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プラネット・テーブル株式会社

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農家の安定経営をサポート!農畜水産物の流通・購入支援サービス『SEND』

上場を目指す

企業について

プラネット・テーブル株式会社が提供するサービス『SEND(センド)』は、農畜水産物の流通・購入支援サービスだ。農畜水産物の流通支援を通じて、生産地と消費地をダイレクトにつなぎ、生産者には安定経営と収益アップを、購入者には食材の多様性を提供している。

品川に食材センターを持ち、全国から届く農畜水産物を管理。オンライン注文を受けると、365日年中無休で新鮮な食材を届ける。登録料・年会費も無料で、常時300種以上の季節食材が揃い、午前3時までに注文すれば当日配送も可能。さらに一定価格以上の場合は配送料も無料となるなど、利便性も抜群だ。

「SENDの主な購入者は飲食店です。そのほか、ウェディング会場やホテルなど、定期的な注文が見込めるユーザーをメインターゲットにしています。レストランのシェフや料理屋の板前は、個性的な料理を創作するため珍しい食材を常に求めています。しかし、既存の農産物の流通は、一般消費者に需要の高い野菜を中心にしています。特に、フレンチやイタリアンのシェフは、国産の西洋野菜が安定して手に入らず困っています」(代表取締役社長・森雅俊)

珍しい野菜を手に入れるため、料理人が個別に生産者を見つけて直接取引している現状を『SEND』は劇的に変える。料理人は『SEND』に発注するだけで済むため、手間とコストが削減でき、生産者からすれば珍しい野菜を生産すれば、一般的な野菜を生産するよりも高価格での取引が可能となり、収益アップにつながる。それだけでなく、プラネット・テーブルがパイプ役となって料理人のニーズを知ることができ、経営を安定化することさえできる。

「料理人のニーズをフィードバックして、生産者に作付けの参考にしてもらいます。ニーズが高い農産物に関しては、当社から生産者に作付け依頼をします。珍しい野菜は価値が高い一方、消費が限定的になるため、生産者からすればリスクもありました。しかし、当社が間に入って料理人のニーズをヒアリングすることで、そのリスクは軽減されます」(森氏)

2015年8月にリリースされた『SEND』は、順調に登録件数を伸ばし、購入者は7600を超え、生産者も登録ベースで2700に。団体で登録しているところが多く、登録件数の3から5倍、少なく見積もっても6000名の生産者が利用している。JAを使いながら、並行して利用しているケースも少なくない。生産者からすれば『SEND』は収益先の多様化になる。

また、20代の人も含め若手の生産者が多いのも特徴。地域の次世代を担う人たちの『SEND』に対する期待の表れでもあり、今後、継続的に取引が見込める生産者でもあるため、『SEND』の今後も明るい。

「市場に流す既存の流通では、一般的な食材が大多数を占める一方で、一般的な食材は毎年「豊作貧乏」状態。流通量が多いため、価値が下がるからです。さらに言えば、作り手の熱量が異なる農作物でも一様に扱われるため、努力しても報われず生産者のモチベーションが保てません。農産物の新しい流通を作ることで、若い世代の生産者に希望とチャンスが生まれると考えています」(森氏)

『SEND』は生産者と購入者を直接つなぐことで、中間マージンを削減し、生産者に還元する。生産者が『SEND』に農産物を送る際の送料もSENDが負担する。

「生産者にとって、購入者との直取引にかかる手間や送料は大きな負担になっていました。『SEND』に一括出荷できることで、送料によるビハインドが軽減されます。九州や四国の遠方では、農産物の送料がかかるため、東京近郊の生産者に比べ価格競争の面で不利になって、悪い意味での『地産地消』に陥ってしまい、規模が小さくなってしまいます。『SEND』は一括出荷によってそんな生産者の悩みを解決します」(森氏)

『SEND』は生産者へのアドバイスや作付け依頼を通じて、日本の農産物の生産マップを塗り替えようとしている。「適期適任」をキーワードに、これまでとは違う場所で新たに野菜を栽培してもらうことで、野菜の安定供給にも貢献している。土地の気候や特色、生産者の得意分野を見極めて作付け依頼することで、年間を通して国産の西洋野菜が手に入るようになった例もある。

「全国の生産者で出荷リレーを組むことで、料理人も安定的に野菜を手に入れられます。生産者と料理人のマッチングサービスではなく、自社で物流を持ち、買い切りの卸売を選んでいるのは、生産者と料理人の手間や無駄なコストを省くためです。マッチングサービスだけでは、農産物流通に関する課題は解決しません」(森氏)

「農産物流通に関する課題解決」をミッションに躍進するプラネット・テーブル。今後は、関東で配送可能エリアを広げながら、大阪や名古屋といった東京以外の大都市圏への進出、あるいは産地側で集積して一括して運ぶ仕組み作りも視野に事業拡大を狙う。加えて、ミッション達成のために、さまざまなサービスの開発も続けていく。その一つが『FarmPay(ファームペイ)』だ。

「『FarmPay』は、生産物を一早く収益に変える、生産者向け早期支払サービスです。『事業者との取引は入金サイクルが長くて困る』『農産物をいち早く現金化したい』など、生産者のお金に関する悩みを解決するサービスです」(森氏)

2014年5月に創業した同社は、アルバイトを含めて90名程度の組織に成長し、2018年12月には監査法人と契約を結び、上場準備をはじめた。事業拡大へ向けて、経営面でのバックアップも万全。エンジニアの採用も進めて、『SEND』をブラッシュアップし新しいサービスを開発していく意向だ。

「エンジニアがやれること、やるべきことが山積している状態です。だからこそ、自ら考えてどんどん前に進んでくれる人材を求めています。生産者への発注から倉庫での管理、購入者への出荷・配送まで、各所でシステム化を進めて効率化を図っていきます。『購入してくれるシェフ』『出荷してくれる生産者』『社内のオペレーション担当者』とユーザーが3種類のため、技術的にも面白いサービスだと思います」(取締役 情報システム部管掌・北村瑞木)

上から降ってくる仕事をこなすのではなく、解決すべき課題と向き合って、自分の頭で考えて解決策をひねり出し、それを実行する仕事なのだ。システム化を推進することで、農産物流通の中間マージンを削減でき、生産者にも購入者にもメリットを享受してもらえる、やりがいある仕事だといえる。

「当社で働く人たちは、背景も目標もさまざま。農業関係の仕事に従事してきた人は少なく、みんな入社してから知識を蓄えています。地方創生に興味を持って当社を知った人や、親類に農家がいることから日の農業問題を真剣に考える人、流通・物流の課題解決にチャレンジしたい人など、いろんな人のやりたいことが集まっている会社です」(森氏)

流通の入り口から出口まで、すべての過程に携われるチャンスがあり、流通・物流のシステム化に興味があるエンジニアにとっては、学べることがたくさんある。農産物の流通・物流は、今後システム化で改革が進められる業界。その最前線で活躍するチャンスが、プラネット・テーブルにはある!

企業情報

会社名

プラネット・テーブル株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

その他 > その他業界

企業の特徴
上場を目指す
資本金

5,000万円

設立年月

2014年05月

代表者氏名

森 雅俊

事業内容

生産者支援プラットフォーム『SEND』の開発・運用など

株式公開(証券取引所)

従業員数

90人

本社住所

東京都渋谷区渋谷1-11-1 COI西青山ビル6F

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