いま、私たちは エネルギー革命の真っ只中にいます。
世界では、化石燃料から持続可能なエネルギーへの移行が着実に進んでいます。日本では、東日本大震災の後、ようやく再生可能エネルギーの普及を促進するために、固定価格買い取り制度(FIT)が導入されました。しかしながら、経済産業省の2030年の日本の電源構成の目標は、再生可能エネルギーが22~24%と、その目標さえ達成されるか怪しい状況です。
日本のエネルギー自給率は、わずか8%。残りの92%を輸入に依存している化石燃料は、将来必ず消滅します。そして化石燃料は市場価格が不安定なだけでなく、為替にも大きく左右されます。日本の国の借金がGDPの200%を超えた現実を踏まえると、日本ほどエネルギーの自給が必要な国はないでしょう。ほぼ無限にある持続可能なエネルギーにシフトすることが急務なのです。
私たちは、持続可能な社会を目指しています。GPSSという社名には、再生可能エネルギーのコストが化石燃料よりも安価になる「グリッド・パリティ」を達成することで、持続可能な社会を作る、という思いが込められています。
そして私たちには、もうひとつの使命があります。それは幸福な会社を作ることです。私は世界100か国以上の旅をして、人々が幸せになりやすい社会と、そうでない社会があることに気が付きました。幸福度の高い社会は、個人の自由が最大限に尊重されるべく多様な価値観が認められています。だから私たちは、多様性をとても重視しています。個性が最大限に発揮されることで、よりクリエイティブで、幸せな個人が増えていきます。
個性あふれる社員が持続可能な社会のために努力することで、GPSSでは、個人の幸福追求と社会的な利益を、同時に達成することが可能となってくるのです。
グループ共同代表 目﨑雅昭
5つの持続可能エネルギー事業
日々変動する需要量のなかで、安定的にサステナブルなエネルギーを供給するには、各エネルギー源の特性を踏まえた組み合わせ(エネルギーミックス)が不可欠です。太陽が沈むとソーラーパネルの発電量が落ちるように、自然のゆらぎによって電力の供給量が影響を受けるからです。GPSSは、みんながいつも安心してサステナブルな暮らしができる社会を実現するため、持続可能な5つの電源を幅広くミックスした事業展開を行っています。
▶太陽光
発電量が天候に左右される太陽光発電は、設備利用率が約13%と低い変動電源です。そのため、GPSSでは発電容量と発電効率の
最適化を追求。また、世界の最適な設計・施工技術を導入し、発電コストを極小化した発電所の建設と運用を行っています。
▶風力
日本は風向きが一定でなく発電を難しいものとしています。発電コストの低減や地域コミュニティとの信頼構築も課題です。
GPSSは、欧州大手と購買、エンジニアリングや監視含む保守メンテナンスで協業し、強みである開発とファイナンスを合わせた
体制で臨んでいます。
▶中小水力
古くから電源として利用されてきた水力ですが、規模が小さくなると、採算面で事業化が難しく未開発の資源が数多くありま
す。GPSSは、自社でEPCを行い、より効率的かつ低コストで発電所を建設することができるので、これまで事業化が難しかった
案件も実現可能です。
▶地熱
24時間365日と原発同様に設備利用率の高い、ベースロード電源です。一方、発電のためには高温の地熱資源の確保が求められ
ます。調査・開発両チームが連動し、資源開発の効率を高めています。地域と共同で事業化し長期的に維持する独自のモデルを
全国で行っています。
▶バイオガス・WTP
地域ごとにあるさまざまな資源となりうる有機物(WTP:Waste-to-power)をエネルギー源とした発電です。これまでゴミと
して処理されてきた有機廃棄物をエネルギー資源として利活用できる形に変換し、地域と一体となって長期に渡る資源循環を生
み出すことを目指します。
完璧な人なんていない、多様な個性が一緒に成長する会社
GPSSグループは、社員一人ひとりが、より仕事を効率化できる環境、アウトプットしやすいワークスタイルを提案している会社です。
具体的には、役職や年齢に関係なく社員同士をニックネームで呼びあったり、オフィスのリラックススペースに遊び心を入れたり。
それは他社から見れば、少し異質かも知れませんが現実として、この方針が社員の主体性を育み、誰もが積極的に事業に向き合う風土をつくり出しています。
ただ、会社としては、まだまだ発展段階にあり、今後も試行錯誤を繰り返していくことになるでしょう。
だからこそ、当社の一員になっていただく方にも完璧を求めていません。
期待しているのは、あなたの“これから”です。
GPSSグループには、多様な個性が集まってきています。
私たちと一緒に成長し、理想とする会社を作りましょう。