設立35年の歴史。金融系、製造・流通・物流系などの開発を手がけ成長中
金融・証券・流通分野の業務システム開発をはじめ、インフラ構築、SEサービス、パッケージソフト開発を手がけている株式会社システムハウス.アイエヌジー。1985年1月の設立以来、35年にわたって独立系企業として成長を続けてきた。
代表取締役社長の村越伸夫氏は、同社で長年にわたって金融系システム開発に携わってきた元システムエンジニア。2018年に創業者で現会長の矢作富夫氏から経営を引き継ぎ、代表に就任した。村越氏は次のように語る。
「当社は設立当初から“社員の幸福と優れたソフトウェアによる社会貢献”を経営理念として掲げ、業務に取り組んできました。これまで培ってきた技術力と、真摯に仕事に取り組む社員の姿勢は、大手ベンダーをはじめとするお客様から高い評価をいただいており、中には創業当初から30年以上お取引を続けていただいている会社もあります」。
ちなみに社名は「企業としてずっと進化し続けたい」という想いを込め、英語で現在進行形を表す「ING」と命名した。
同社の開発実績は、金融系をはじめ、製造・流通・物流系、官公庁・地方自治体、情報・通信など、幅広い分野に及ぶ。中でも金融・証券・流通部門では業界トップクラスの実績で、特に投資信託総合管理システムや流通全般の業務アプリケーション開発には絶対の自信を持つ。取締役 管理本部 本部長/システム本部 統括部長の酒井孝之氏は次のように語る。
「もともとは金融分野の業務システム開発からスタートし、その後通信、流通など他の分野へと幅を広げていきました。投資信託におけるシステム開発については、他社が注目していなかった時代にいち早く携わり、確かな実績を残しました。それによって培った高い技術力がお客様からの信頼を生み、その信頼がまた高度な開発業務につながるという好循環を生み出しています」。
また、豊富な開発実績を通じて得たノウハウやアイデアを活かし、自社オリジナルシステム・サービスの開発や、「東京下町問屋街」「ITサポート台東」といった自社サイト運営も行っている。
大手ベンダーからの信頼は厚く、着実に実績を重ねており、業績も好調だ。売上高はここ5年以上にわたって右肩上がりで伸びを続け、2015年3月期の14億円から2020年3月期には21億5000万円と、5年間で1.5倍に拡大。経営基盤も安定している。
大規模プロジェクトが多く、上流工程から開発まで幅広く携わることができる
同社が得意とするのは、金融・証券・流通分野の業務システム開発だ。中でもJava、.NET、Cなどの言語を用いたWeb・オープン系システムの開発実績が多い。エンジニアが3~15名程度のチームとなってプロジェクトに参加するスタイルで、社員の約8割がお客様先に常駐して、システム開発、インフラ構築などの業務に携わっている。
大規模プロジェクトが多く、要件定義・設計といった上流工程から開発、運用・保守まで幅広く手がけているのも特徴だ。そのため中途で入社した場合、それまで培ってきた経験が活かせる仕事からスタートして、さらなるスキルアップを目指せる仕事にチャレンジできる魅力がある。
もう一つ、エンジニアにとって大きな魅力なのが、教育・研修制度が充実していることだ。社内外合わせて多くの研修を提供しており、技術力を磨く研修からヒューマンスキルを伸ばす研修までカリキュラムは実に多彩。教育・研修に注力する理由について、村越氏は次のように説明する。
「当社にとって一番の財産は社員です。社員のスキルが上がれば会社の価値も上がり、その結果、お客様からの信頼獲得につながると考え、教育・研修には特に力を入れています。社員のみんなにどんどん受けて欲しいので、研修への参加は業務扱いとしています」。
また、資格取得も推奨しており、受験料や通信教育などの受講費用は会社が負担。取得すると一時金のほか、毎月給与にプラスして資格手当を支給している。そのような取り組みの結果、同社には基本情報技術者や応用情報技術者、ORACLE関連資格、ITストラテジスト、システム監査、プロジェクトマネージャー、システムアーキテクト、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストなど、IT関連資格保有者が多数在籍している。
今後の展開としては、年間で新卒20名に加え、中途採用にも力を入れて、新たな人材を採用しながら会社の規模を拡大し、さらなる成長を目指したい考えだ。
「現在、事業のベースとして売上を支えている金融・証券・流通といった分野はしっかりと継続していきます。それに加えて新たに取り組もうと考えているのが最先端技術の分野です。我々の業界ではどんどん新しい技術が生まれており、近年AIとかIoT、RPA、ビッグデータなどの技術革新が注目されています。今後はこれら最新技術にも力を入れて取り組んでいきたいですね」。(村越氏)
家賃補助をはじめ、社員一人ひとりの活躍を応援する制度が充実
現在、同社では約200名の社員が活躍している。年齢層は20代が約4割と最も多く、続いて30代が約3割、40代が約2割という割合で、平均年齢は約35歳。村越氏によると「協調性があり、常に相手の気持ちを考えて行動できる人が揃っている」という。社風について酒井氏は次のように語る。
「社歴や役職に関係なく意見が言い合える風通しのいい環境ですね。社員の提案がきっかけで新しい制度ができることもあります。古くには、社内で毎週金曜日はカジュアルな服装で働いてもいいカジュアルデーとしていますが、この制度も社員の発案です」。(酒井氏)
日頃、社員たちはプロジェクトごとに仕事をしているが、帰社日や定期的に行っている親睦イベントなど、社員同士が交流を図る機会も多い。社員旅行は毎年実施しており、5年に一度は海外へ行くことにしている。野球、テニス、フットサル、ゴルフ、ボウリング、読書会などクラブ活動も活発だ。
そして同社の大きな特徴は、 “人が主役”という考え方のもと、社員の活躍を応援する様々な制度を充実させていることだ。
例えば上限3万円の家賃補助を支給する住宅家賃補助制度があるほか、確定拠出年金制度、退職金制度も完備。また、女性社員の育休取得率は100%で、出産を経て短時間勤務制度を利用して復帰して活躍中の社員も多い。また、完全週休2日制(土日)・祝日休みで年間休日は120日以上。残業は月15時間程度で、プライベートも大切にしながらメリハリをつけて働くことができる。
「私のミッションは社員一人ひとりが持っている能力を十二分に発揮できる環境をつくることです。私自身システムエンジニア出身で、エンジニアの気持は良くわかります。これからも社員の頑張りにさらに応えていきたいと思っています」。(酒井氏)
そんな同社が求めるのは、コミュニケーション能力を備えた方、また向上心があってPLやPMとして活躍したい方だ。村越氏は次のように語る。
「中途入社する方には、経験やスキルを活かし、メンバーをまとめてプロジェクトを引っ張っていくリーダーやマネージャーとしての活躍を期待しています。私たちと一緒に、成長する喜びを感じながら仕事に取り組む方をお待ちしています」
安定した経営基盤と充実した待遇・教育制度のもと、エンジニアとして成長できるのが同社の魅力。これまでの経験を活かして、ステップアップを目指す方にはおすすめの環境だ。
毎年実施の社員旅行では100人以上が参加し、5年に一度は海外へ行く。(2019年度はタイ)
株式会社 システムハウス.アイエヌジーの社員の声

20代前半
2018年04月入社

30代後半
2013年06月入社

40代後半
2002年10月入社