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長瀬産業株式会社

  • 商社(卸売)・流通・小売り系

化学領域で高いプレゼンスを誇る長瀬産業が、DXを通じて社会課題の解決に挑む

上場
グローバルに活動

企業について

1832年創業の老舗商社、長瀬産業株式会社が新たな変革に挑んでいる。
江戸時代天保年間、紅花等の染料を扱う卸商として商いを始めた同社は、半導体関連材料やEV関連素材、バイオマテリアル、機能性食品材料、環境対応素材など、時代のニーズを捉えながら事業領域を広げ、化学品専門商社として確固たるポジションを獲得。現在は、世界30カ国117社のネットワークを築き、国内外に9,000社の取引先を持つグローバル企業グループへと発展している。また、商社としては珍しく、グループ会社の半数近くが製造機能を持ち、R&Dセンターもある等、製造・加工・研究開発機能を有しているのも特徴だ。

つまり、多様な分野で活用されている“化学”を軸に「お客様の課題解決、その先にある社会課題の解決」を実現するため、変化を恐れず変革を繰り返してきた企業ということだ。それを可能にした背景には、財閥系ではなく、独自に戦略を構築できる独立系商社ということもあるだろう。いずれにしても、そこに“老舗企業”という字面から連想されがちな“遅い、重い、保守的”といった印象はない。

この長瀬産業が、現在標榜している姿が、『ビジネスデザイナー』である。
「商社の基本機能は、モノを買って売るトレーディングです。しかし、情報伝達技術が加速度的に進化したことによって、現在は情報格差が小さくなっています。つまり、売り買いだけで提供できる付加価値も小さくなっているということです。加えて、お客様のニーズや向き合っている課題の複雑さが増したことによって、トレーディング機能のみで解決できることも少なくなりつつあります。そのため、当社が持つ六つの機能-商社、製造、研究、海外、物流、投資や各事業が長年かけて培ってきた知見、国内外&社内外のネットワーク等を高い次元で融合させることで、限界を設けることなくビジネスをデザインし、新たな価値を提供することを目指しています」(人事総務部 部統括・和久田利夫氏)。

このビジネスデザイナーという姿を実現するソリューションの一つとして、同社はDXにも積極的に取り組んでいるのである。

長瀬産業株式会社は、情報を集める力、お客様のニーズや課題を引き出す力、情報や技術、取引先等を組み合わせて課題解決に結び付ける力に秀でている。それが、これまで同社が成長してきた原動力にもなっている。しかし、それらの力は属人的なものであって社員によってバラつきがあることは否めない。当然、一人の知見やネットワークには限界もある。お客様の課題解決に最も適した技術が存在し、社内に接点を持っている社員がいたとしても、担当営業がそのことを知らなければ最適な技術とお客様を繋ぐことはできないわけだ。

この課題解決のため、2019年頃からデジタルマーケティングプラットフォームの構築を進めている。
「営業が現場から収集してきた顧客情報、社内外の技術情報、取引先の情報、各事業部、関係会社、研究所が培ってきた知見等、点在している情報を一元化、共有化して、いつでも、社員の誰もが取り出せる仕組みを構築中です。デジタルマーケティング技術に優れた米国のフィラデルフィアにGlobal Marketing Groupを設置し、エンジニア40名体制で開発。既にプラットフォームの基礎は完成しています」
 そう語るのは、デジタルマーケティングの展開を担うグローバルマーケティング室で担当部長を務める石渡知彦氏だ。
「現在、情報の収集と一元化の完成を目指していますが、近い将来に顧客課題に応じて最適なソリューションを分析・提案するところまでをデジタルツール化していきたい。これまで各営業が勘と経験で行っていたことをより高い精度で具現化するツールに仕上げていく予定です」

長瀬産業のDXといえば、IBMと共に開発、提供しているマテリアルズインフォマティクス(MI)プラットフォーム『TABRASA(タブラサ)』というSaaS製品が既に存在する。これは最先端のデータ処理技術と材料科学を融合した材料開発技術で、膨大な実験データや論文等のビッグデータをAIで分析することによって、革新的な新材料の発見、効率的な開発・実験手法等を提案するというものだ。そのほか、社内業務やお客様とのタッチポイントのデジタル化等、多様なDXに取り組んでおり、2025年までに100億円をDXに投資。既存事業の強化や新たな価値の創造に向けて、変革を加速させている。

長瀬産業株式会社のミッションは、「人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会」を実現すること。そのため、社員一人ひとりに「ビジネスの種を見つけ、育み、拡げる」ことが求められる。商社のビジネスは、一見何もないようなところにビジネスチャンスを見出し、周りの人や会社等を巻き込みながら商流をつくり上げ、様々な分野・地域へ展開していくことであるため、「見つけ、育み、拡げる」力は、長瀬産業の社員の誰しもが持っている力なのかもしれない。

「ただし、こういった力を発揮し続けるには、自らをアップデートし続ける必要があります。エンジニアであれば、技術トレンドの変化・進化に応じて知識やスキルを習得していかなければならないように、日々変化するビジネスシーンにおいてお客様に価値を届け続けるため、自身を進化させていこうとする意欲は欠かせないものだと考えます」

転職にも同じことが言えると和久田氏は続ける。
「前の会社の良いところを引きずったまま新たな会社へ来てしまうと、ギャップばかりが気になり前向きな気持ちにブレーキをかけることになりがちです。そのため、転職したのなら新たな会社の環境で実力を発揮するために自分に何ができるのか、何を求められているのかを考え、パーソナリティもアップデートしようと思えるかどうかが大切になります」

また、長瀬産業で活躍している人材に共通していることが、コミュニケーション力の高さと周りを巻き込んでいける熱量を持っていることだ。自分の意見をしっかりと持ち、積極的に発信する。思いが強すぎて、時には激しい議論に発展することもあるが、なぜか憎めない“チャーミングな“社員が多いのも特徴だという。
「このような人としての魅力や力強くビジネスを形にしていく突破力が、当社の良さです。こういった社風が自分に合っていると思う人は、是非、当社でその実力を発揮してください」(和久田氏)。

世界各地に拠点を持つグローバル企業のビジネスインフラをDXによって構築し、世界を舞台に社会課題の解決に挑戦する――そこに魅力を感じるならば、長瀬産業にはその思いに応えられる“場”と“機会”がある。

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企業情報

会社名

長瀬産業株式会社

業界

商社(卸売)・流通・小売り系 > 総合商社・専門商社

企業の特徴
上場、グローバルに活動
資本金

96億9900万円

設立年月

1917年12月

代表者氏名

代表取締役社長 朝倉 研二

事業内容

化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の輸出・輸入及び国内販売

株式公開(証券取引所)

従業員数

875人

本社住所

東京本社:東京都中央区日本橋小舟町5-1 大阪本社:大阪府大阪市西区新町1-1-17

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