日本と海外(フィリピン・セブ)のリソースを組み合わせて最適なソリューションを展開!
バックエンドエンジニアとして入社後、インフラ基盤を含めた設計・実装を各プロジェクトで担当し、一年足らずでAWSアソシエイト3冠を達成。うさぎとかめでいうとうさぎ派
第二新卒として入社し、いきなりセブへ(笑)今ではプロジェクトをリードし、担当クライアントを持つまでに成長。うさぎとかめでいうとかめ派
株式会社gecogeco(ゲコゲコ)は、東京(渋谷)とフィリピン・セブの2拠点体制で、ITコンサルティング事業やソフトウェア開発事業を展開する会社だ。東京では上流のITコンサルティング領域を担い、セブではシステムインテグレーション領域、オペレーション領域を主に担当する。2017年6月の設立以来、クライアント企業の企画部門やIT部門と協働し、DX実現に向けた事業の戦略立案支援、サービスの立ち上げ、システムインテグレーション、その後の安定運用まで一貫して携わってきた。
海外のITリソースを活用したソフトウェア開発は、2000年代は中国、2010年代はベトナムが中心だった。そういった国々との仕事は通訳や翻訳者が間に立ち、日本での成果物ドキュメントを翻訳したり、日々日々のプロジェクトコミュニケーションでは翻訳者を介したエンジニア同士のコミュニケーションをとるケースが一般的だ。
一方、近年はアジャイル開発のようなスピード感を重視し、チームで緊密なコミュニケーションが求められる開発スタイルが主流となっており、これまえでのやり方ではそのまま海外のITリソースと協働することは困難な状況になってきている。
これに対して、gecogecoが取り組むセブでのシステムインテグレーションは、英語を上流工程から一貫して用いることで、余計な翻訳・通訳ステップを廃し、スピード感を持った対応を可能としている。
他にも他のアジア各都市に比べて、フィリピン・セブに拠点を構えるメリットは多く存在するという。
(1)アジアトップの英語力をいかしたスムーズなプロジェクトコミュニケーションの実現
(2)フィリピン第二の都市として多くのIT企業が進出しており、経験豊富なITリソースの確保が可能
(3)世界TOP10に入るBPO都市であり、また、観光地としても世界有数であるため、外国人向けの衣食住環境が整っている
こういった利点を活かし、高品質かつコストパフォーマンスに優れたサービスを提供することで、創業から3年足らずで多くの上場企業をクライアントに持つまでに事業基盤を拡大することができている。
代表を務める御手洗宏氏は、株式会社リクルートや株式会社リクルートテクノロジーズで、新卒から一貫してITマネジメント、ソフトウェア開発に携わってきた。プロジェクト推進や組織マネジメントにおいては、その時の経験が大いに役立っているという。その後は、フィリピンやバングラデシュで事業統括や新規拠点立ち上げを経験し、アジア各国の多様なエンジニアと協働してきている。この中で、現状のオフショア開発の課題を多く垣間見る機会があり、それらに対する最適なソリューションを提供したいという想いから生まれたのが今のgecogecoの事業だ。
gecogecoの主なクライアントは、すべて大手企業・スタートアップであり、かつ、創業以来良好な関係性を維持し続けられているという。それを裏付けるかのように、売上高も2500万円(2018年6月期)→5700万円(2019年6月期)→7500万円(2020年6月期)と年率二桁以上の順調な成長カーブを描くことができている。