ITの深化で広がるコミュニケーションを我々の技術で、より円滑に、より豊かに

コミュニケーションを大切にするフラットな社風

開発の核となるのは、音声・映像・メッセージングによるリアルタイムコミュニケーション関連の高い技術力
我々ソフトフロントグループは、1997年に設立され、VoIP(インターネット上で音声のやりとりを行うための技術)を核技術としたソフトウェア開発を中心に、リアルタイムコミュニケーションを実現する製品やサービスの開発に注力してきました。
2002年にナスダック・ジャパン(現東京証券取引所 グロース市場)に株式を上場、2016年に持ち株会社として事業を分社化、株式会社ソフトフロントホールディングスへと商号変更をし、多角的かつスピーディな経営判断を可能とする体制に移行しました。
子会社には、事業主体を引き継いだ株式会社ソフトフロントジャパンのほか、大規模Webサイトの構築・運用を劇的に簡単にする純国産CMSを提供する株式会社サイト・パブリス及び、ハルエネでんきの販売を軸に営業販売網を拡大している株式会社ソフトフロントマーケティングがあります。
ソフトフロントグループの心臓部分は、何といっても音声・映像・メッセージングによるリアルタイムコミュニケーション関連の技術力です。多くの通信機器メーカーや通信事業者にご採用いただいてきたのも、その技術力への信頼のたまもの。この、音声処理技術とリアルタイム処理技術をもとに、今は、スマートフォンや電話をインタフェースとする、人との自然な会話を実現するロボットシステムの研究開発にも取り組み、実現化しています。
これまで、非常にニッチな分野の技術と捉えられてきましたが、昨今のスマートスピーカーの普及にはじまったボイスコンピューティング市場の活況により、注目と需要の高まりを実感しており、技術者が不足しています。
当社では、フレックスタイムを導入していることもあり、個人を尊重しつつ立場を超えて自由に議論しあえる社風、プラットフォームに依存しない学びがあるので、エンジニアとしてレベルアップでき、特にネットワークに強くなれるなどのメリットがあります。技術に対する熱いハートをお持ちの職人気質の方に、是非仲間になってほしいと思います。
ソフトフロントジャパンーコミュニケーションの革新を目指すプロフェッショナル集団

株式会社ソフトフロントジャパン
代表取締役社長 髙須 英司

映像・音声技術を活かした自社テレビ会議システムで社内会議
ここからは、ソフトフロントホールディングスの元来の事業主体である、ソフトフロントジャパンについて、代表取締役社長の高須にインタビューしていきます。
―まずは、事業環境とミッションについてお聞かせください。
高須 今やグローバル、ボーダレス時代。企業にとって、ビジネススピードアップとコミュニケーションコストを抑えることは至上命題。
最近は気軽に仲間とチャットしたり、ライブ映像を楽しんだり、時にはおしゃべりに夢中になったり。
距離を感じさせずに離れていても身近に感じられるのが、今のコミュニケーションの世界。
そんなコミュニケーションの世界をさらに革新させ、支えるのがソフトフロントジャパンの使命だと思っています。
「つながる」喜び、「つたわる」感動、を世の中にもたらすことをモットーに、先端技術を含めたテクノロジーを追求するプロフェッショナル集団でありたい!と考えています。
―具体的にはどのような商品や製品を作っているのでしょうか?
高須 チャットやメールなどの文字列でのコミュニケーションだけでは伝えづらいリアルタイムな情報を必要とする場面、実は沢山あります。オフィス、コミュニティ(地方自治体)、ヘルスケア(医療)、教育、様々な業種において映像や音声によるコミュニケーションが必要とされています。
声のトーンで相手の感情を汲んだり、「百聞は一見にしかず」とも言うように、映像によって離れていても瞬時に気持ちや状況がわかったり、文字列ではくみ取れない情報が、音声や映像にはつまっていますが、コストや安全面を懸念して、まだまだ浸透には程遠いのが現状です。
ソフトフロントジャパンでは、「LivyTalk」シリーズでそんな事業者様のコミュニケーション課題を解決!
例えば、「LivyTalk Sign」という製品は、聴覚障害者向けの遠隔手話サービスを展開しています。社会への貢献も私達の喜びです。
それから、「telmee」という商品。
電話をプログラムするとどうなるかをキーワードに、新たな世界観を追及してます。どういうことか、わかるでしょうか?
昔、栄養ドリンクのテレビコマーシャルに「24時間働けますか?」という言葉がありましたよね?
…人間ですから、当然働けません!
「働き方改革」が叫ばれている今や、働き方は様々、働く時間だって様々な時代です。「気合」だとか「根性」でコトを進めるのは古いワケです。
しかしながら、電話というのは、人がかけるのが普通です。
例えばコールセンター。過酷なんです、現実は。オペレーターが紙のリストを使って手動で電話をかけている現状があります。手が腱鞘炎になったり、相手の言葉で心傷ついたり...
そうなってしまうと、企業にとっても痛手。コールセンターの人材不足は喫緊の課題です。
当社の「telmee」オートコールを採用頂ければ、設定をするだけで、1秒に1回電話を自動でかけられるんです。
つまり、要望に基づく設定次第で、24時間、働き続けられる訳です。
この仕組みを利用して、災害時の職員参集や住民向け安否確認(品川区)ですとか、24時間対応可能な日本語会話力テスト(株式会社アルク様)ですとか、様々な場面で採用いただいています。これが、「電話をプログラムする」ことなんです。
しかしながら、一社ではできない事もありますので、複数のアライアンスパートナーと共に活動し、コミュニケーションプラットフォームとして展開しています。お客様の業種業態は様々だけど、お客様それぞれの要望にフィットさせた製品にして、提供しているんです。
高い技術力と強力なブレーン

お客様の期待に応えるため、立場を超えた熱い議論も

「電話」と「インターネット」両方の世界をつなげることができる知識が得られる
―他社にはない強みは?
高須 電話の世界とインターネットの世界の両方を知っていることですね。
電話とインターネット、コミュニケーションの世界ではセットで語られることが多いですが、似ているようで、全然違います。
両方を知っている企業は意外と少ないんです。
Wikipediaで「Android」を検索すると、当社の前身「ソフトフロント」の名前が出てきます。(業界に先だって「インターネット上で通話」に成功)
そのくらい、技術力には自信があります。
世界的に有名な某携帯電話メーカーは諦めたが、うちがやったらできちゃった...なんて話も。
「電話の歴史」と「インターネットの将来」をつなげることができる会社です。
―取引先との関係はいかがですか?
高須 お蔭さまで信頼頂いてます。(大手メーカー様、NTT様など)
ひかり電話対応の映像アプリは業界内では少し有名(スマホdeひかり電話)かな。そういったお客様の期待に応えるためにも、常に新技術をキャッチアップしています。技術に対する熱い激論は日常(笑)です。
「革命的」「破壊的」なソリューションの創出を目指す

スマートフォンや電話をインタフェースとするシステム研究開発への取り組み

他にはない「革命的」「破壊的」なソリューションの創出を目指す
―最終的にはどこを目指していますか?
高須 AI, クラウドを駆使した製品・サービスで、他にはまねできない「革命的」「破壊的」なソリューションを創り出したい。
音声認識、音声合成など我々の身近なところでAIは欠かせない世の中です。
もはや、AIは当たり前、「10年先」ではなく、「3年先」を常に見据えて活動している我らです。
さらにその先は?R&DでのAIロボットコールセンターも控えていて、やることいっぱいです。
究極のゴールとしては、町中や電車の中、飲み会等で、見ず知らずの人がうちの商品やサービスについて語ってくれるような状況に憧れますね。
世の中にソフトフロントのファンを多く作りたい、リアルタイムコミュニケーションでNo.1です!
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