前のめりに挑戦し続ける組織に根付く理念「360°挑戦する」ということ
慶應義塾大学商学部卒業
学生時代、WEB系インキュベーション会社で新規メディア事業責任者として、プロジェクトマネジメントとビジネス化、アライアンスに従事。在学中2014年4月に現在のガロアを設立
株式会社ガロアは、代表の浅井氏が大学在学中の2014年に、大学生送客に主軸をおいたインターネット広告代理店として創業したIT企業だ。
創業当時は浅井氏の自宅アパートを間借りする形でのスタートだったが、現在では社員数約15名の規模で、外部資本を一切受け入れずに東京・六本木ヒルズ森タワーに入居するまで急成長を遂げている少数精鋭のベンチャー企業である。
ガロアの主力事業は、企業と大学生のコミュニティをマッチングする協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」である。400大学5000団体を超える学生団体が利用しており、オンリーワンなサービスを提供しているユニークな企業だ。
そんな「協賛プラットフォーム」「大学生プロモーション」のリーディングプレイヤーが今、事業領域を大きく拡大している。
2022年現在、既存の大学生協賛プラットフォームの事業基盤と新規事業開発力を生かして、人材・不動産・エンタメ・医療など10カテゴリの専門メディア事業、運用型求人広告プラットフォーム事業「Qope」などの新規事業も急成長を遂げている。現在は協賛プラットフォーム事業を上回る規模となっており、引き続き事業領域を拡大しながら、様々な分野で挑戦し続けている真っ最中とのことだ。
そんなガロアの事業成長を支える組織の土台には何があるのか。ガロアの組織に根付く 「360°挑戦する」というValue からガロアの組織を探ってみたい。
「私が組織に対していつも気にかけていることは、当事者意識をもって泥臭く挑戦できているか、仕事を楽しもうとしているかという点です。仕事は当事者意識をもって取り組むことが何よりも重要であり、その姿勢が、泥臭くも深く考え練られた仕事に繋がっていくと思います。勿論、挑戦していく中で失敗や挫折をすることもありますが、失敗を恐れることなく挑戦と自分の成長を楽しんでほしい。「360°挑戦する。」というValue には、当事者意識をもって挑戦を楽しむことで、ワンランク上のサービスを作っていく組織でありたいという想いが込められています。」(代表取締役 浅井 亮祐氏)
このような社員が思う存分挑戦し続けられる環境が整っている点に加えて、少数精鋭だからこその経営陣との距離の近さも、風通しの良い自由な環境づくりに繋がっているようだ。さらにガロアでは社員一人一人がそれぞれの挑戦に集中できるように、社員を支える管理システムの強化にも専念している。
「ガロアは少数精鋭な組織だからこそ、一人に対する期待がその分大きくなります。社員が安心して、失敗を恐れず挑戦し続けられるように目標管理制度(MBO)の運用やリモートワーク・フレックス制などの主体的に挑戦できる環境や制度を整えています。」(浅井氏)
ガロアでは、新たな発想とテクノロジーで、時代をもっと先へ押し進めていく会社でありたいという目標をもって、「Create A New Angle.」というビジョンを掲げている。インターネット技術を活用して時代を牽引していく会社を目指すというビジョンに共感し、熱意をもったメンバー達がガロアには集まっている。