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ミューゼオ株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

大切な「モノ」との生活を楽しみ、世代・国境を超えて人をつなげるWebサービスを展開

自社サービス製品あり

企業について

「育てよう、モノへの好奇心。楽しもう、大切なモノとの生活。」というミッションを掲げ、自分だけのミュージアム(博物館)が作れるコレクション投稿型SNSサービス『ミューゼオ』や、愛用品がみつかるWebマガジン『ミューゼオ・スクエア』などのWebサービスを提供しているミューゼオ株式会社。

代表の成松淳氏は、有限責任監査法人トーマツ勤務、東京証券取引所出向などを経て、2007年1月に初代のクックパッド株式会社の取締役CFOに就任。同社がまだ従業員10名弱の時代から成長に貢献してきた。同社の東証一部昇格を機に退任し、2013年4月に設立したのがミューゼオ株式会社だ。

「クックパッドではCFOというロジスティクス(兵站)と参謀的な役割を持ったチームの責任者として事業の成長を支援していました。ある程度組織も出来上がり自分がいなくても回るようになってきたと判断し、一度自分でもサービス開発を含め事業そのそものをやってみたいと思うようになってきました。私は人生哲学として、人と同じ方向には進まないで、逆張りをすると決めています。ちょうど伸び盛りの会社の役員を続けるよりも、小さいですがもう一度ゼロからやる道を選ぶ方がその哲学には合っていると考えました」。(成松氏)

そして2014年に同社初のサービスとしてリリースしたのが、コレクション投稿型SNSサービス『ミューゼオ』である。

「私は子どもの頃から、いろんなモノに夢中になってきました。特に革靴や洋服が好きで、革靴のコレクションは気がついたら300足を超えているほどです。ある日、自宅で革靴を磨いている時に、ズラリと靴が並んでいるのを見てとても幸せな気分になったのです。その理由を考えたのですが、例えばオフィスで自分のデスクの上にフィギュアなどを並べている人がいますよね。もしかしたら原始的なミュージアムは、こういうことから始まったのではないか。さらに狩猟時代から残る本能で、人間は集めたものが並んでいるのを見るとハッピーになるのではないかなどと考えたのです。そういう意味では、ミュージアムというコンテンツは、太古の昔からあってかつ本能に根ざしたものだから、時代が変わってもなくならない。そこで自分だけのミュージアムを作れるサービスを作ろうと思ったのです」。(成松氏)

もう一つ、このサービスが誕生した背景には、成松氏が若い頃からモノの楽しみ方を多くの人たちから学んできた経験がある。

「昔、行きつけのカフェで年上の方たちと話していた時のことです。ある方から“キミはシルバーのティーポットで紅茶を淹れて飲んだことはある?””全然違うよ”と言われたのです。そこですぐに100年位前の英国で作られた純銀製のティーポットを購入し、それで紅茶を淹れて飲んでみました。驚くほど味が違ったわけではなかったのですが、そのひとときは、今でもとても豊かな時間です。このように好きなモノを通じて世代や国境を超えて人と人とがつながり、情報をやりとりできる世界を作りたい想いもありました」。(成松氏)

現在、同社がコレクション投稿型SNSサービス『ミューゼオ』と共に企画・運営しているのが、Webマガジン『ミューゼオ・スクエア』である。これは、モノを楽しむ人やモノづくりに取り組むメーカーのストーリーを紹介するWebメディア。サイトでは「スーツ・ジャケットをオーダーメイドで楽しむ秘訣」「ロマン感じる機械式時計の名機たち」「アンティーク・シルバースプーン収集のススメ」といったこだわりのコラムを読むことができる。スーツ・ジャケット、マニュアルカメラ、機械式腕時計、文房具、アウトドアギア、アートなどカテゴリーは多彩だ。

「かつてはこういった人生に深みと楽しみをもたらしてくれるモノについて、深く追求した専門書がたくさんありましたよね。でも今は街の書店が減ったこともあって、読む機会が少なくなってしまいました。『ミューゼオ・スクエア』は、いわばそんな専門書のWeb版です。自分が集めているモノに関する知識を深めたり、楽しむ方法を発見したり、興味を持つきっかけになったりするメディアを目指しています」。(成松氏)

『ミューゼオ』と『ミューゼオ・スクエア』の2つのサービスは、リリース以来徐々にユーザー数を拡大し続け、現在では月間利用者数25万人、総ページビュー100万、月間投稿アイテム約1万点の人気サービスへと成長した。

そして3つ目のサービスとして2018年からメーカーや小売店、インポーターなど法人に向けて提供を開始したのが、企業ミュージアムをオンラインで作れるSaaSツール『クラウドミュージアム』である。

「おかげさまで『ミューゼオ』と『ミューゼオ・スクエア』は皆さんに楽しんで使っていただいていて、ユーザーの方たちの生活を変える存在にまでになりました。そこで次のビジネス展開としてリリースしたのが『クラウドミュージアム』です。これは製品を直接売るためのツールではありません。自分の会社のモノ作りにかける想いや、製品の面白さなどを伝えることにより、コアなファンをつくっていくためのマーケティング支援サービスです」。(成松氏)

すでにイギリスのファッションブランドを取り扱っているインポーターが、商品紹介やブランドストーリーを発信するなど、徐々にユーザーが増えてきている。今後より機能を強化し、利用者の拡大を図っていく考えだ。さらにこれらのサービスに加え、現代アートの愛好者向けの新サービス『CaM by Muuseo(キャム・バイ・ミューゼオ)』のリリースに向けて準備を進めている。


同社のオフィスは、都心でありながら緑も豊かでエレガントな雰囲気が漂う街として知られる東京都港区白金台にある。開放感があって、明るくカフェのようなフロアでは、20~30代の若手社員が中心となって活躍しており、サービス開発担当やマーケティング担当、メディア編集担当など各メンバーがお互いに意見やアイデアを出し合いながら仕事に取り組んでいる。リモート開発制度を設けていて、集中して制作や開発に取り組みたい時などは、自宅やカフェで仕事をすることも可能だ。

同社の魅力は、社員一人ひとりに与えられる裁量が大きく、新機能や新サービスの企画段階からプロジェクトに参加する機会が多いことだ。また、アドバイザーという形で各領域の第一線で活躍するスペシャリストが参画しており、スタートアップながら一流のプロフェッショナルと一緒に仕事ができる。

「入社1~2年目の20代の若手にも決定権を委ね、例えばメディアの企画づくりやサービスのコンセプトづくりから任せています。そんな若手を伴走者のようにサポートするのがアドバイザーです。ビジネス開発領域、コンテンツ領域など各領域で経験、実績共に豊富な人材を揃えています。そして若手社員がわからないことがあったり、迷ったりした時は、各領域のスペシャリストに遠慮なく相談できるようにしています」。(成松氏)

そんな同社が求めるのは、アートやファッションなど何か熱中している「モノ」があり、自分の価値観をしっかり持っている人、そしてチームワークを大切にしてメンバーの意見にも耳を傾けることができる人材だ。

「来ていただきたいのは、自分なりにこれが美しくてこれが美しくないという価値観がはっきりしている方です。美しさというのは見た目もありますし、所作や行動の美しさもあります。だだし、自分の価値観や意見を一方的に主張するのではなく、他人の価値観も受け入れることができる方と一緒に仕事がしたいですね」。(成松氏)

今後は、各サービスをさらにブラッシュアップしながら国内での基礎を固め、ゆくゆくは同じ趣味や嗜好を持つ人同士が国境を超えてつながって、より人生を楽しむことができるサービスを開発し、世界中のコアなファンに届けていきたい考えだ。

人々の生活に豊かさや潤いを与える新しいサービスを自らの手で生み出してみたい方、専門領域を超えた仕事にも挑戦しながら自分の能力の幅を広げたい方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがだろう。

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インタビュー

ミューゼオ株式会社のインタビュー写真
代表取締役社長 成松 淳氏 公認会計士として有限責任監査法人トーマツ勤務、東京証券取引所出向などを経て、2007年1月よりクックパッド株式会社の取締役CFO(委員会設置会社移行後には執行役CFO)に就任。同社の草創期において従業員10名弱の時代から経営陣として成長に貢献する。同社の東証一部昇格を機に執行役CFOを退任し、身の回りの大切なモノとの生活をもっと楽しみにすることを次のミッションに、ミューゼオ株式会社を設立する。

── 仕事をする上で大切していることは何ですか。

基本的には、自分がやりたいと思えること、強いと思う領域で勝負することです。子供の時に思っていたのですが、勉強が得意な友人はやっぱり喜々として勉強しているんですね。私自身も得意な科目は良かったのですが、不得意な科目はひどい感じでした。だから何かやるならば、その中心は、自分のやりたいこと、得意なことに置くようにしています。これが結局、最大の力の源になる継続につながると思っています。
そういう意味では、常に学習し続けることも大切にしています。探索と実行を積み重ねることで、それ以前よりもできることが増え、人生を楽しめるようになるといった意味です。これは実は仕事... 続きを読む

企業情報

会社名

ミューゼオ株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > その他マスコミ・エンターテイメント・メディア系

IT/Web・通信・インターネット系 > Webマーケティング・ネット広告

企業の特徴
自社サービス製品あり
設立年月

2013年04月

代表者氏名

成松 淳

事業内容

「育てよう、モノへの好奇心。楽しもう、大切なモノとの生活。」というミッションを掲げ、Webサービスを運営しています。

【サービス一覧】
■ 自分だけの博物館が作れるコレクション投稿型SNSサービス『ミューゼオ』
■ モノを楽しむ人やモノづくりに取り組むメーカーのストーリーを紹介するWebメディア『ミューゼオ・スクエア』
■ メーカーや小売店、インポーターなど法人に向けて提供を開始したのが、企業ミュージアムをオンラインで作れるSaaSツール『クラウドミュージアム』

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

経営陣、アドバイザーなど

従業員数

5人

本社住所

東京都港区白金台4-7-12 白金台Nビル301号

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