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株式会社SECAI MARCHE

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 商社(卸売)・流通・小売り系

東南アジアの食品流通に変革を起こす

上場を目指す
グローバルに活動

企業について

野菜や果物といった生鮮品に関する生産者と消費者を、世界規模で繋ぐダイレクトeコマース事業を展開する株式会社SECAI MARCHE(セカイマルシェ)。同社はマレーシアに拠点を構え、現地の消費者に対して日本の食材をはじめ、世界各国の「おいしいもの」を一つのプラットフォーム上で販売するサービスを行っている。現在の購買層は、ホテルやレストラン、カフェといった、いわゆる「HoReCa(ホレカ)」業態の顧客が中心となっているが、今後は一般の消費者もターゲットとして見据えながら事業の拡大を目指しているのが同社の姿だ。

同社の事業は、2018年の設立からわずか2年の期間で顧客数を約200社、商品の仕入れ先となる契約農家数を約80にまで伸ばしながら規模を拡大。その歩みについて、同社の代表取締役の1人、早川周作氏に話を聞いた。

「私は、元々エンジニアとしてキャリアを積んでいましたが、約14年前に会社を辞めて農業に取り組む、いわゆる“脱サラ農家”になろうと思ったのです。そこで、農家といっても普通の形では面白くないので、エンジニアリングを活かした農業を始めようと思い、ロボット技術を駆使した生産工場を立ち上げました。そして、その技術と生産体制を活用しながら、日本人がつくった農産物の魅力を海外にも届けたい、おいしい日本の農産物を世界中の人々に食べてもらいたいというのが私の思いでした」

当時は、日本の農家で生産されたものを海外に展開することは、物流面やマーケティング面から見ても非常に困難であり、それを解決したかったと早川氏は振り返る。農家の人々はつくることに精一杯であり、海外に向けた営業販売にまで手が回らない。その課題を解決する手助けをしたかった早川氏は、その後大手コンサルティングファームにおいて国内生産農産物の海外輸出支援にも携わる等、積極的な活動を続けるようになる。その活動を通して知り合ったのが、当時マレーシアで日本のお茶の卸とお茶カフェの運営を行っていた、同社のもう1人の代表取締役である杉山亜美氏だった。

「自分とは逆に、日本からの農産物を買いたい現地の消費者という立場にいたのが当時の杉山でした。そこでは、日本のものを買いたいけれど情報が少なく、なかなかいいものが見つけられない、見つけられたとしても運んでもらえないといった課題を抱えていると、杉山から伝えられました。私には生産者側の課題があり、杉山には消費者側の課題がある。その双方を解決できるソリューションがあれば、多くの人に喜んでもらえると考えたのが、当社設立のきっかけとなったわけです」(早川氏)。

生産者側と消費者側という双方の課題を解決する事業をスタートさせた同社は、まずマレーシア現地で「レストランを開拓すること」「契約農家を開拓すること」の2点に注力した。ほとんどがドアノック的な手法での開拓だったため、苦労することが多かったと語る早川氏は、それ以外にも物流面等にも困難な課題があったという。

「当社を立ち上げた際には、自分達で物流を手掛けるつもりはなかったのですが、東南アジアには生鮮品を運ぶコールドチェーンの物流が充実していません。大型トラックでのコールドチェーンはあるのですが、日本でいうところの宅配便レベルのものは存在しないので、そこをゼロから構築している状況です」(早川氏)。

同社では、現地の運送会社をはじめ、食料品のデリバリーを行うバイクドライバー等の協力を得ながら、生産者である農家と消費者となるレストランを結ぶ物流網を構築することに成功。生鮮品を新鮮なまま輸送する体制を整え、同社のプラットフォームで取り扱うアイテム数を2,500種類以上にまで伸ばしながら、事業を拡大し続けている。その成長率は、年率で実に500%以上となっており、そのスピードに対応する体制づくりこそが、同社が次に解決すべき課題となっているということだ。

「今までの2年間は、私がエンジニアとしてシステム開発に携わってきました。実制作は、これまでお付き合いのあった外部の開発者にお願いしている外注の体制でしたが、事業展開のスピードに対応するためには、内製のスタイルに変える必要があると私は考えています。そこに取り組んでいくのが、今の当社の課題となっています」(早川氏)。

数多くのアイテムをラインナップし、ホテルやレストランといった消費者からのオーダーに対応するシステムを維持するためには、その運用や開発の場面でもスピーディさが求められる。例えば、改修が必要なシステム上の問題が起きた場合、外部パートナーに依頼して解決に2~3週間も要するような体制では不十分であるというのが、早川氏の考えだ。

「まだCTOも不在の状況ですが、その人材登用も見据えながら社内のエンジニア組織を構築していきます。私自身もエンジニア出身なので感じられるのですが、この事業に関わる最大の魅力は“今までになかったもの”をつくることができるという部分にあります。自身の手掛けたシステムが影響する規模の大きさにやりがいを感じ、革新的な物流インフラの構築という仕事の面白さを感じられる環境が、当社にはあると思っています」(早川氏)。

現在の同社組織は、マレーシア現地30人のメンバーと日本3名の開発メンバーで構成されている。開発部門については、その組織作りからスタートする段階であり、まさにこれから入社するエンジニアがその中心人物となる。企業としてもスタートアップであり、所属部門に関してもこれから拡充していくという状況の中、入社するエンジニアには「その状況を楽しんでほしい」と早川氏は語る。

「ゼロベースで何かをつくり上げること、チャレンジすることを楽しめる方には、是非加わっていただきたいですね。私達は“今までやったことがないことをやる”ということを目標としていますし、クリエイティブな思考で仕事に取り組めるのが当社の特徴だと思います。在籍する社員達もチャレンジ精神が旺盛ですし、ミーティングを行うと話題が尽きないぐらいの熱意があります。そして、その熱意をもとにやりたいことに対して、大きな自由度があるのが、当社の一番の社風なのではないでしょうか」(早川氏)。

そう語る早川氏から「実行力に関しては誰もかなわない」と評される杉山氏に、これからエンジニアとしての転職を目指す方々にメッセージを送ってもらった。

「当社が拠点を置くマレーシアをはじめ、東南アジアの国々は日本のように恵まれすぎていない部分があります。だからこそ、みんな欲があり、チャレンジ精神が旺盛なのだと思いますし、そして“夢”があるのだと思います。当社は、色々なメンバーからそうした刺激を得ることができますし、チャレンジすることが好きな人にはこれ以上ない環境だと思います」(杉山氏)。

最後に、杉山氏によれば「冷静に俯瞰して物事を見ることができる、様々な意見を取り入れながらブラッシュアップしてくれる人物」だという早川氏にもメッセージをもらった。

「日本は今、大量消費の時代からこだわりの時代に変化してきていると思っています。その状況の中では、モノがあふれている時代には目立たなかった“つくり手”に注目が集まるようになり、さらにインターネット等のツールを通して “つくり手”の情報がダイレクトに伝えられるようにもなっています。これからは、もっと日本の農家さんのレベルの高さを世界に知ってほしいと思いますし、その発信拠点として私達が役に立ちたいとも思っています。日本の農家さんという“つくり手”のために、世界で頑張りたいと思えるエンジニアの方に、是非来ていただきたいですね」(早川氏)。

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求職者の声

企業情報

会社名

株式会社SECAI MARCHE

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

商社(卸売)・流通・小売り系 > 物流・運送・倉庫・梱包

企業の特徴
上場を目指す、グローバルに活動
資本金

24,000万円

設立年月

2018年07月

代表者氏名

代表者 早川 周作・杉山 亜美

事業内容

EC事業、輸出入事業、卸売事業

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

Beyond Next Ventures, Rakuten Ventures, Monex Ventures, Spiral Ventures Asia, Agribusiness Investment & Consultation

従業員数

30人

平均年齢

30歳

本社住所

東京都江東区

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