世界中の農地をデータ化し持続可能な農業基盤を作る
Sagriのミッションは、「世界中の農地をデータ化し持続可能な農業基盤を作る」ことです。
代表の坪井は創業前、アフリカを訪れた際、子供たちに「将来何になりたい?」と問いかけると家業である農業を継ぐ、という子供たちが大勢いることを目の当たりにしました。
子供たちが未来に希望を持てるために、エンジニアとしてのバックグラウンドを活かして、何かできることがないか、と考え、農地のデータを活用し、農業に貢献するべくSagriを創業。
創業4年目の現在は、ビジョン・ミッションに向けて最初の一歩を踏み出したフェーズです。
まずは、農業において衛星データやAIが活用できるようなアプリケーションを創出してゆくべく、自治体向けのサービスACTABAの提供を2021年に開始しました。2022年は、作付け調査アプリ「デタバ」、土壌検査アプリ「Sagri」を提供開始しております。
【農業の発展への貢献を目指して】
今後は、プロダクトを通じて得たデータを活用し、農業の発展に貢献したいと考えております。
現在の農業は、数多くの農家が経験や勘をもとに暗黙知で行っていることが多く、ノウハウの蓄積、共有やデータの活用が進んでいないことが現状です。
自治体との関係性を深め、地方自治体の持つデータを活用していくことも農業や農家に貢献する次のプロダクトにつながると考えています。自治体は、現在ACTABAを活用いただいている「農地の活用状況調査」のほかにも、例えばお米の生産量を調整するための政策など、農業に関わる政策も多いため、プロダクトを通じて自治体との関係性を深めていくことも農業に貢献していくために大切だと考えています。
将来的には国内に留まらず、世界中の農業や食糧問題を解決できるプロダクトを開発することで、「世界中の農地をデータ化し持続可能な農業基盤を作る」というミッションを実現したいと考えております。
【「スマート農業」の実現に向けて】
「スマート農業」が進展すればドローンを始めとしたIoTデバイスや農機の自動運転などに活用する地図が不可欠です。人間が地図を利用して移動するように、各デバイスにも地図が必要です。
Sagriでは、スマート農業実現の第一歩として、まずは個人の農家さんが「農地の区画情報(ポリゴン)」を利用できる状態にし、アプリケーションへ落とし込み、農地の有効活用を支援しています。