クラウドコンピューティングの強みを世界に。
モルゲンロットは、「コンピューティングパワーを世界中の誰にでも。」をビジョンとして掲げ、2019年4月に設立されたクラウドコンピューティング領域でサービスを展開する企業です。プロダクトの開発は日本国内、営業活動は海外(北米)を中心に行っています。
当社では、コンピューティングパワー(計算力)を活かしたサービス事業を展開しています。クラウドベースGPUレンダリングサービス『Render Pool™』は、CG制作にかかる時間とコストを大幅に削減できるソリューションです。
機械学習等に最適なベアメタルGPUクラウドサービス『M:CPP(Morgenrot Computing Power Pool)』では、GPUを多数搭載した専用のサーバー機器をクラウドで提供しています。物理/仮想サーバーのハイブリッド運用により、他社クラウドサービスよりも1/2以下の費用で利用可能です。ほかにも、ディープラーニングや、CAE(シミュレーション)などのサービスを提供しています。
そのほかに、プラットフォーム事業として、GPU分散処理ソリューション『Excalibur™』を提供。コンピューティングプールベンダー(CPV)向けのクラウド計算力自動分散ソフトウェアとして用いられています。
ハードウェア事業では、コンピューティングプールベンダー向けのクラウド計算力システムを使用するためのコンテナ(データセンター)や、計算力システム(サーバー)を販売から設置、運用・保守まで行います。
当社はさまざまな計算力を生み出していますが、本当に必要としている人に届けきれていない現状です。再生可能エネルギーや余剰電力から作られた計算力を本当に必要な人に届けることで、無駄の無い環境に優しい最適な生活づくりに貢献したいと考えています。
積極的なアライアンスと海外展開を予定
モルゲンロットは最先端の半導体製品を展開するグローバルハードウェア企業 AMD と強い関係性を持ち、ハードとソフトの両輪で企業を支援できるような体制を整える目的で設立されました。
そのため、GPUサーバーを始めとした、専門性の高い計算に最適なハードウェアを安く・大量に調達が可能です。2020年10月末には株式会社ユーラスエナジーホールディングスから出資を受けており、電気を別の価値に変える事業を共同で開始しています。5Gを更に次世代である「6G」の開発が進む中で、膨大な計算処理を必要とする企業が増えてきていることから当社の展開事業のニーズは年々増加。サービスを通して提供するコンピューティングパワーは、世界でトップレベルを誇っています。
今後は新型コロナウイルスの影響が落ち着き次第、インドや東南アジアなどに進出していく予定です。現在はインドの現地法人とのアライアンスを進めています。また、通信インフラ建設や電気設備工事業を展開する株式会社ミライトから出資を受けており、新たな企業とのアライアンスも組んでいきたいと考えています。
研究開発から多くのプロジェクトが商用化。AI/VRといった先端領域に携わることも可能
モルゲンロットには、業務委託と海外メンバーを合わせて20名程度のメンバーが所属しています。正社員は10名、そのうちの約5名が開発職です。メンバー同士のコミュニケーションも活発で、情報交換や共有が頻繫に行われています。社内には高い専門性を持っている人が多く、直接教わりながらスキルを磨いていくことができます。また、目標や夢に向かって自走していく社風で、自らサービスをより良くする・生み出す場面が多くあるため、自発的に動ける方に最適です。
当社CEOは自身もエンジニアを務めており、現在もコードを書いています。そのため、開発者の業務や技術に対する理解が深く、相談などもしやすい環境です。キャリアパスはスペシャリストとマネージャーのうち、本人の希望に合った道に進めます。希望のキャリアについては、毎週の打ち合わせや半期ごとの面談でヒアリングしています。
また、当社はスタートアップながら研究開発やハードウェアの知見に長けていることも強みです。他社と協力して、AIやドローン、VRなどの先端領域の研究に携わる機会もあります。サーバーなどハードウェアそのものや、それを動かすソフトウェアなど、幅広いレイヤーへ携わることが可能。さらに海外のクライアントや大手メーカーとの取引もあるため、新たな経験を積むことで成長することができます。
社内にはアウトドアが好きな人が多く、釣り部を発足したり、登山を楽しんだりしているメンバーが多数。オフィスには握力などのトレーニングマシンも完備しています。オフィスが秋葉原にあり、近隣にパーツショップが充実しているため、サーバーなどの備品が故障してもすぐに購入できる環境です。