転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)

勤務地

年収
ログイン会員登録
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像

エンゲート株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

ギフティング・コミュニティをきっかけに、個人が個人を応援する世界を作る

上場を目指す
自社サービス製品あり

企業について

“テクノロジーの力で、夢と人を繋ぐ”をミッションに、最先端のICTテクノロジーを活用した製品・サービスの開発と提供、コンサルティング、受託開発等を行っているエンゲート株式会社。同社はスポーツチーム・選手と、ファンとのコミュニティ形成及び長期の関係構築を目指している。2018年10月に、ファンが“投げ銭”で応援できるブロックチェーンを応用したギフティング・コミュニティ『エンゲート』をリリースした。

ファンは『エンゲート』に登録後、お気に入りのチームや選手をフォロー。購入したポイントを、試合での好プレーや日々の活動に対して、ギフティング(投げ銭)で応援できる仕組みだ。投げ込まれたギフトは、各チームの運営費や選手への支援金として支払われる。その履歴がブロックチェーンに記録されるのだが、この点については次項でふれる。

サービス開始にあたり、湘南ベルマーレ(サッカー)、横浜ビー・コルセアーズ(バスケットボール)、徳島インディゴソックス(野球)、琉球コラソン(ハンドボール)、フウガドールすみだ(フットサル)等のチームが参画。2019年12月現在で、参画チームは26に増えている。

『エンゲート』の立ち上げは、代表取締役社長の城戸幸一郎氏が、友人のセーリング選手を支援したことがきっかけとなっている。城戸氏の高校時代の友人である石橋顕氏は、セーリングの日本代表選手。しかし、世界大会に参加するためには、3年間で数千万円もの資金を準備する必要があった。そこで城戸氏は仲間とTシャツの制作・販売を通して資金の約3割を援助。無事、世界大会への出場を実現させた。

「その時、同じように資金面で苦労している選手は沢山いるのだろう、と実感しました。才能もある、やる気もある、でもお金がない。そのために夢を道半ばで諦めてしまう。そんな選手を資金面で応援できたらと考えるようになったのです」(城戸氏)。

そこで城戸氏が導入したアイデアがギフティングである。当時、城戸氏は前職のIT会社に勤務していた。海外事業の統括を通して、様々なインターネットサービスに目を配っていた。中でも注目していたのがギフティング・コミュニティだ。既に世界では、個人がeスポーツやエンターテインメントのライブ配信を行い、ユーザーがギフティングを行うプラットフォームが急速に拡大していた。サービスによっては、配信する個人に“月間”最大5,000万円相当のギフティングが行われているという。

「しかし、私が調べた限りでは、リアルなスポーツへのギフティングを行うという事例はありませんでした。ならば自分でコミュニティを立ち上げようと決めたのです。個人が個人を応援する世界を作ること。それが当社の目標です」(城戸氏)。

『エンゲート』の立ち上げにあたり、城戸氏はインターネットを取り巻く潮流の変化も感じとっていた。インターネットの普及によって、まず情報のマッチングを最適化する流れが確立された。次の段階として、その流れが金融の世界にも入り込んできている、というのが城戸氏の見立てだ。

「個人が、自分の持っている資産を“自分だけのもの”として線引きせず、誰かを支援することに使う、という流れが生まれてきているように思います。そうでなければ、1ヶ月で5,000万円相当のギフティングが行われたりしません。いわば共有経済、共感経済が誕生しつつあるのです。インターネットによって、情報の線引きがなくなり、次に金融や資産に関する線引きがなくなる。そんなP2P(ピア・トゥ・ピア)の時代こそ、『エンゲート』は真価を発揮します」(城戸氏)。

インターネットを個人が自らの資産を提供するプラットフォームとしては、既にクラウドファンディングがある。しかし城戸氏によれば、クラウドファンディングとの違いは継続性にあるという。『エンゲート』は一人10円という少額からの支援が可能なので、ギフトを送る側の負担がなく、サステナブルである。一人10円の“頑張れ!”というギフトを送り、そのギフトが積もり積もって、選手のスパイク代やユニフォーム代になるのだ。

そして前述のとおり、ギフティングの履歴はブロックチェーンに全て記録されていく。改ざん・消失等のリスクはないので、誰がどの選手を支援したかが半永久的に残される。城戸氏はその記録を“絆”と表現する。

「現役を引退した選手は、セカンドキャリアとしてジムを開いたり、店舗を構えたりします。その時、ブロックチェーンの履歴をたどり、継続的に応援してくれたファンに様々な告知をすることができます。そして、そこからファンとの新たな関係が始まる。ただのブロックチェーンじゃない。そんな未来を予感させるブロックチェーンだからこそ、“絆”なのです」(城戸氏)。

現在、同社には“エンゲート経済圏”を作り上げていくという構想がある。『エンゲート』上でのギフティングを一つのきっかけに、様々な金融事業とかけ合わせ、スポーツチームに新たな収益をもたらす施策を多数検討中だ。これまでにも、株式会社ジェイ・スポーツと共にリアルタイムギフティングサービス『試合応援バトル』を共同開催。また、2019年8月には、株式会社ヒト・コミュニケーションズとの業務提携契約を締結し、新たなスポーツチームの開拓やスタジアム運営等の協業を行うことになっている。

「2020年を一つの節目として考えています。夏までには、『エンゲート』といえばスポーツ支援と認知されるようにしたいと考えています」(城戸氏)。

同社は、ビジネスモデルだけではなく、社内の運営もユニークな方法を採っている。WEBサイトを見ると社員数は4名となっているが、さらに下へとスクロールすると、実際にはそれ以上のメンバーが関わっていることが分かる。

もちろん、社員数は間違いなく4名である。Fan Creator、リードエンジニア、福岡在住のWEBデザイナー、そして2019年入社の新卒というメンバー構成だ。しかし、社外のパートナーも数多くジョインしている。CTOの南蔵人氏をはじめ、営業面、サービス開発面で7名もの社外パートナーが存在している。このユニークなパートナーシップについて、城戸氏はこう語る。

「一人ひとりがマネジメント能力を持ち、アウトプットベースで周囲の信頼をしっかり得ています。それができれば、社内の人・社外の人ということはあまり意識していません。もっといえば、社員であっても、別に9~17時の間、オフィスにずっといる必要はないと考えています。TV会議システムをはじめ、コミュニケーションツールは発達しているのですから」(城戸氏)。

実際、リモートワークをしている社員が2名いる。一人は、Fan Creatorの小澤祥子氏。小澤氏は静岡に拠点があり、同社の渋谷オフィスに出勤するのは平均週2日だ。普段は契約しているチームに課題をヒアリングし、『エンゲート』上での解決策を提案。時にはチームの遠征先に同行することもあるという。

また、福岡在住のWEBデザイナーは、渋谷オフィスには年1〜2回程しか来ない。それでもデザイン等、アウトプットしてくる仕事を見ると、城戸氏はもちろん、周囲のメンバーも全く問題ないと感じるそうだ。

「会社は、試合をするフィールドです。試合中にどんなプレーをするか、具体的な動きを選手に委ねるのは当然ですよね。もちろん私は監督として、大きな方向性や、最低限やってほしいことは伝えます。しかし、試合が始まったら選手、つまり社員や社外パートナーのマネジメント能力とアウトプットを信じるだけです」(城戸氏)。

一般的な勤務時間帯の枠組みで働くことが難しい人材は沢山いる。マネジメント能力を持ち、アウトプットにも自信がありながら、その枠組みが壁となり、働くことを諦めかけている。「そんな人材を、当社は積極的に採用していきたい」と城戸氏は語る。その言葉は、実力があるのに資金面が壁となっている選手を応援したい…という『エンゲート』誕生のきっかけと、どこか重なるものがあった。

PR

すべて見る

インタビュー

エンゲート株式会社のインタビュー写真
代表取締役社長 城戸 幸一郎氏 福岡出身。小学生の頃からサッカーチームに所属し、ミッドフィルダーを務める。九州大学を卒業後、大手通信会社に就職。人事の経験を積んだ後、IT会社に転職し、17年間勤務。全国の地方支社や海外事業の統括、フード&ドリンク事業の執行役員を務める。2018年2月にエンゲート株式会社を設立し、同社の代表取締役社長に就任。現在に至る。

── サッカーは、いつ頃からされていたのでしょうか。

サッカーは小学生の頃に始めました。ポジションはミッドフィルダーです。あまり上手くはないのですが、小学生時代に全国大会に出場した経験もあります。大学に入ってからは、自分でサッカーのチームを作り、オーナー兼キャプテンとして活動していました。

サッカーの魅力は沢山あるのですが、一つ選ぶとすれば“チームスポーツ”であることですね。世界レベルの選手が1~2人いるだけでは、絶対にチームは勝てません。ボールを持っている選手以外のメンバーが、相手の裏をかきながらどう動くか。その動きを想定したセットプレーを、事前にどれだけ練習しておけるか。それによって勝敗が決まるの... 続きを読む

社員の声

すべて見る

企業情報

会社名

エンゲート株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
上場を目指す、自社サービス製品あり
資本金

5100万円

設立年月

2018年02月

代表者氏名

代表取締役 城戸 幸一郎

事業内容

■ スポーツ・エンパワーメント・プラットフォーム「Engate(エンゲート)」の開発・運営
『エンゲート』は、ファンが“投げ銭”で応援できるブロックチェーンを応用したギフティング・コミュニティサービスです。

ファンは『エンゲート』に登録後、お気に入りのチームや選手をフォローし。購入したポイントを、試合での好プレーや日々の活動に対して、ギフティング(投げ銭)で応援できる仕組みで、投げ込まれたギフトは、各チームの運営費や選手への支援金として支払われます。

株式公開(証券取引所)

従業員数

4人

本社住所

東京都渋谷区渋谷3-6-16 エメラルドアオキビル 3F

この企業と同じ業界の企業

画像なし
エンターテイメント 株式会社
ユーザー数200万人のチケットフリマ「チケジャム」を運営!グローバル展開にも挑戦
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
掲載をお考えの企業様
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.