ソフトバンクグループ企業として創業。設立10年目の2020年からプロパー社員を採用中。
株式会社ビューンは、2010年に日本で初めての雑誌電子書籍読み放題サービス『ビューン』を始めた会社だ。
その後はマンガや旅行ガイドへとジャンルを広げながら、個人向けだけでなく法人向けにも様々な読み放題サービスを展開。
2019年には培ったサブスクリプションビジネスの知見とノウハウを活かし、
店舗の定額制導入支援『sub.(サブ)』の提供を開始した。
ソフトバンクグループ企業として創業した同社は、設立から10年という節目を迎え、満を持してプロパー社員の採用をスタートした。
これからの10年を担い、成長の推進力となる人材を募る。
同社は2010年、ソフトバンクが発売したiPadに最適なコンテンツの提供を目的として創業した。
当初はソフトバンクとの緻密な連携のもと、コンシューマ向けに新聞・雑誌の読み放題『ビューン』を展開。
その後トレンドの変遷やニーズを先取りしながら、女性向けや雑誌購入など独自サービスを続々と立ち上げて拡大した。
ソフトバンクグループ企業の位置づけながら、積極的な事業展開をはかり独自性を高めていったのだ。
掲げるビジョンは「コンテンツとITでもっと世界をおトクに」だ。
代表取締役社長の大石隆行氏は「トクには“得”だけでなく、“特”や“徳”など、複数の意味を込めています」と話す。
このビジョンのもと、2016年には法人向け事業を開始する。
賃貸住宅の入居者や美容室・病院などの利用者向けの読み放題サービスは、導入実績4万拠点、利用者50万人にのぼる。
読み放題利用者の“トク”とともに、事業者にとっても競合との差別化や顧客満足度向上につながる“トク”を生み出すことに成功したのだ。
その後サブスクリプションモデルは広がりを見せ、電子書籍の読み放題サービスも増えたが、
スピーディーな判断とアクションで次々とアイディアを追加する同社は、常に先行するポジションにいる。
大石氏は「当社が先行したサービスに他社が追随する形になっています。競合は増えたものの、追う立場ではありません」と自信を見せる。
成功に自信を深めた同社は、培ったサブスクリプションビジネスの知見と、コンテンツを様々な形のコンセプトで売るノウハウを横展開できないかと考えた。
プレイヤーが少ない市場を模索し、着目したのはリアルな店舗でのサブスクリプションだったしかし店舗側が独自に実現するにはハードルが高い。
そこで同社は、店舗が簡単にサブスクリプションを実現できるソリューションを低価格で提供する『sub.』を創り出したのだ。
サブスクリプションの知見とノウハウを横展開した新規事業
『sub.』は利用客に無理なく継続してもらえる会員制度(定期券・回数券・月会費)を作れるサービスだ。
立地や業態によって適した会員制度を選ぶことが可能で、初期費用は無料。システム開発も不要で、
ITリテラシーが高くない店舗でも無理なく導入できる形になっている。
導入する業種は、動物カフェ、エステサロン、レストラン、コワーキングスペース、居酒屋など実に多彩だ。
プレイヤーが少ないブルーオーシャンで世の中になかったサービスを展開する『sub.』は、スタートから2年という短いタームで黒字化に届く勢いだ。
同社は既存事業を伸ばしながら、コスト削減や売上向上につながる新規事業ならば今後も積極的に展開するという。
担当領域にとらわれない社員からのアイディアと企画出しは歓迎だ。
「新規事業専任者は置きませんので、現状業務を担当しながらのアイディア出しになります。
知見やノウハウ、客とのネットワークなどのアセットを有効活用して、我々がやる意義ある事業であることが大切。
現状業務に就きながらの取り組みになりますが、勤務時間外や休日に無理にやれということではありません。
出してもらったアイディアが実現へ向けて動いたならば、特別ボーナスという形でしっかりリターンします」と大石氏。
現状の業務をベースにしながらも、チャレンジできる仕組みを用意している。
事業の立ち上げにあたり大石氏は「まずはアイディアを自己否定するべき」という信念を持つ。
「新しいことは思いつくよりも否定することが難しいのです。いいと思ったものは、たいてい世の中にすでにあります。
そこからどうしていくのかを考え、アイディアに修正をかけなければ事業として成り立たせることはできません。
社内の人間の場合、余計な気遣いやバイアスによって、率直な意見はなかなか期待できない。
だからこそ、まず自分で否定できるかどうかが大事になるのです」
この思いがベースにあるため、採用ページには歓迎する人物像として
「自分の思い込みを自己否定する素直な人」という一文が掲載されている。
他にも「他人を尊重しつつ自分の信念を貫く勇気を持っている人」、
「辛い時に助けてくれた人への感謝を忘れず恩返しを心がける人」という項目があり、
他者への感謝と尊敬を大切にするカルチャーが伺える。
自己判断と裁量のもと瞬時の判断でダイナミックに進めていける醍醐味
設立10年目にしてプロパー社員の新規採用を始めただけに、
今後入社する社員によって「ビューンらしさ」が作り上げられる側面がある。
大石氏は「ソフトバンクグループのよさである、前例に固執せずスピーディーに新たなチャレンジへ挑む姿勢はベースにしながら、ビューンならではの独自性を作っていきたい」と話す。
組織上の階層はあるものの、意見や思いがあれば率直に伝えてほしいという。
フラットなコミュニケーションでのスピーディーな展開は、小数精鋭規模である同社の持ち味だ。
「売上が伸びても、社員数をむやみに増やして労働集約的な事業をやるつもりはまったくありません。
ITを駆使した効率的な事業展開をしたい」と明言する。
それゆえサービスの根幹を担うエンジニアには、期待がかかる。
サービス開発部リーダーと、初のプロパー社員として入社した2名のエンジニアに話を聞いた。
同社でのエンジニアリングの面白さについて、
「コンシューマ向け、法人向けとそれぞれにシステムを持っていて色々回せるところ」、
「システム開発、インフラ、クラウド、アプリ開発まで広い経験ができる。フルスタックを目指している人だとマッチする」、「ユーザーから言われたことをそのままやるのではなく、企画から参加してものづくりに参加できる。よいサービスを作ろうという思いを共有して、ビジネスに近いところまで提案できる」といった声が挙がった。
様々なチャレンジができる分、社内外で折衝が多くコミュニケーションの巧みさが必要なシーンも多い。
「納期や工期など、厳しいと感じる局面もあります。システム負荷や技術的な観点から、簡単にYesを出せないこともままあります。そんな時こそ前向きに捉えて、最善策を出せることが望ましいです。ひとつの方法がダメだったとしても、すぐに諦めるのではなく、どうしたらできるかをポジティブに考えられる人だと活躍の幅が広がるでしょう」と話す。
目的地に到達するために、別の手段やルートを複数挙げられる周到さが必要だという。
自己判断と裁量のもと、瞬時の判断でダイナミックに進めていけるのが醍醐味だ。
最後に大石氏から寄せられたGreenユーザーへのメッセージを紹介しよう。
「まだまだ小さい会社ですし知名度もマイナーですが、一緒に世の中に爪痕を残しませんか?
小さな爪痕でもいいのです。当社での時間が人生の1ページを彩る思い出になれば幸いです」
新たな成長局面を迎えた同社に参画する好機だ。少しでも関心を抱いたならば、ぜひアクセスしてほしい。
株式会社 ビューンの社員の声

30代前半
2020年07月入社

30代後半
2017年10月入社

30代前半
2014年04月入社
自社でコンテンツ調達営業から運用まで一...続きを読む