープという社名には、“かっこよく、賢く”(=スマート)、“みわたし、みつけて、みつめる”(=スケープ)という意味をこめていますが、誰もが簡単に情報にアクセスでき、かつ簡単に理解して使えること――。そんな世界を、ITを駆使して作りたいというのがスマートスケープのビジョンです。

では、組織やチームという側面からの“強み”も教えてください

組織としての強みは、固定観念にとらわれず、さまざまな仕事に挑戦しようという志を持つメンバーが集まっているところですね。大企業では決められた方針に従って仕事をこなさざるを得ないことが多いと思いますが、スマートスケープには誰でもやりたいことにチャレンジできる環境があります。 スマートグループ全体で『DO IT THEN ENJOY LIFE MORE やってみよう。楽しもう』というバリューを掲げていますが、やりたいと思ったら、まずは立ち止まらずにやってみることが大切。やってみなければ結果は出ませんし、失敗したっていい。失敗こそいろいろな経験につながると考えています。 現在のマネージャー層には、創業当時から困難な状況を乗り越え、なんとか生き残ってきた経験があり、だからこそ、大きな変化にさらされても柔軟に対応できる企業に成長できたのだと思います。 あとは、オフィスにビリヤード台が置いてあることも大きな魅力でしょうか(笑) 。以前、スマートホールディングスの佐藤社長とスマートインプリメントの井上義昭社長と打ち合わせをしていたとき、ふと「このオフィス、なんだかつまらないね、何か置こうよ!」という話が持ち上がり、3人で購入したんです(笑)。 研修の合間などに社員たちがゲームに興じることもあり、集まったときに気軽にコミュニケーションを深められるツールがあってよかったなと思っています。

今後、どのような方にジョインしてほしいと考えていますか?

現在、スマートグループのメンバーたちは大手自動車メーカーや工作機械メーカーのプロダクトライフサイクルの中に入り込み、さまざまな業務を担っています。そこで収集した膨大かつ多様なデータをどう活かして新事業を創出していくかが、我々のいちばんの課題です。 今後、高付加価値のツールやソフトウェアを提案していくにあたって、データをハンドリングするのはコンサルタント、データエンジニア、データアナリスト、データサイエンティスト、UI/UXデザイナー、システムエンジニア、サポートエンジニアなどにカテゴリーされるエンジニアたちですが、そのどれかをやってみたいという方はぜひ我々と仕事をしてみてはいかがでしょうか。 やってみたいことがあるものの、今の勤務先では実現できない、起業するところまで踏み切れないという方は、まずは我々にジョインして挑戦してみてほしいですね。   スマートグループの全取締役は毎週ミーティングで各社の課題を共有し、問題があればできるだけ早期に解決することを是としています。テレワークは緊急事態宣言前の2020年2月にいち早く導入しましたし、テレワーク支援の一時金対応もずっと続けています。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で仕事を失った従業員家族への貸付制度や、休校休園に伴う特別休暇制度も比較的早く作りました。 あとは副業規定も整備し、社員の中にはボディービル大会で優勝したメンバーやゴルフのレッスンプロもいます。外国人メンバーも多数在籍しており、柔軟でフレキシビリティを持った組織だと自負しています。 現在は、日本全国どこにいても仕事ができます。地方在住の方でも、弊社の「やってみよう」というカルチャーに共感してくださるならば、ぜひ仲間に加わっていただきたい。そして、私たちとともに新たな仕事を創り出していってほしいと願っています。

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