一般社団法人TMG本部

サービス系

地域により良い医療を！Webマーケに力を入れる医療グループのヘッドクォーター

企業について

同社は、29カ所の病院と6カ所の老人保健施設のほか、特別養護老人ホーム、クリニック、健診センター、訪問看護ステーション等、合計119カ所の関連事業所を展開している綜合医療グループ『TMGグループ』各施設の運営をバックアップする組織だ。

グループの理念である「愛し愛される」を実践することで、地域住民から選ばれる医療を提供するために、グループ全体を統括している。

業界全体で遅れ気味のWebマーケティングを病院経営において活用するため、Web戦略に力を入れている。

TMGグループに限らず、医療業界は“Web”の活用が進んでいない業界でもあり、TMG本部ではWebの有効活用を積極的に推進していく計画だ。

働き方に融通が利き、子育て中の女性も無理なく働ける。Webの人材に関しては、リモートワークも積極的に活用していく予定。ワークライフバランスを意識した働き方が可能だ。

クラブ活動も盛んで、運動会等グループ全体での行事も多く、コミュニケーションが活発。社会貢献の活動にも参加できる機会もある。

119カ所の関連事業所を展開する医療グループ！その舵取り役を担う「TMG本部」

TMGグループは、戸田中央総合病院を中心に、一都四県下に病院、老人保健施設、特別養護老人ホーム、クリニック、健診センター、訪問看護ステーション等を展開している総合医療グループ。1962年の創業以来、地域の医療を支えてきた。

グループの理念である「愛し愛される」を実践することで、地域住民から選ばれる医療を目指し、地域のほかの医療機関とも連携を続けるTMGグループは、次の六つを行動指針に掲げている。

・地域住民、地域医療機関と密着した医療・介護・保健の提供
・医療・介護に携わる者としての自覚と技術向上のための教育
・安心、安全な24時間救急体制の充実
・最新の医療機器と医療技術の導入による高度な医療の提供
・すべての職員が健康でいきいきと活躍できる職場づくりの推進
・地域に良質な医療・介護・保健を提供し続けるための健全経営の堅持

「可能な限り、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、各地域の実情や特性に応じた『住まい』『医療』『介護』『予防』『生活支援』を一体的に提供する包括的なサービス体制である「地域包括ケアシステム」。そのモデルとなるのが、TMGグループの目指す先です」（人財開発センターセンター長・藤野浩一郎氏）。

29カ所の病院と6カ所の老人保健施設のほか、特別養護老人ホーム、クリニック、健診センター、訪問看護ステーション等、合計119カ所の関連事業所を展開するTMGグループの医療機関・施設では、総勢1万5千人を越える職員が働いている。そのヘッドクォーターの役割を担っているのが「一般社団法人TMG本部」だ。

「首都圏の各エリアで医療・介護・保健・福祉を担うトータルヘルスケアネットワークを形成しているTMGグループの各施設は、それぞれ独立した存在。そんな中でグループ全体の舵取り役を担うのが、TMG本部です。『良質な医療と介護』『健全経営』『人材開発（採用・育成・定着）』『社会貢献』『中長期事業計画（3～5年）の策定』といったグループ内の各組織の運営をサポートする組織です」（藤野氏）。

医療業界にWebマーケティングの導入！病院のWeb戦略を広めるWeb人材を広く募集

TMGグループ全体を包括して、それぞれの組織運営を全面的にバックアップするTMG本部では、グループ各施設のWebサイトの運営や改修も手掛けている。グループ内だけで100を超えるWebサイトが存在するため、Web制作会社と変わらない規模の仕事が日々発生している。ただ、TMGグループに限らず、医療業界は“Web”の活用が進んでいない業界でもあり、TMG本部ではWebの有効活用を積極的に推進していく計画だ。

「病院経営で、Web活用と聞いてもイメージが湧かないかもしれません。しかし、自由診療を思い浮かべてもらえれば理解が進むかと思いますが、ランディングページを作成してアピールしたり、バズマーケティングでクリニックを周知したりと、Webマーケティングが活用できる余地があります。TMG本部では、グループのWeb戦略の最適化に取り組んでいます」（広報・WEBマーケティング推進課）。

グループ内に100を超えるWebサイトがあっても、施設によってWebに対する認識は違っている。積極的に活用しようと考えるところもあれば、新しい取り組みに消極的なところもあるようだ。

「コンバージョンやリードといった、Webマーケティングの世界で当たり前の概念を知らずにWebサイトを運営している組織も多く、Webマーケターによって改善すべき点は、グループ内に山積しています。Webサイトの成果を可視化して、効果的なWebサイトの運営をグループ全体に広める役割を担ってくれる人材を必要としています」（広報・WEBマーケティング推進課）。

Webサイトは情報発信のためのツールだが、情報をより広く届けるためには専門の知識を必要とする。やみくもに情報を発信するだけでなく、自らが発した情報がどれだけ・どのようにして伝わるのかを知り、それをコントロールするのが現代のWeb戦略。病院経営に最先端のWeb戦略を導入する伝道師を、TMG本部では求めているのだ。

「医療の世界では、Webマーケティングが進んでいません。しかし、自由診療が増えて、マーケティングで顧客獲得する手法、リード獲得やナーチャリングという手法が、医療業界でも有効な時代になりつつあります。また、昔から病院は口コミで情報が広まっていましたが、Web時代の口コミ形成で後れを取っています。病院がWeb戦略を考える、そんなことさえ考えない人が多い業界で、病院経営にとってWebがどれだけ効力を発揮するかを実際の数字で証明してみせる仕事ともいえます」（広報・WEBマーケティング推進課）。

TMGグループの各施設でも、病院がWebマーケティングをすることに疑心暗鬼な人もいる。その現状を打破していく駆動力のある人を、TMG本部では求めている。

ワークライフバランスを意識した働き方を実現できる環境

「TMG本部のクライアントは、グループ内の各施設。だから、Web制作会社でのクライアントワークと比較すると、安定した働き方が得られます。納品期日が“絶対”ではないですから、働き方に融通が利きます。（広報・WEBマーケティング推進課）。

ワークライフバランスを意識した働き方を求める人なら、TMG本部でWebマーケティングやWeb開発・制作のノウハウを生かしながら、安定した働き方を実現できそうだ。

「TMG本部全体では、約150名のスタッフが働いていますが、Webチームは少数精鋭。自ら考えて動くことができます。TMGグループはクラブ活動も盛んで、運動会等グループ全体での行事も多く、コミュニケーションが活発です。社会貢献の活動にも参加できる機会もあります。グループ内の病院を利用すれば『診察料』がバックされる制度もある等、社員の福利厚生の充実にも力を入れています」（人事部）。

健康的な生活を送りたいと願っている人材なら、医療グループで働くのは大きなメリットだと言えるだろう。