株式会社WILBY

株式会社WILBYは、インターネットビジネス、特に、自社メディア『SAKIDORI（サキドリ）』の企画・開発・運営をおこなっている会社だ。設立は2013年11月で、東京・恵比寿西に本社を置く。設立以来、右肩上がりで成長し2017年10月には株式会社ビックカメラ（東証一部上場）グループの一員となった。大手企業のリソースを使いながら、より充実した情報を届けられる強みを獲得したのもWILBYの強みだ。

『SAKIDORI』は話題の”モノ”情報を集めたWebマガジン。家電やカメラなど、話題の“モノ”情報を、わかりやすく紹介する。月間のPV数は1800万、同サイトを通して売れるモノの総額（流通総額）は月間17億円を達成している。メーカー関係者やEC事業者からは「モノが売れるメディア」として注目され、主要取引先であるAmazonや楽天市場とは、業界でも珍しい直契約を結んでいる。

設立の経緯は、創業者の安田直矢氏が3Dプリンター関連のビジネスを検討していた際、ハードウェアベンチャーにヒアリングをしたところ、「素晴らしい製品をつくっても少人数で開発している会社はPRまで手が回っていない」と気づいたことがキッカケ。そこで、つくり手と買い手をつなぐ架け橋となるべく、『SAKIDORI』をスタートさせた。

現在代表を務める和田 陽は株式会社ビックカメラ出身。旅行客の多い国内最大級店舗での販売からキャリアをスタートさせると、インバウンド室に異動し訪日外国人旅行客向けの施策を担当。その後、EC事業部での広告営業や自社メディア制作の業務を経て、2022年6月に株式会社WILBY代表に就任した。

『SAKIDORI』では、家電をはじめアウトドアやスポーツグッズ、生活雑貨、洋服など幅広くモノを扱っている。あらゆるモノをECで気軽に購入できる現代は、便利な反面、「モノ選び」に迷ったり失敗したりするシーンも多い。『SAKIDORI』は、日常のそんな課題を解決する場所として、単にモノを紹介するだけでなく、選び方やメーカーの特徴、製品による違いなども掲載。専門用語や難しい言葉はできるだけ使用せずに、わかりやすく伝えている。

メディアコンセプト：「ほしいが見つかるモノメディア」
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いつでもどこでも簡単にモノが買える時代。
便利になる一方で、世の中にはモノがあふれ、
モノ選びに迷うことも増えました。

記念日のお祝いや大切なあの人へのプレゼント。
本当はワクワクするモノ選びが、目的のモノになかなか出会えず、いつの間にか辛い作業になる。

私たちは、そんなモノ選びで迷った時に頼りになるコンシェルジュのような存在でありたい。

日常の「困った」が、これ「ほしい」に変わり、自分にぴったりのモノと出会うことで、ちょっとだけ生活が豊かになる。

『SAKIDORI』はそんな一人ひとりの「ほしい」に寄り添うWebマガジンです。
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2023年4月時点の従業員数は60名（アルバイト・業務委託を含む）。組織体制は、編集チーム・ライターチーム・SEOチーム・動画制作チーム・広告チーム・バックオフィスチーム・エンジニアで構成される。そのほか、外部ライターが約90名所属している。役員を除く平均年齢は29歳で、男女比は男性：女性＝4：6の比率。組織の風土としては、個人プレーよりもチームで協力しあいながら業務を進める「チームプレー」を大切にしている。

2019年2月後半、WILBYは恵比寿西へオフィスを移転した。代官山駅や恵比寿駅から近く、とても開放感があるキレイなオフィスだ。コロナ禍は2年ほど基本的にリモート勤務（ただしオフィスは常に開放しており来たいときに出社できる）を続けてきたが、現在は週に1日程度出社日を設けている。

ちなみに、勤務時の服装・髪型は自由だ。社内行事もコロナ状況を鑑みつつ開催しており、キックオフや季節ごとのイベント（忘年会等）がある。2023年には3年ぶりに社員旅行も開催する予定。新メンバー入社時や産休育休復職時には社内をグループ分けして雑談タイムを作るなどコミュニケーションにも力を入れている。